この記事では、セレナハイブリッドのお買い得度を価格と燃費の関係を交えて考えてみたいと思います。
まずは、セレナハイブリッド誕生の歴史から簡単にみていきましょう。
セレナハイブリッドの誕生
セレナハイブリッドが誕生が発表されたのは2012年7月のことでした。
ハイブリッドといっても日産では「スマートシンプルハイブリッド(S-HYBRID)」というハイブリッドシステムです。
このハイブリッドシステムの大きな特徴は、「シンプル」かつ「コンパクト」ということです。
通常、ハイブリッド車はガソリン車と較べて大型バッテリーの搭載を始めとして大型になる傾向があります。
よって、エンジンルームだけでなく、シートの配置等まで影響が及びます。
しかし、「スマートシンプルハイブリッド」はコンパクトなハイブリッドシステムなので、エンジンルーム内に全てのハイブリッドシステムが収まることで、室内空間への影響がありません。
スズキのハイブリッドシステムもこのタイプのハイブリッドシステムですね。
「スマートシンプルハイブリッド」システムは現行型C27型セレナでも採用されています。
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セレナハイブリッドのグレード
セレナにハイブリッドシステムが搭載されたのはC26型からだということはお伝えしました。
では、どのグレードに搭載されているのかが気になりますね。
【C26でハイブリッドエンジン搭載グレード】
- 20X S-HYBRID
- 20X Vセレクション+SafetyS-HYBRID
- 20G S-HYBRID
- ハイウェイスターS-HYBRID
- ハイウェイスターVセレクション+SafetyS-HYBRID
- ハイウェイスターVセレクション+SafetyⅡS-HYBRID
- ハイウェイスターGS-HYBRID
C26型については、「ハイウェイスター Sエディション」、「20S」と「4WD車」以外にハイブリッド車はラインナップされています。
【C26でハイブリッドエンジン搭載グレード】
- X
- X Vセレクション
- G
- ハイウエイスター
- ハイウエイスター Vセレクション
- ハイウエイスター G
C27型については、「S」以外は4WD車も含めてハイブリッド車はラインナップされています。
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セレナハイブリッドの特徴と仕組み
セレナに採用されているハイブリッドシステムは「スマートシンプルハイブリッド」というシステムだという説明はさせて頂きました。
では、このシステムはどのようなシステムなのでしょうか?
セレナハイブリッドの特徴ですが、まずは「広さはそのままで低燃費を実現している」ということです。
これは既に説明していますので、詳しい説明は省かせて頂きます。
スマートハイブリッドの仕組みですが、ハイブリッド車なのでバッテリーの電力を使ってモーターを動かします。
この動力源であるバッテリーの電力ですが、バッテリーに電力が蓄えられていなければ使えません。
バッテリーの充電といっても電動アシスト自転車のようにバッテリーを取り外して家庭で充電するわけにはいきません。
スマートハイブリッドシステムでは、車が減速する時のエネルギーをバッテリーに充電するシステムとなっています。
動いている車は停車するためには必ず減速することが必要なことを利用しているのんですね。
ここで蓄えられた電力を車を動かくために使うだけでなく、エアコンやオーディオ等に活用されます。
ハイブリッドのお買い得度
C27型セレナは「S」以外は全てスマートハイブリッドが搭載されていますので、「S」に一番近いハイブリッドシステム搭載車の「X」と価格比較をしてみます。
「S」の2WDのメーカー希望小売価格は「2,435,400円」
「X」の2WDのメーカー希望小売価格は「2,674,080円」
「S」と「X」の価格差は約23万円。
そして、リッター当たりの燃費差は「2.2km/L」です。
この価格と燃費差であればリセールバリューのことも考慮に入れるとお買得だと思います。
まとめ
セレナもC26型からC27型にモデルチェンジされたことにより、ハイブリッドシステムを搭載するグレードが増えました。
正確には、「S」グレード以外とも表現出来るので、ほぼ全グレードにハイブリッドシステムが搭載されたことになります。
「スマート」という言葉どおり、本格的なハイブリッド車ではないようですが、通常のガソリン車と比べると燃費は良くなっています。
もし現行モデルの購入を考えているのであれば、必然的にハイブリッド車を選ぶことになります。
今回、記事中でハイブリッド車でない「S」とハイブリッド車である「X」の価格と燃費を比較しましたが、下記で説明している記事ではこの価格差を余裕で取り返す方法を詳しく説明しています。
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