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セレナはe-powerが注目されがちですが、Sハイブリッドという低コストのシンプルなハイブリッドシステムを持っています。

 

ここではそんなセレナのSハイブリッドの仕組みをちょっと詳しめに解説します。

 

そのうえで、他のシステムとの違いた効果をチェックしておきましょう。

目次

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セレナのSハイブリッドとは?

 

まず、セレナSハイブリッドの仕組みについて解説していきます。

 

  1. Sハイブリッドとアイドリングストップの違い
  2. Sハイブリッドのシステム

 

Sハイブリッドとアイドリングストップの違い

 

セレナにもSハイブリッド搭載前はアイドリングストップ車がありました。

 

通常のアイドリングストップ車とセレナのSハイブリッド車の違いは次の2点に集約されます。

 

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance_safety/performance.html

 

 

回生ブレーキで減速時のエネルギーを大容量のバッテリーに貯める

 

セレナのSハイブリッドシステムでは通常のセレナより大容量のバッテリーを用意し、回生ブレーキで回収した電力をしっかり蓄えます

 

アイドリングストップ中も電装品への給電はバッテリーが担いますから、蓄えた電気が少なくなるとアイドリングストップできなくなるのです。

 

セレナのSハイブリッドシステムの場合はバッテリー容量が大きいおかげでこのアイドリングストップの時間が長くなりますし、充電にエンジン出力を使わなくてすむのです。

 

 

回生ブレーキで貯めたエネルギーで発進をアシスト

 

車が一番ガソリンを使うのは発進時と言われていますが、セレナのSハイブリッドは1秒だけですが回生ブレーキで貯めたエネルギーで発進をアシストするのです。

 

アイドリングストップ車の場合はこんな芸当はできません。

 

 

Sハイブリッドのシステム

 

 

引用元:https://motor-fan.jp/tech/article/9352/

 

Sハイブリッドシステムはアイドリングストップ車にサブバッテリーとリレーを追加しただけのシンプルなシステムです。

 

ただ、オルタネーターを兼ねるECOモーターは減速時のエネルギーを回生しますし、アイドリングストップ後の再始動、発進時のモーターアシストを担当します。

 

また、サブバッテリーは容量を増やすためのものではなくて、ハイブリッドシステムが作動しているときに電圧低下から電装品を守るためのようです。

 

サブバッテリーとリレーを追加しただけと言いましたが、ECOモーターは、発電量が150Aから200Aに、最大出力も1.0kWから1.9kWへと強化されています。

 

ハイブリッドのバッテリー自体はS-95とアイドリングストップ車と同じですが、電装品用を分離したので実質的な容量アップです。

 

 

セレナのSハイブリッドの他のシステムとの違いや効果は?

 

では、そんなセレナのSハイブリッドの他のシステムとの違いや効果をチェックしていきましょう。

 

  1. Sハイブリッドとe-powerの違い
  2. Sハイブリッドとトヨタのハイブリッドシステムの違い
  3. Sハイブリッドとホンダのハイブリッドシステムの違い
  4. SハイブリッドとスズキSエネチャージ、マイルドハイブリッドの違い

 

Sハイブリッドとe-powerの違い

 

セレナでもSハイブリッドと違ってe-powerはモーターで動きます

 

その電力供給源はエンジンなのですが発電専用なので発電効率のいい回転数で発電し、Sハイブリッドよりはるかに大きいバッテリーに充電します。

 

バッテリーが一杯になったらエンジンは停止しますし、Sハイブリッドよりもっと強力な回生システムでバッテリーに充電します。

 

このため、Sハイブリッドに比べてはるかにエネルギー効率がいいのです。

 

 

Sハイブリッドとトヨタのハイブリッドシステムの違い

 

セレナのe-powerと違ってトヨタのハイブリッドシステムは「スプリット方式」と呼ばれるものです。

 

セレナのSハイブリッドよりはるかに大きなバッテリーを持ち、エンジンや走行中の回生システムでこまめに充電します。

 

エネルギー負荷の大きい発進時や低速時はモーターで走行し、バッテリーが空っぽになったり高負荷がかかってきたらエンジン走行に切り替わるのです。

 

エンジンが発電機としての機能を持つこととモーター走行能力、走行時間などがSハイブリッドと大きく違い、燃費もe-powerを凌駕するような水準です。

 

 

Sハイブリッドとホンダのハイブリッドシステムの違い

 

セレナのe-powerとホンダのハイブリッドシステム「e:HEV」は同じ「シリーズ方式」と呼ばれるものです。

 

引用元:https://www.honda.co.jp/STEPWGN/stepic/article/15.html

 

エンジンは主に発電に徹し、幅広い領域をモーターで走る点はe-powerとよく似ていますし、Sハイブリッドとは全く違います

 

e:HEVの特徴は、高速道路等の超高速時や力強い加速が必要なときには「エンジンドライブモード」といって、エンジン直結で車輪を駆動することです。

 

ちなみに燃費はe-powerを凌駕する水準です。

 

 

SハイブリッドとスズキSエネチャージ、マイルドハイブリッドの違い

 

引用元:https://www.suzuki.co.jp/car/xbee/performance_eco/

 

SハイブリッドとスズキのSエネチャージ、マイルドハイブリッドの違いはモーターアシスト時間の違いと、マイルドハイブリッドの場合はモーターによるクリープ走行です。

 

スズキSエネチャージ、マイルドハイブリッドにしろどちらもモーター機能付き発電機とリチウムイオンバッテリーの組み合わせというSハイブリッドに似たシステムです。

 

電池の容量が大きいのでSエネチャージでも最長30秒間のモーターアシストができますし、マイルドハイブリッドは発進時、最長10秒間クリープ走行もできるのです。

 

 

まとめ

 

セレナのSハイブリッドが本格ハイブリッドと大きく違うのは、大容量のバッテリーを使ったEV走行や長い時間モータアシストができるどうかです。

 

バッテリー容量はSハイブリッドは鉛、e-powerはリチウムイオンですから比較にすらなりませんし、モーターの出力だって40倍くらい違うのです。

 

ただ、セレナのSハイブリッドのメリットはシステムがコンパクトなのでコストがかからず、重量や居住性へのデメリットも無いことです。

 

4WD化へも何ら支障はありませんので、現行セレナでは低コストでそこそこの燃費改善効果を享受するためには有効と言えそうです。

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