人気の「セレナe-POWER」のライバルといえばトヨタの「ノアシリーズ」とホンダの「ステップワゴン」でしょう。
このうち、ステップワゴンはe-POWERの直接のライバルであるハイブリッド車に加え、パワーと低燃費を兼ね備えたダウンサイジングターボも擁しています。
この記事では「セレナe-POWER」と「ステップワゴン」を比較して傾向の違いを明らかにしていきます。
まず、ステップワゴンとセレナe-POWERのおおまかな違いをチェックし、そのうえで、口コミを比較して、傾向の違いはどこにあるのかを見ていきましょう。
目次
セレナe-POWERとステップワゴンを比較
では、セレナe-POWERのライバル車のステップワゴンの特徴をチェックしたうえで、それぞれのスペックを比較しておきましょう。
ステップワゴンはハイブリッド車に加え、ターボ車もチェックしておきます。
- ステップワゴン e:HEV(ハイブリッド)の特徴
- ステップワゴン ターボ車の特徴
- セレナe-POWERとステップワゴンの比較
ステップワゴン e:HEV(ハイブリッド)の特徴
「ステップワゴン e:HEV(ハイブリッド)」の特徴をハイブリッドシステム、安全装備、スタイリングについて、ざっとチェックしておきます。
- ハイブリッドシステム
ステップワゴンのハイブリッドをホンダは「e:HEV」と呼んでいます。
従来は「HYBRID」と言っていたのですが、2020年1月からこの名前に変わりました。
「e:HEV」をホンダはストロング・ハイブリッドと言っています。
これは、トヨタのシステム同様スプリット方式に分類されますが、シリーズ方式にとても近いシステムです。
トヨタと違って、通常はモーターで駆動し、エンジンは発電を行います。
EV走行が苦手とする高速巡航時や急加速時のみエンジンがモーターの駆動をサポートします。
引用元:https://www.honda.co.jp/tech/auto/powertrains/ehev.html
エンジンアシストを除けば、セレナe-POWERにとてもよく似ています。
大きな違いは高速走行時等ににエンジンの支援があるかどうかです。
比べてみると、モーターはトルクこそ同じくらいですが、出力にはかなりの差があります。
こうしてみると、走行性能、特に高速域では差が出るかもしれません。
- 安全装備
安全装備については、ステップワゴンは「Honda SENSING」を全車標準装備化していましたが、モデルチェンジで最新化されています。
アダプティブクルーズコントロールは全タイプ渋滞追従機能付ですし、トラフィックジャムアシスト(渋滞運転支援機能)を追加しています。
近距離衝突軽減ブレーキ、オートハイビームも新たに追加されました。
アダプティブドライビングビームは「SPADA PREMIUM LINE」に追加され、対向車がいる場合のハイビームの照射範囲を調整してくれますが、目新しい装備ではありません。
4つの魚眼CMOSカメラで車両の全周囲を撮影し、合成した映像をディスプレイに表示するマルチビューカメラシステムは初めての採用ですが、日産に比べれば遅れています。
- スタイリング
スタイリングは好みですが、ステップワゴンは今回のモデルチェンジでは最近の流行であるオラオラ顔からおしゃれな外観に舵を切りました。
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AIR | SPADA |
画像:「ステップワゴンスパーダe:HEV」「ステップワゴンAIR e:HEV」
ノーマルボディのAIRの方はちょっとポップな雰囲気ですし、SPADAも、迫力や押し出しという言葉とは無縁のスタイリングです。
先代ステップワゴンといえばバックドアを横にも開けられる「わくわくゲート」が売りでしたが、新型では廃止されてしまいました。
ステップワゴン ターボ車の特徴
ステップワゴンのターボ車は1.5リッターエンジンにターボの組み合わせです。
1.5リッターながら、最高出力、最大トルクとも、2リッター並みです。
特に最大トルクが「1,600-5,000回転」という広い回転域で発生するのは特筆ものです。
低回転域から強力なトルクが期待できます。
スタイリングや内装、安全装備については「e:HEV」と大差はありません。
セレナe-POWERとステップワゴンの比較
「セレナe-POWER」と「ステップワゴン e:HEV」、「「ステップワゴン ターボ車」のスペックの比較表を作ってみました。
セレナe-POWER | ステップワゴン | |||
---|---|---|---|---|
区 分 | 先代(C27) | 新型(C28) | e:HEV | ターボ車 |
エンジン形式 | 直列3気筒 | 直列3気筒 | 直列4気筒 | 直列4気筒
+ターボ |
排気量(cc) | 1,198 | 1,433 | 1,993 | 1,993 |
エンジン最高出力(PS/rpm) | 84/6,000 | 98/5,600 | 145/6,200 | 150/5,500 |
エンジン最大トルク
(kgf・m/rpm) |
10.5/3,200-5,200 | 12.5/5,600 | 17.8/4,000 | 20.7/1,600-5,000 |
モーター最高出力(PS/rpm) | 136 | 163 | 184/5,000-6,000 | - |
モーター最大トルク
(kgf・m/rpm) |
32.6 | 32.1 | 32.1/0-2,000 | - |
JC08モード燃費
(km/L) |
26.0~23.4 | |||
WLTCモード燃費(km/L) | 18.0~17.2 | 20.6~18.4 | 20.0~19.5 | 13.9~13.2 |
市街地モード | 17.5~16.8 | 21.3~19.7 | 20.4~19.3 | 10.6~10.1 |
郊外モード | 18.6~17.7 | 22.5~20.7 | 21.3~20.7 | 14.6~13.8 |
高速道路モード | 17.8~17.1 | 19.2~17.0 | 19.2~18.9 | 15.4~14.8 |
「セレナe-POWER」と「ステップワゴン e:HEV(ハイブリッド)」の比較では、モーターの最高出力の差が気になりますね。
新型(C28)になってパワーアップしましたが、まだステップワゴンに比べると見劣りします。
燃費はステップワゴンのシステムは先代からのテイクオーバなので、システムを改良したe-POWER車とほぼ互角になっています。
高速のエンジンアシストが無い影響も発電能力の向上でそう大きく出ていません。
「セレナe-POWER」と「ステップワゴン ターボ車」との比較では燃費面で大きな差が出てしまいました。
ここも先代のシステムをテイクオーバーしているので大きな改善は無いのですが、セレナのSハイブリッドと比べればやや良好な燃費を示しています。
ダウンサイジングターボの面目躍如といったところですね。
セレナe-POWERとステップワゴン:口コミの比較と傾向の違い
セレナe-POWERとステップワゴンの口コミを比較して、傾向の違いを見てみましょう。
- 口コミの比較
- 傾向の違い
口コミの比較
では、セレナe-POWERとステップワゴンの口コミ、エクステリア、インテリア、走行性能、燃費の区分で見ていきましょう。
口コミの比較(エクステリア)
エクステリアについては、セレナe-POWERにはノーマルタイプとハイウェイスターがありますから、それぞれに口コミをチェックしていきます。
なお、現時点では発売前なので新型(C28)の口コミはありませんが、スタイリングは同じなので、ガソリン車の口コミを参考までに記載しています。
ステップワゴンの口コミについてはそのあとで、チェックします。
- セレナe-POWERノーマルタイプの口コミ
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先代セレナ(C27) | 新型セレナ(C28) |
画像:「セレナe-POWER ノーマルタイプ」
- Vモーショングリルは迫力があるし、デザインも好みで好き(C27)
- 2分割ライトからボディサイドへの流れるていくラインがとてもスタイリッシュ(C27)
- 派手すぎず、ちょうどいい雰囲気(C27)
- セレナe-POWER ノーマルタイプは後ろからの見た目が最高(C27)
- よりソリッドになってカッコよくなっていて、Vモーショングリルの雰囲気も残っている(C28)
- フロントが大きく変わっていて斬新でいい(C28)
- 質感が高く、ノアのような無塗装樹脂が少なくてとても良い(C28)
といったところで、スタイリッシュだけど、攻めすぎていないイメージは評価されていますね。
-
- セレナe-POWERハイウェイスターの口コミ
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先代セレナ(C27) | 新型セレナ(C28) |
画像:「セレナe-POWER ハイウェイスター」
セレナe-POWERのハイウェイスターのエアロは先代、新型とも高い評価でした。
- フロントマスクが迫力がある(C27)
- オラオラ系でで迫力があって目立ちすぎかと思ったが、慣れれば大丈夫
- リアスタイルが秀逸(C27)
- 3連LEDヘッドランプもいいし、そこから縦に3つ並んだ「フロントグリルイルミネーション」も斬新(C28)
- ライバル車より落ち着いた雰囲気でとてもいい(C28)
という高評価の反面、
- 後輪タイヤがボディの内側に入りすぎでかっこ悪い(C27)
という口コミもありました。
- ステップワゴンe:HEV(スパーダ)の口コミ
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先代スパーダ | 新型AIR | 新型スパーダ |
画像:「ステップワゴンスパーダe:HEV」「ステップワゴンAIR e:HEV」
ステップワゴンは先代ではスパーダにしかハイブリッドの設定がありませんでしたが、新型ではAIRにも設定されています。
ステップワゴンはスタイリングが大きく変わっていますので、参考までに先代と新型両方を記載しておきます。
- マイナーチェンジ後は押し出し感がとてもあって良い(先代)
- 遠目や夜間でも見た瞬間スパーダと分かるデザインがいい(先代)
- わくわくゲートの評価はリアデザインでは好き好きなところはあるが、この機能美、先進性を体現したデザインは好み(先代)
- 今のミニバンらしい迫力のあるフロントマスクはいいと思う(先代)
- 最初はなんてカッコ悪いデザインだと思いったが見慣れてくると、シンプルでかっこいい(新型)
- 原点回帰が売りのデザインはボクシーで非常にシンプルでいい(新型)
- シンプルなデザインが好きなので最高のエクステリア(新型)
- 物足りないかと思ったが、乗っているうちに良くできたデザインと感じる(新型)
先代の押し出しのあるデザインが評価されているましたが、新型のシンプルなデザインの評価も思いのほか高いようですね。
口コミの比較(インテリア)
インテリアについては、セレナe-POWERにはノーマルタイプとハイウェイスターがありますから、それぞれに口コミをチェックしていきます。
ここも、先代(C27)と新型(C28)を併記します。
そのあとで、ステップワゴンの口コミをチェックします。
- セレナe-POWERノーマルタイプの口コミ
- 内装のプラスチック感が強い(C27)
- トヨタに比べると高級感は皆無(C27)
- シートが良くできていて、長距離運転でも全く疲れない(C27)
- 車内の広さだけでなく解放感はすばらしい(C27)
- プラスチック感を感じる部分もあるが、質感は高い(C28)
- シートアレンジで7人乗り、8人乗りに変更できるのは相変わらずいい(C28)
ということで、やや高級感に欠けるかもしれません。
ただ、モデルチェンジを重ねるたびにプラスチック感の声は減り、質感の高さを評価する口コミが増えていますね。
- セレナe-POWERハイウェイスターのクチコミ
- 内装は安っぽくはないけど、高級感は無いので普通といった印象(C27)
- インテリアの装備は充実しているし配置も良好で使い勝手はいい(C27)
- メーターとナビ画面の一体感はあるが、角度は変えられず、座高があると上から覗く感じで違和感がある(C28)
- 高級感があり、メーター内にもナビの地図が鮮明に表示されるのも素晴らしく、シートも全く不満の無いもの(C28)
- 合皮とジャガードのコンビシートは見た目も触り心地、座わった感じもいい(C28)
高級感は増してきているといういい口コミの反面、1.2リッターエンジンのせいか、エンジンのかけはじめに寒くてたまらないという気になる意見もありました。
また、新型ではナビ、メーターパネル一体運用には高い評価でしたが、体格によっては見辛いという評価もあり、気になりますね。
- ステップワゴンの口コミ
ステップワゴンについては、質素で質感があまり高くないという口コミが多かったですね。
- 価格を考えるとプラスチック感が強く、他社の同クラスと比較しても安っぽいと思うが、高級感ではなく使い勝手を重視していたので問題ない(先代)
- ホンダらしく高級感や華美な装飾はないが、収納が多く使い勝手が良い(先代)
- シートの質感はライバル車より遥かに上(新型)
- 質感は先代より向上していて、オットマン付き2列目シートは上質感があっていいのだが、小さい子供たちに贅沢で、ベンチシートがちょうどいい(新型)
- 外装デザインのように内装もいたってシンプルで機能性も申し分ないが、チープな感は否めない(新型)
- デザイン面ではノアの方がいいが質感はこっちが上(新型)
- 車内が黒一色で、おしゃれはゼロと思う(新型)
と機能的には評価は高いようです。
質感は普通、シンプルで良い、高級を求める車ではないので、高級感が欲しい場合は高級ミニバンを買えばいいという口コミもありました。
新型になってもこの傾向は大きくは変わらないようですね。
口コミの比較(走行性能)
走行性能については、セレナe-POWERとステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)、ステップワゴン ターボ車それぞれに口コミをチェックしていきます。
新型セレナe-POWERの走行性能を体感した方はおられないので、先代(C27)の口コミですが、ステップワゴンは新型の新鮮な口コミも拾っておきます。
- セレナe-POWERの口コミ
- e-POWERのせいか、クルーズするように走る(C27)
- アクセルを踏むと、熱いトルクで力強く車体を前に進めてくれるという高い評価が多かったのですが、ワインディングロードやコーナリングが不安定との声も(C27)
- ワインディングなどではeペダルだけでは制動力が不足する場合もある(C27)
- 絶対的な動力性能ではステップワゴンに劣る、という厳しい意見もありました(C27)
- ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)の口コミ
- ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)については、静かで震動が少ない(先代)
- アクセルに対して反応がダイレクトで、滑らかな乗り心地(先代)
- エンジン音よりロードノイズの方が大きい(それほど静か)(先代)
- 高い応答性とトルクの大きさが秀逸(先代)
という高評価が大半でしたが、多少ネガティブな口コミもありました。
- モーターによる常用域での加速性能は申し分ないが、電池容量が少ないようで、EVモードが維持できる時間が短い(先代)
- 高速道路で直結クラッチよるエンジン駆動の恩恵を期待したが、思っていたより感じない(先代)
また、新型では以下のような口コミがありました。
- 先代の方が出足が軽かったような気がするし、ややもっさり感がある(新型)
- 先代以上にパワフルかつスムーズで気持ち良い加速(新型)
- 動力性能は必要十分だが、発進時「アレ」と思うほどのもっさり感は何(新型)
- 高速道路などで一気に加速したい状況ではパワー不足を感じ、100キロ超での追い越しでは滑らかさは全く感じない(新型)
もっさり感はおそらく発進時のもので、安全を考えてこんな味付けにしているようですが、不満を感じる方もおられるのですね。
100キロ超ではエンジンオンリーで走るのですが、エンジンは145PSでトルクも薄く、発電専用のチューニングですから、ターボ車の加速フィールには遠く及ばないでしょうね。
- ステップワゴン ターボ車の口コミ
- ステップワゴンのターボ車については、ミニバン特有の出だしの重い感じが無く、他社のミニバンに比べて良く走ると思う(先代)
- ターボなのに静かで、直進性も高い(先代)
- この種類の車に高い走行性能は求めていないが、きびきび走る(先代)
- 軽快に発進して加速でき、高速道路での追い越し加速もターボ感無しに意外とスムーズ(新型)
- 1500ccなので、アクセルを踏んだ瞬間は非力なものの、中間加速や坂道はターボが効いて乗りやすいが、高速でもう少し余力が欲しい(新型)
など、全体的に高い評価でしたね。
高速での余力に関しては、おそらく今回比較した3つのタイプでは一番だと思うのですけどね。
セレナe-POWERとステップワゴン 口コミの比較(燃費)
燃費については、セレナe-POWERとステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)、ステップワゴン ターボ車それぞれに口コミをチェックしていきます。
- セレナe-POWERの口コミ
- セレナはe-POWERの燃費に対しては、おおむねWLTCモード燃費程度では走れる(C27)
- 冬場暖房をつけると、リッター10キロ前後くらいまで燃費が悪化する(C27)
- セレナe-POWERとSハイブリット車との価格差を考えると、燃費で回収するのは難しい(C27)
- 省エネ運転を行えばカタログ値を超える(C27)
ということで、冬季の燃費以外は高評価でした。
- ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)の口コミ
「ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)」については、WLTCモードはかなり下回る燃費のようです。
- これまで乗ってきたクルマとは比較にならない高燃費(先代)
という意見があるなど、全体的に高評価でした。
しかし、
- 高速道路では100kmで走ると燃費はリッター17kmまで落ち込む(先代)
- 高速道路ではクラッチ直結モードになるが、それでもリッター15km程度で燃費が伸びない(先代)
ここでも、新型の評価をいくつか紹介しておきましょう。
- トヨタ車には勝ってほしいがとても勝てず、完敗(新型)
- カタログデータはあまり進化していないが実燃費は改善している(新型)
- 一般道の燃費はリッター13キロ台後半で満足している(新型)
- ちょい乗りでリッター10キロ、少し出かけると15キロくらい(新型)
など「ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)」にしても高速が苦手という評価でした。
また、 冬の暖房を付けて5km程度の送り迎えだとリッター10km程度になるということで、ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)も冬は苦手なのかもしれません。
また、燃費もリッター13キロとか15キロとかで、WLTCモード燃費は大きく下回るようです。
新型になっても燃費は良くなっていませんし、ライバル車に負けているのを受け入れているようなコメントが多々あるのも気になります。
- ステップワゴン ターボ車の口コミ
ステップワゴンターボについても、WLTCモードはかなり下回る燃費のようです。
- 街乗りでリッター11キロ、高速で14キロで、期待していたほどではないが、悪くはない数値(先代)
- かなり残念で、高速はリッター12キロはいくが街乗りだと10キロいけばいいほう(新型)
と、普通のミニバンと比べればまずまず良好ですし、燃費を求めている人が少ないこともあって、ネガティブな口コミは少なかったですね。
傾向の違い
外観(エクステリア)に関する傾向
外観に関する傾向は口コミから次のような傾向が見られました。
車種 | 重視する部分 |
---|---|
セレナe-POWER | 洗練された都会的なスタイリング→コンセプトは変わらず斬新 |
ステップワゴン | 迫力ある外観→原点回帰でシンプル |
「セレナe-POWER」には洗練された都会的なスタイリングを求める人が多く、今回もその方向で斬新さを打ち出し、そこは評価されています
「ステップワゴン」には迫力ある外観を求める人が多かったのですが、今回の原点回帰のシンプルさも意外と受け入れられていますね。
内装(インテリア)に関する傾向
内装に関する傾向については、どちらもこだわりが少なく、機能性を重視していることが共通していますね。
見た目の豪華さではノア&ヴォクシーにはかないませんが、質感では必ずしも負けていないようです。
走行性能に関する傾向
走行性能については、やはり、「ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)」の方が能力が高いようです。
特に高速域での瀬能を求めるなら「ステップワゴン ハイブリッド」がいいでしょうし、もっとこだわるなら「ステップワゴン ターボ」という選択肢もあります。
燃費に関する傾向
燃費はハイブリッドではステップワゴンに分があったのですが、モデルチェンジで拮抗してきました。
ただ、車体が軽い分、街乗りではセレナe-POWERが若干良好ではないかという意見もありました。
高速走行なら「ステップワゴンe:HEV(ハイブリッド)」ですが、エンジン直結運転をしても圧倒的な性能とまでは言えないようです。
評価の高い口コミ
セレナe-POWERもステップワゴンも評価が高い口コミはエクステリアです。
納得して買われているせいもあって、どうかなと思われる新型ステップワゴンでもかなりの高評価なのです。
燃費についてはノア&ヴォクシーには劣るような気もするのですが、それでもこの車体でリッター15~16キロ程度走るなら評価されるようです。
また、e-POWERの場合、長い上り坂や高速走行に弱いとは言われるものの概ねいい評価です。
ステップワゴンの場合はe:HEVもターボ車も評価がいのは言うまでもありません。
評価の低い口コミ
ここでは紹介しませんでしたが、特にセレナe-POWERに対しての価格面での不満が大きく、装備をステップワゴンと同じにするとかなり高くつくというのです。
また、低コストのはずのシリーズハイブリッドなのにむしろ高いところも不評で、ステップワゴンもe:HEVの価格に対する評価も低かったですね。
インテリアは共通してチープ、プラスチッキーという評価で、改善を評価する向きもあったのですが、評価は低いと言わざるを得ません。
また、ミニバンに共通する問題として走行性能、乗り心地を低く評価する声が多かったのも確かです。
まとめ
確かにセレナe-POWERの口コミをステップワゴンと比較して傾向の違いをチェックしてきました。
大きな違いはエクステリアと走りですね。
都会的なデザインと迫力あるデザインは好みが分かれていましたが、新型ステップワゴンンのシンプルなデザインもまた好き嫌いがありそうです。
また、走行性能は乗ってみないとわからない面もあります。
だから、セレナe-POWERとステップワゴンは実物を見て、できれば試乗するしてみることをおすすめしておきます。
今後、車の乗り換えなど愛車を手放すことを検討されているのであれば↓の内容にも目を通して見てください。
既にご存知かもしれませんが、知らなかったのであれば愛車を相場より大幅に高く売却出来るかもしれません。
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2022年11月28日にセレナのフルモデルチェンジが実施されC28セレナが誕生しました。
フルモデルチェンジが実施されたこともあり、値引き額はやはり縮小されました。
先に発売されたSハイブリッド車については徐々に値引き幅も広くなっているようですが、発売開始されたばかりのe-POWER車については値引き幅は抑えられています。
ただ、そのような時にも限界と言われる値引きから更に安くセレナを購入する方法があります。
それも簡単な方法なのですが、知らない方が多いのです。。
そんな方法を別記事で詳細にまとめていますので一度ご覧になってみて下さい。
ご覧いただいた通り、決して難しい内容ではありません。知っているか、知らないかだけの差です。
たったこれだけで、結果的に支払金額を抑えることができるのです。
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