2016年8月24日に発売開始された5代目セレナ(C27型)のビッグマイナーチェンジが2019年8月1日に実施されました。

 

マイナーチェンジが実施する前年である2018年3月1日には「e-POWER」が発売されたこともあり、既にマイナーチェンジが実施されていたような錯覚も。

 

セレナ(C27)は販売も好調で、ミニバンセグメントの中で2017年、2018年と2年連続で年間上半期販売台数1位となり、2018年には年間販売台数は約1万台となり年間1位に輝いています。

 

そして、今回のマイナーチェンジです。

 

今回のマイナーチェンジで一番インパクトがあるのは外観デザインです。

 

まるでトヨタ車を彷彿させるような大型フロントグリルがセレナハイウェイスターに採用され、セレナに関しても前期モデルと比較するとデザインが変更されています。

 

この記事では、セレナ(C27)のマイナーチェンジで変更追加された箇所を詳細に前期と比較する形でご紹介します。

 

エクステリアに関する変更・追加箇所

 

フロントグリルが大型化

 

 

 

上記画像がマイナーチェンジ後のセレナで、左が「セレナ」、右が「セレナハイウェイスター」です。

 

ちなみに、下記画像がマイナーチェンジ前の前期モデルです。

 

セレナ(C27)前期

セレナハイウェイスター(C27)前期

 

ハイウェイスターのフロントグリルが前期モデルと比較して大きく変わっていることがわかると思います。

 

このフロントグリルには名前が付いていて、「ダブルVモーショングリル」といいます。

 

「ダブルVモーショングリル」の特徴は、大型というだけでなくデザインは水平基地調からメッシュ基調へと変更になりました。そして、メッシュを構成しているのは小さな横長のバーを組み合わせることで表現されています。更にいうと、このバーはメッキで仕上げられているため高級感を高めているのです。

 

【ダブルVモーショングリル】

 

 

但し、冒頭でもお伝えしましたがこのデザインが採用されているのはハイウェイスターのみです。

 

ここまではフロントデザインについてお伝えしましたが、地味ではあるもののリアについても変更が加えられています。

 

リアコンビネーションランプもハイウェイスターでは変更されています。

 

【リアコンビネーションランプ】

 

見た目ではわからないかもしれませんが光源がLEDに変更され、設計についてもハイウェイスター専用なのです。

 

ノーマルモデルの「セレナ」に関しては、パット見では変化がわかりませんが、フロントグリルの変更も相まって、バンパー形状も変更となっています。

 

 

インテリアに関する変更・追加箇所

 

次は、インテリアに関して見ていきます。

 

 

 

マイナーチェンジ後のシート地と内装色は前期モデル4色から2色追加され、6色となりました。

 

シート名称 画像 シート地 採用グレード
プレミアムインテリア(NEW) 合成皮革
  • e-POWER ハイウェイスターG
  • e-POWER G
  • ハイウェイスターG
  • G
グレー&ブラック(NEW) ジャカード織物/トリコット
  • e-POWER ハイウェイスターV
  • e-POWER ハイウェイスター
  • ハイウェイスターV
  • ハイウェイスター
ブラック ジャカード織物/トリコット
  • e-POWER ハイウェイスターV
  • e-POWER ハイウェイスター
  • ハイウェイスターV
  • ハイウェイスター
ブラック 織物/トリコット
  • e-POWER XV
  • e-POWER X
  • XV
  • X
グレージュ 織物/トリコット
  • e-POWER XV
  • e-POWER X
  • XV
  • X
防水シート オーテックメーカーオプション

 

上記の6色がセレナ(C27)後期モデルの内装色です。

 

前期モデルは4色だったのですが、「プレミアムインテリア」と「グレー&ブラック」が後期モデルから追加となりました。

 

ここまで、外観と内装の変更追加についてご紹介してきました。

 

次は、今回のマイナーチェンジでもうひとつ大きな変更追加となったのが『安全性能』ですのでご紹介します。

 

 

 

安全性能に関する変更・追加箇所

 

セレナ(C27)後期モデルのトピックのひとつが安全性能です。

 

これまでオプションだった「全方位運転支援システム(360°セーフティアシスト)」が全車で標準装備となりました。

 

全方位運転支援システム(360°セーフティアシスト)

 

名称の通り、車の前、後ろ、側面に対して人、モノなどと衝突の危険性が発生した際にシステムで車を減速・停止させたり、警告音でドライバーに知らせることで衝突を避ける支援システムとなります。

 

このシステムの機能には次の7つがあります。

 

【標準装備】

  1. 先進ライト
  2. 踏み間違い衝突防止アシスト
  3. インテリジェントエマージェンシーブレーキ
  4. 標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)
  5. インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)
  6. インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)+BSW(後側方車両検知警報)
  7. RCTA(後退時車両検知警報)

 

1.先進ライト

 

先進ライトとしては下記の2つの機能があります。

 

  • アダプティブLEDヘッドライト
  • ハイビームアシスト

 

アダプティブLEDヘッドライト」は、ハイビームで走行している際対向車が近づいてくると対向車は眩しさを感じて運転に支障が出ますが、アダプティブLEDヘッドライトはハイビームを維持した状態で対向車部分だけ光量を落とし、視認性を高めます。

 

 

ハイビームアシスト」に関しては、ハイビームとロービームを自動的に切り替えるシステムとなります。

 

 

 

2.踏み間違い衝突防止アシスト

 

昨今、高齢者によるアクセルとブレーキの踏み間違いによる人身事故に効果を発揮するアシストシステムです。車の前方に歩行者や壁などの障害物をセンサーで認識して衝突を回避するシステムです。

 

 

 

3.インテリジェントエマージェンシーブレーキ

 

「踏み間違い衝突防止アシスト」は止まっている車を発進する際での障害物との衝突を回避するシステムでした。

 

一方、「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」は走行中の車が昼夜問わずカメラとレーダーを使うことで前方の歩行者や車両を検知するとメーター内に設けられたディスプレイに警告表示を行いつつブザーでドライバーに危険を通知します。

 

万が一、人による障害物回避が間に合わない場合は緊急ブレーキを作動させます。

 

 

 

4.標識検知機能

 

標識検知機能では、次の3つの通知を行います。

 

  • 進入禁止標識検知
  • 最高速度標識検知
  • 一時停止標識検知)

 

事故につながる標識の見落としには「車両進入禁止無視」「一時停止無視」、そして「速度超過違反」があります。車両進入禁止無視及び一時停止無視は正面衝突の危険性が増し、速度超過に関しては改めて説明するまでもありません。

 

「標識検知機能」では、メーター内ディスプレイに道路標識を映し出しドライバーに注意を促します。更に、標識が車両進入禁止の場合にはディスプレイでの警告表示だけでなくブザーで注意を促します。

 

 

5.インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)

 

この機能は、簡単に言うと高速道路での居眠りによる車線逸脱による事故防止に役立つ機能です。車を運転する際、大きな事故に繋がるのが居眠りです。正気な状態だと車線を逸脱したとしても一瞬でハンドル操作でもとの車線に戻すことが出来ます。

 

しかし、高速道路だとどうでしょう。

 

高速道路では予兆なく一瞬で眠りに入てしまうことがあります。例え一瞬でも一般道と比べると命に関わる大きな事故に発展してしまいます。

 

そんな時、インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)とLDW(車線逸脱警報)によって、車線を逸脱思想になると警告音とブレーキ制御によって、もとの車線に戻るようにステアリング操作をアシストすることで車線逸脱を防止します。

 

 

 

6.インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)+BSW(後側方車両検知警報)

 

このシステムは先程のインテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)とよく似ていますが、ひとつ異なるのことがあります。

 

それは、車線逸脱による後方車との衝突回避をアシストするのです。

 

基本的には車線逸脱の時と同様にもとの車線に戻るよう警告やフレーキ制御、そしてステアリング操作を行うのですが、この機能では後方車との接触を避けながら元の車線に戻るようなアシストが行われます。

 

 

 

7.RCTA(後退時車両検知警報)

 

この機能は、駐車場に頭から駐車してバックで駐車スペースから出る時などに有効な機能です。このような状態では、バックする際、後方は確認出来ても車が近づいて来ていることはわかりません。気づいた時には車と衝突する寸前と言った場合が多いですので衝突に繋がることが多くなります。

 

そこでRCTAでは車に近づいて来ている車を検知して警告音で知らせてくれますので衝突を防ぐことをアシストしてくれます。

 

今回のマイナーチェンジで「踏み間違い衝突防止アシスト」を標準装備されたことで、セレナ全グレードで「セーフティ・サポートカーS<ワイド>」該当車となりました。

 

 

ここまでは、標準装備となった「全方位運転支援システム(360°セーフティアシスト)」

をご紹介しましたが、メーカーオプションやグレード別の機能には下記のようなものがあります。

 

【メーカーオプション】

  • プロパイロット(メーカーオプション)
  • インテリジェント アラウンドビューモニター(移動物 検知機能付)
  • インテリジェント パーキングアシスト(駐車支援システム)

 

「プロパイロット」も進化しており、下り時の設定速度保持が可能となりました。そして、ブレーキ操作もコレまで以上にスムーズになっています。

 

の機能は、ドライバーのストレスをさらに軽減するため、下り坂での設定速度保持や、よりスムーズな減速を可能とするブレーキ操作などが可能となり、ワイパー作動時の機能向上も図られた。

 

先進安全技術では、360°の安全を提供する「全方位運転支援システム」を全車標準設定とし、より安全性能を向上させた。

 

【グレード別設定】

  • インテリジェント ルームミラー

 

 

価格に関する変更・追加箇所

 

区分 グレード 前期 後期 後期-前期
標準車 S(ガソリン) 2,440,800
X 2,504,520 2,529,360 24,840
X V(防水シート) 2,662,200 2,719,440 57,240
G 2,853,360 3,005,640 152,280
ePOWER X 2,968,920 2,943,000 -25,920
ePOWER XV 3,128,760 3,200,040 71,280
ハイウェイスター ハイウェイスター 2,683,800 2,708,640 24,840
V(防水シート) 2,874,960 2,932,200 57,240
G 3,016,440 3,005,640 -10,800
ePOWER 3,178,440 3,233,520 55,080
ePOWER V(防水シート) 3,404,160 3,467,880 63,720

 

ご覧頂くとわかると思いますが、前期モデルと後期モデルと比較すると値上がりしています。

 

しかし、後期モデルにはここまでお伝えした通り「全方位運転支援システム」など約22万円相当の安全装備が標準装備となっています。そう考えるとかなり値上げ幅を圧縮していることがわかります。

 

そして、グレード「S」がラインナップから消えていますね。

 

 

ボティーカラーに関する変更・追加箇所

 

セレナ(C27)の名ナーチェンジで次の2色が追加となりました。

 

  • サンライズオレンジ/ダイヤモンドブラック 2トーン
  • ダークメタルグレー/ダイヤモンドブラック 2トーン

 

この2つのカラーを含めた12色は下記の通りとなります。

 

 

セレナハイウェイスター

ボディーカラー 画像
サンライズオレンジ/ダイヤモンドブラック 2トーン

(NEW)

ダークメタルグレー/ダイヤモンドブラック 2トーン(NEW)
マルーンレッド/ダイヤモンドブラック 2トーン
ブリリアントホワイトパール/ダイヤモンドブラック 2トーン
サンライズオレンジ
マルーンレッド
アズライトブルー
ダークメタルグレー
インペリアルアンバー
ダイヤモンドブラック
カシミヤグレージュ
ブリリアントシルバー

セレナ

ボディーカラー 画像
ダークメタルグレー/ダイヤモンドブラック 2トーン(NEW)
サンライズオレンジ/ダイヤモンドブラック 2トーン

(NEW)

マルーンレッド/ダイヤモンドブラック 2トーン
ブリリアントホワイトパール/ダイヤモンドブラック 2トーン
サンライズオレンジ
マルーンレッド
アズライトブルー
ダークメタルグレー
インペリアルアンバー
ダイヤモンドブラック
カシミヤグレージュ
ブリリアントシルバー

 

ご覧いただいた通り、セレナとセレナハイウェイスターのカラーバリエーションは同じで全12色となります。

 

 

 

タイヤ&ホイールに関する変更・追加箇所

 

「セレナe-POWER」には、新たに16インチアルミホイールが設定されました。

後期モデルのセレナに標準装備されているタイヤとホイールは下記の通りです。

 

サイズ/タイヤ&ホイール 画像 対象グレード
16インチアルミホイール&タイヤ

(NEW)

  • e-POWER ハイウェイスターG
  • ハイウェイスターG
  • ハイウェイスターV(2WD)
e-POWER専用15インチアルミホイール&タイヤ
  • e-POWER車(e-POWERハイウェイスターG除く)
15インチアルミホイール&タイヤ
  • ハイウェイスターV(4WD)
  • ハイウェイスター、G
15インチフルホイールカバー&タイヤ
  • XV
  • X

 

 

10万円のキャッシュバックキャンペーン

 

今回のマイナーチェンジに関して、10万円のキャッシュバックキャンペーンが実施されています。

 

キャンペーンの名称は『先進技術乗りかえキャンペーン』

 

但し、期限と条件があり、次のような条件となっています。

 

キャンペーン期限 2019年9月30日まで
条件

下記3つのいずれかに該当するユーザー。

  • プロパイロット
  • プロパイロットパーキング
  • インテリジェントクルーズコントロール(ICC)

 

 

 

まとめ

 

セレナ(C27)の名ナーチェンジの内容を前期モデルとの比較を交えてご紹介しました。

 

今回の目玉は大きく2つ、ハイウェイスターの『フロントグリルの大型化』と安全装備『全方位運転支援システム(360°セーフティアシスト)』の標準化でした。

 

車両本体価格はマイナーチェンジで高くなっているものの、オプション扱いだった安全装備が約22万円分を考えると日産も頑張って価格を押さえたものだと思います。

 

そして、やはりセレナハイウェイスターのフロントデザインはインパクトありまね。

 

 

マイナーチェンジ直後のセレナでも限界値引を高める方法!

 

セレナ(C27)がマイナーチェンジで後期となったわけですが、喜んでばかりはいられません。

 

なぜなら、値引幅が縮小されるからです。

 

マイナーチェンジ直前までは値引幅が最大に拡大されていましたので、その差は数十万円です。

 

しかし、フルモデルチェンジ直後であっても、マイナーチェンジ後でも通常の値引き額以上に値引き額を高めることが出来ます。

 

それも簡単な方法で。

 

そんな方法を別記事で詳細にまとめていますので一度ご覧になってみて下さい。
>> 詳細はこちらからご覧いただけます!