セレナC26を長持ちさせる!10万キロ交換部品

セレナC26を長持ちさせる!10万キロ交換部品

セレナ(C26)オーナー及び、これから中古車のセレナ(C26)の購入を検討している方に10万キロ到達時に交換を検討すべき主要部品についてご紹介します。

 

この記事では、長距離走行による摩耗や故障のリスクが高まる主要な部品とその機能、交換のタイミングについて明確にします。

 

信頼性を維持し、安全で快適なドライブを続けるために、今、知っておくべき情報をお届けします。

 

記事のポイント
  • セレナ(C26)で10万キロで交換が必要な部品
  • 10万キロで交換が必要な各部品の機能説明
  • セレナ(C26)の故障リスクの時期
  • 10万キロで交換が必要な部品の乗り心地への影響

 

セレナ(C26)で10万キロで交換が必要な部品と兆候は?20万キロでは?

 

セレナ(C26)で10万キロで交換が必要な部品と兆候は?20万キロでは?

 

まず、セレナ(C26)で10万キロで交換が必要な部品と兆候をチェックしていきましょう。

 

10万キロに加え、20万キロではどうなのでしょうか。

 

  • 10万キロで交換が必要な部品は?
  • どんな兆候があるの?
  • 20万キロで交換が必要な部品は?

 

10万キロで交換が必要な部品は?

 

最初に、セレナ(C26)で10万キロで交換が必要な部品にはどんなものがあるかです。

 

ウォーターポンプ

 

1番目はウォーターポンプです。

 

ウォーターポンプというのは、冷却水を循環させるために設置されているポンプで、エンジンにとって極めて重要で、10万キロを超えたあたりで壊れるものです。

 

タイミングベルト、あるいはチェーンで駆動している場合が多く、セレナもタイミングチェーン駆動です。

 

以前はタイミングベルトが一般的で10万キロで必ず交換していましたが、工賃節約のため、その機会に交換してたくらい、10万キロあたりで必ず交換すべきパーツなのです。

 

オルタネーター

 

次はオルタネーターです。

 

普通のオルタネーターはエンジンの力で発電するだけですが、セレナの場合はECOモーターと言って、パワーアシストとアイドリングストップ後のエンジン起動も担っています。

 

パワーアシストやエンジン始動はともかく、発電できなくなったら車は走れませんから、このパーツの故障は怖いものです。

 

セレナの場合はこのECOモーターというオルタネーターはいささか弱いようで、10万キロを超えたら気を付けた方がいいようです。

 

ラジエター

 

次はラジエターです。

 

エンジンから帰ってきた冷却水を冷やすラジエターもセレナの弱点のようで、10万キロを過ぎると壊れるリスクが高くなるパーツです。

 

基本的には水漏れで、放置するとエンジンの冷却ができなくなりオーバーヒート、焼き付きという致命的なダメージにつながりかねません。

 

イグニッションコイル

 

次はイグニッションコイルです。

 

イグニッションコイルは車の電圧を増幅させて、プラグに送り込むパーツで、車の使っている12Vの電圧ではプラグは火花を飛ばせないのです。

 

壊れるとエンジンに点火できなくなりますのでこれも重要なパーツです。

 

10万キロはいささか早いようにも思いますが、日産はこのイグニッションコイルも弱点なので、上げておきます。

 

サスペンション(ゴムブッシュ・ショックアブソーバー)

 

次はゴムブッシュとショックアブソーバーです。

 

ゴムブッシュはサスペンションを構成するゴムでできたパーツで、ショックアブソーバーはサスペンションのばねの動きを制御するパーツです。

 

10万キロも乗ればへたってきて、交換すると乗り心地、乗り味が大きく改善するのですが、私も含めて交換する方は少ないと思います。

 

へたりは少しずつ進行するので気付かないものですし、走れなくなるわけではないからです。

 

どんな兆候があるの?

 

10万キロで交換が必要な部品をお示ししてきましたが、交換に至るまで悪化するにはどんな兆候があるのでしょうか。

 

ウォーターポンプは異音や水漏れに注意

 

まず、ウオーターポンプが劣化した場合の兆候です。

 

ベアリングの摩耗があれば異音がしますし、シールの劣化などで水漏れする場合もあります。

 

クーラントの赤や青の水が漏れていれば一大事ですし、冷却水のリザーブタンクの水位の低下も兆候です。

 

ただ、何の前兆もない場合もありますから、前兆がなくても安心はできません。

 

オルタネーターは異音に注意

 

次は、オルタネーターが劣化した場合の前兆です。

 

「セレナ(C26)の欠点と中古車購入前に注意すべきポイント」にも書きましたが、壊れかけてくると「ガラガラ」「コーコー」というような異音が発生する場合があります。

 

結構な音量で、走れないこともありませんが、普通の方ならディーラーに直行するくらいの異音です。

 

私も他車種で経験がありますが、そのときはベアリングのボールの摩耗でした。

 

当面、発電能力に影響がない場合もありますが、私も含め、普通の人ならオルタネーターは速攻で交換すると思いますよ。

 

ラジエターは漏水で気付きたい

 

次は、ラジエターが劣化した場合の兆候です。

 

ラジエターの場合は漏水がほぼ唯一、かつ致命的な問題です。

 

いきなり大量に漏水するわけではないので、クーラントのリザーバータンクの水位をチェックしていれば気付くものです。

 

漏水がひどくなれば、車の前にクーラントの赤や青の水に気付くかもしれません。

 

エンジンがオーバーヒート気味になると警告灯が点灯しますが、こうなる前に気付きたいものです。

 

イグニッションコイルはエンジンの異音と警告灯

 

次は、イグニッションコイルの劣化です。

 

イグニッションコイルはプラグ1つに1個が対応していますので、異常は1気筒が死んでしまうことから始まります。

 

1気筒死ぬのは私も経験がありますが、エンジンの振動が明らかに大きくなります。

 

そのうちエンジン警告灯が点灯しますから、気付かないことはありません

 

いずれにしても、ガソリンが燃えないまま、排気浄化の触媒系に入っていきますから、放置してはいけません。

 

ゴムブッシュ・ショックアブソーバーは走行性能、乗り心地の悪化

 

最後に、ゴムブッシュ・ショックアブソーバーの劣化の予兆というか、症状です。

 

毎日乗っていて気付きにくいのですが、走行性能や乗り心地は相当に悪化しています。

 

これは、車検などで同じ車種の試乗車なんかを代車で提供されると気付くものです。

 

ディーラーは買い替えを喚起するために、同じクラスの新しい車を代車として提供することを、けっこうしてくるものなのですよ。

 

20万キロで交換が必要な部品は?

 

では、セレナを20万キロ乗った時に交換が必要な部品にはどんなものがあるのでしょうか。

 

セレナの弱点のCVTやオイル漏れするエンジンの交換はもはや買い替えレベルですから、それ以外では、こんなものでしょうか。

 

 

  • ブレーキホース
  • エンジンのパッキン類(オイル漏れ対応)
  • マフラーのエキゾーストマニホールド
  • 燃料ポンプ
  • ヘッドライトのレンズ

 

 

燃料ポンプなんかは10万キロを超えたらいつ壊れてもおかしくありません。

 

しかし、当たり外れがあるので、私なんかは30万キロ乗った車や15万キロ以上乗った数台を含めて1回も交換したことはありません。

 

ブレーキホースやエンジンのパッキン類も換えた方がいいかなと思いましたが、結局30万キロもってしまいました。

 

ヘッドライトのレンズの曇りは如何ともしがたいのですが、良心的なディーラーなら研磨でどうにかしてくれるかもしれません。

 

セレナ(C26)で10万キロでの部品の交換費用は?

 

セレナ(C26)で10万キロでの部品の交換費用は?

 

さて、そんなセレナ(C26)では、10万キロでの部品の交換費用はどれくらいかかるのでしょうか。

 

  • ウオーターポンプの交換は2万円~2万5千円
  • オルタネーターの修理は20万円弱、リビルド品でも12万円
  • ラジエターの交換は10万円強、リビルドで6万円程度
  • イグニッションコイルの交換は5万円程度
  • ゴムブッシュ・ショックアブソーバーの交換は15万円
  • 総括:セレナ(C26)10万キロで交換が必要な部品と兆候、費用

 

ウオーターポンプの交換は2万円~2万5千円

 

まず、セレナ(C26)のウオーターポンプの交換がどれくらいかかるかです。

 

ウオーターポンプのパーツ代は1万円前後ととても安いものです。

 

工賃を入れて、2万円~2万5千円くらいですから、10年を超えたあたりの車検で換えておきたいところです。

 

オルタネーターの修理は20万円弱、リビルド品でも12万円

 

次に、セレナ(C26)のオルタネーターの交換がどれくらいかかるかです。

 

「セレナ(C26)の欠点と中古車購入前に注意すべきポイント」にも書きましたが、セレナ(C26)のオルタネーターは壊れやすいのに加え高価です。

 

これは、モーターアシスト機能とエンジン再始動の機能が付いているからなのですが、欧州製でもあり、パーツ代だけで税込み165,000円もします。

 

新品パーツなら工賃を含めると20万円近い費用になってしまいます。

 

リビルド品が手に入っても10万円近くしますから、工賃込みで12万円、いずれにしても普通の車の倍の金額です。

 

ラジエターの交換は10万円強、リビルドで6万円程度

 

次に、セレナ(C26)のラジエターの交換がどれくらいかかるかです。

 

昔のラジエターは半田なんかで修理可能だったのですが、今は交換の一択です。

 

ディーラーで純正パーツを使うと10万円強、Webではラジエーターの部品代だけで11万円という情報もありましたが、さすがにここまで高くはないはずです。

 

ラジエーターにもリビルド品があって、これを使えば6万円程度に費用を抑えられるようです。

 

イグニッションコイルの交換は5万円程度

 

次に、セレナ(C26)のイグニッションコイルの交換がどれくらいかかるかです。

 

実際にはコイルが1つダメになって気付くと思いますが、交換するなら4本換えるべきです。

 

イグニッションコイル1本1万円で、工賃が1万円ですから、まとめて換えた方がお得ですし、残りの3本もダメになる可能性が高いのです。

 

ということで、純正パーツで4本換えると5万円程度です。

 

ただ、純正パーツを使わなければ3万円くらいでできる場合もあるようです。

 

ゴムブッシュ・ショックアブソーバーの交換は15万円

 

次に、セレナ(C26)のゴムブッシュ・ショックアブソーバーの交換がどれくらいかるかです。

 

これは、どんなパーツを使うかで大きく変わりますが、ざっと15万円くらいからとしておきましょう。

 

交換すると換えてよかったと実感するようですが、換えなくてもすむ部分ですので悩ましいですね。

 

総括:セレナC26を長持ちさせるための10万キロ交換部品

 

  • 10万キロで交換が必要な部品はウオーターポンプ、オルタネーター、ラジエターなど
  • 予兆がある場合も多いので、10万キロを超えたら注意したほうがいい
  • 交換費用で高額なのはオルタネーターの20万円弱(リビルド12万円)
  • ラジエターやイグニッションコイルは5~6万円
  • ウオーターポンプは2万~2万5千円と安いので車検時の交換がおすすめ
  • ショックアブゾーバー等の交換は15万円で費用なりの効果はあるが、交換しないでも走れる
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セレナのHDMI映らない?原因と対処法

セレナのHDMIが映らないという問題。

 

セレナオーナーでオーディオやDVDなどHDMIで接続して活用していた場合、セレナのHDMIが映らないという現象は頭を悩ます問題です。

 

しかし、この問題はいくつかの原因によって引き起こされる可能性があります。

 

この記事では、セレナのHDMI接続がうまくいかない主な原因とその対処法を解説します。

 

HDMIケーブルの不良、ナビと後席モニターの接続方法、ナビの出力制限、ナビ連動機能に関する問題など、幅広い視点から問題の解決策を提供します。

 

記事のポイント
  • セレナのHDMIケーブルの不良の可能性
  • セレナのナビ連動機能の影響
  • セレナのナビとモニターの接続方法
  • 出力制限による問題の可能性

 

セレナのHDMIが映らないのはどんな症状?

 

セレナのHDMIが映らないのはどんな症状?

 

ここでは、セレナのHDMIが映らないというのはどんな症状かを見ていきましょう。

 

まず、セレナのHDMIがどこにあるかということと、HDMI接続で何ができるかを説明した後で、HDMIが映らないというのはどんな症状なのかを確認しましょう。

 

  • セレナのHDMIはどこにあるの?
  • セレナでHDMIすると何ができるの?
  • ベース車は?

 

セレナのHDMIはどこにあるの?

 

最初に、セレナのHDMIがどこにあるかです。

 

新型セレナ(C27)の場合は、HDMI入力ユニットという純正パーツがあるので、助手席アッパーボックスとグローブボックスの間に美しく取り付けられています。

 

 

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/

 

Nissan ConnectナビゲーションシステムとMM223D-LeにはこのHDMI入力ユニットが付いているので全く問題ありません。

 

MM222D-Leとディスプレイオーディオの場合は20,500円のオプション料金を払えば同じ場所にHDMI入力ユニットが設置され、HDMIが使用可能になります。

 

先代(C27)以前のセレナはHDMI入力ユニットといったオプションはなかったはずですから、たいていはグローブボックスに引き出されているはずです。

 

セレナでHDMIすると何ができるの?

 

次に、セレナでHDMIすると何ができるのかです。

 

映像機器を接続して映像を見ることができる

 

まず、映像機器を接続して映像を見ることができるようになります。

 

これはHDMI本来の使い方ですね。

 

ナビやディスプレイオーディオ本体はもちろん、後席モニターでも映像を見ることが可能です。

 

 

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/

 

セレナの場合、後席にはお子さんが乗られる場合も多いでしょうから、Fire TV Stickなど、DVD以外のメディアが観られるといいですよね。

 

スマホの画面をナビで見ることができる

 

もう1つは、スマホの画面をナビの画面はもちろん後席でも見ることができることです。

 

セレナの場合、ディスプレイオーディオならナビのフロントのUSBソケットでスマホと接続可能です。

 

「Apple CarPlay」や「Android Auto」が使えますから、車載ナビより優秀なGoogle MapsやスマホやmicroSD内の音楽再生も可能です。

 

しかし、純正ナビは他社と同様、「Apple CarPlay」や「Android Auto」には対応してないのです。

 

HDMI接続できればスマホの画面をそのまま映せますから、Google MapsだろうがYouTubeだろうが、AmazonPraimevideoだろうが何でもできるのです。

 

安全性には最大限の配慮は不可欠ですし当然ですが、カーライフが、特に同乗の方々にとってぐっと豊かになるはずです。

 

 

 

セレナのHDMIが映らない原因と解決策は?C28もOK?

 

セレナのHDMIが映らない原因と解決策は?C28もOK?

 

さて、そんなセレナのHDMIが映らない原因はどこにあるのでしょうか。

 

また、解決策はあるのでしょうか。

 

  • ナビと接続するケーブルをチェックする
  • ナビ連動ドラレコが付いたナビではHDMI端子が使えない場合も
  • ナビと後席モニターがアナログ接続だったらHDMI入力は映らない
  • ナビの出力制限が原因の場合も
  • 総括:セレナのHDMIが映らない症状と原因、解決策は?

 

ナビと接続するケーブルをチェックする

 

まず考えられるのは、ナビと接続するHDMIケーブルの不良です。

 

もちろん、ナビ本体やHDMI入力ユニットの故障もあり得るのですが、値段を考えてもHDMIケーブルの故障の確率は高いと思います。

 

他のケーブルに交換しても症状が変わらなかったら、ナビなどの故障を疑いましょう。

 

ナビ連動ドラレコが付いたナビではHDMI端子が使えない場合も

 

2つめは、ナビ連動ドライブレコーダーが付いたナビではHDMI端子が使えない場合があることです。

 

現行ナビのマニュアルでも日産オリジナルナビゲーション連動ドライブレコーダーを接続している場合にはAVケーブルの接続はできないと記載されています。

 

要するに現行セレナ(C28)でもあり得るのです。

 

AVケーブルとHDMIケーブルは違うようですが、原因はこれで間違いないようです。

 

解決策は、交通事故の際の自己防衛に支障が出る可能性がありますが、ナビからドラレコを切り離すことです。

 

といっても、配線を切ったり外したりする必要はありませんし、この方法なら簡単にドラレコのナビ連動は復帰可能です。

 

「システム設定」の「販売会社専用メニュー」でできるようですので、試すならリスク承知でお願いします。

 

ナビと後席モニターがアナログ接続だったらHDMI入力は映らない

 

3つめは、ナビと後席モニターがアナログ接続だったらHDMI入力は映らないということです。

 

純正ナビでも最新のMM223D-Leや、従来モデルでも最上位の機種以外は後席モニターへの出力はアナログです。

 

現行モデル(C28)の後席モニターにはHDMI接続以外のオプションはありませんので、MM223D-Leとこのモニターを買っていれば問題はありません。

 

しかし、このMM223D-Leにもアナログ出力がありますから、社外モニターを使ったり、セレナでも古いモデルの場合はアナログ接続の場合もあるはずです。

 

こうなると、ナビには映像は出ても後席モニターは真っ黒のはずです。

 

ナビと後席モニターのいずれか、あるいは両方を取り換えれば解決しますが、現実的ではありませんね。

 

ナビの出力制限が原因の場合も

 

4つめは、ナビの出力制限が原因の場合です。

 

ナビには出力制限というものがあって、外部入力の映像、あるいはYouTubeのようなものは後席モニターに映像出力できない場合もあるようです。

 

これは社内ナビ社外ナビ問わずあり得る問題ですが、日産の純正ナビの最上位機種の場合、後席モニターとHDMI接続していればHDMI入力映像は見ることができるはずです。

 

ただ、社外ナビについては一概には言えないと思われます。

 

これも、ナビを買い替えれば解決しますが、経費を考えると現実的ではありませんね。

 

総括:セレナHDMI映らない原因と対処法

 

この記事を下記のようにまとめました。

 

  • ナビのHDMI入力や後席モニターでの視聴ができるとファミリーカーとしては大きなメリット
  • ナビの画面に映らない場合と後席モニターに映らないという2つの症状がある
  • ナビの画面に映らない場合は、まずスマホ等との接続コードをチェック
  • 日産ナビ連携ドラレコと入力が競合している場合も
  • 後席モニターとのアナログ接続やナビの出力制限で後席に映らない場合があるが、解消にはナビ等の買い替えしかない

セレナ オーテックの魅力満載!かっこいい理由とは?

セレナオーテックといえばセレナのラインナップの中でもスポーティな走りと洗練されたデザインが特徴ですね。

 

2018年の登場以来、その「かっこいい」外観と機能性で多くのドライバーを魅了しています。

 

この記事ではセレナオーテックの特徴を紹介します。

 

発売からの反響、独特のデザインコンセプト、専用装備の豊富さ、そして高機能インテリアまで、セレナ オーテックの魅力を余すことなくお届けします。

 

この記事を通じて、セレナ オーテックの「かっこよさ」をわかって頂けると幸いです。

 

記事のポイント
  • セレナオーテック発売時期
  • セレナオーテックのデザインコンセプト
  • セレナオーテックの専用装備
  • 高機能インテリアの魅力。

 

セレナオーテックがかっこいいって言うけどどんな車?

 

セレナオーテックがかっこいいって言うけどどんな車?

 

セレナオーテックがかっこいいという話をよく聞きますが、そもそもその、かっこいいと言われるセレナオーテックはどんな車なのでしょう。

 

ここでは、まず、セレナオーテックはどういう車なのか、概要をざっと紹介しておきます。

 

  • セレナオーテックはいつ誕生したの?
  • セレナオーテックのコンセプトは?
  • ベース車は?

 

セレナオーテックはいつ誕生したの?

 

最初に、セレナオーテックはいつ誕生したのかです。

 

これは意外に新しくて、先代セレナの5代目(C27)の発売から1年半後の2018年2月のことなのです。

 

引用元:https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/180112-02-j?origin=channel-NNG243

 

とはいえ、オーテックの手による特別仕様車の歴史は古く、初代(C23)前期モデルの、まだ、バネット・セレナと称していた(後期モデルはセレナ)頃に投入されました。

 

1992年1月に「サンキャット」という名前で登場した特別仕様車は大型専用バンパー、専用カラー、青とグレーの専用内装を採用して、標準モデルとの差別化を図っていました。

 

引用元:https://www.autech.co.jp/history/sv/serena_suncat_1992.html

 

その後も「キタキツネ」「ライダー」などの特別仕様車を手掛けてきたのはご承知のとおりです。

 

なお、オーテック(株)は2022年4月1日に、ニッサン・モータースポーツ・インターナショナル(株)と統合して日産モータースポーツ&カスタマイズ(株)となりました。

 

ニスモがどうなったかが気になりますが、オーテック事業所、ニスモ事業所に分かれているようですね。

 

6代目の新型セレナ(C28)のオーテックはこの日産モータースポーツ&カスタマイズ(株)が手掛けていて、モデルチェンジ直後から投入されています。

 

セレナオーテックのコンセプトは?

 

では、そんなセレナオーテックのコンセプトはどんなものなのでしょうか。

 

これはプレスリリースを見ていただくといいかもしれません。

 

 

ターゲットは、スポーティかつプレミアム感の高いスタイリング、あるいは素材にこだわる顧客向けで、「プレミアムスポーティ志向」という方向性です。

 

特にエクステリアは、ベースモデルと差別化を図って大きく手を入れてかっこよく仕上げています。

 

内装も素材とイメージカラーのブルーにこだわり、誕生当時は唯一本革仕様が選べました。

 

また、先代(C27)では、ハンドリングや加速感をチューニングした「AUTECH SPORTS SPEC」も設定していました(当時のNISMO扱い)。

 

ベース車は?

 

次に、セレナオーテックのベース車は何なのでしょうか。

 

これは以下に示すようになります。

 

 ガソリン車 e-POWER車
C27前期  X
C27後期  X e-POWER ハイウェイスター
C28 ハイウェイスターV e-POWER ハイウェイスターV

 

ベース車の違いはあまり考えなくていいと思います。

 

先代(C27)のカタログでもハイウェイスターVとの装備を比較していましたし、価格的にもハイウェイスターVより上位ですからね。

 

セレナオーテックがかっこいいって、どこが違うの?

 

セレナオーテックがかっこいいって、どこが違うの?

 

さて、そんなセレナオーテック、かっこいいといいますが、どこが違うのでしょうか。

 

ここでは、内装、外装、装備、価格差を見ていき、価格差があっても買う価値があるかを考えていきましょう。

 

  • エクステリアの違いは?
  • インテリアの違いは?
  • 装備面の違いは?
  • 価格の違いは?
  • 40万円前後の価格差の価値はあるの?
  • 総括:セレナオーテックがかっこいいというけど、結局違いは?

 

エクステリアの違いは?

 

最初にセレナオーテックと通常モデルのエクステリアの違いです。

 

おそらく、セレナオーテックがかっこいい一番のポイントがこのエクステリアなのです。

 

ベース車のハイウェイスターVと比べましょう。

 

ハイウェイスターV オーテック

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/

 

ハイウェイスターVに追加された特別装備は以下のようなものです。

 

専用エクステリア
  • フロントグリル
  • フロントプロテクター(メタル調フィニッシュ)
  • エアロバンパー(フロント・リア)
  • シグネチャーLED&フィニッシャー
  • サイドシルプロテクター(メタル調フィニッシュ)
  • サイドシルスポイラー
  • リヤプロテクター(メタル調フィニッシュ)
  • フロント&リヤのAUTECHエンブレム
電動格納式リモコンドアミラー(サイドターンランプ付・メタル調フィニッシュ)
16インチアルミホイール(専用)・205/65R16 95Hタイヤ

 

何といってもフロントグリルとエアロのかっこよさです。

 

グリルは明確に違いますし、エアロは特に下部のボリューム感が圧倒的です。

 

フロント、サイド、リアのメタル調フィニッシュもきいていますね。

 

ホイールはハイウェイスターVも205/65R16で変わりませんが、エアロのせいか、ぐっと車高が低くなった感じさえしますね。

 

ボディカラーは白(プリズムホワイト)、黒(ダイヤモンドブラック)も選べますが、オーテックといえば、イメージカラーともいえるカスピアンブルーかもしれませんね。

 

インテリアの違いは?

 

次に、セレナオーテックとハイウェイスターVのインステリアの違いです。

 

ハイウェイスターV オーテック

引用元:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/

 

ハイウェイスターVのシートはジャガード織物/撥水加工トリコット&合皮コンビで、下位グレードのXVやXのトリコットと比べるとはるかに高級なものです。

 

しかし、オーテックのシートはブラックレザレットシート「AUTECH」の刺繍やブルーのライン、ステッチが高級感、プレミアム感を醸し出しているのです。

 

 

ハイウェイスターVに追加されたインテリアの特別装備は以下のようなものですが、やはり大きなところはシートですね。

 

専用インテリア
  • ブラックレザレットシート(「AUTECH」刺繍 ブルーステッチ)
  • ダークウッド調フィニッシャー、
ブルーステッチ付き専用ブラック本革巻ステアリング
セカンドシート キャプテンシート(e-POWER車のみ)
セカンドシート アームレスト(e-POWER車のみ)

 

なお、セカンドシートのキャプテンシートやアームレストは標準モデルではLUXIONにしか付いていないので、このあたりのプレミアム感もなかなかです。

 

ステアリングホイールはセレナの場合、すべて本革巻きですが、ブルーステッチはシートとの統一感を出す意味でも重要かもしれません。

 

装備面の違いは?

 

次に、セレナオーテックとハイウェイスターVの装備面の違いです。

 

インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)
インテリジェントルームミラー
6スピーカー
日産オリジナルナビ取付パッケージ(TVアンテナ、GPSアンテナ)
コンビニフック10個(e-POWER車のみ)
クリアビューパッケージ(寒冷地仕様のみ)
ホットプラスパッケージ(寒冷地仕様のみ)
高濃度不凍液(寒冷地仕様のみ)
PTC素子ヒーター(寒冷地仕様のみ)

 

インテリジェントアラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーはLUXION以外はオプションです。

 

側方視界が悪く、多人数乗車が想定されるセレナでは、インテリジェントアラウンドビューモニターやインテリジェントルームミラーはぜひ付けておきたい装備です。

 

インテリジェントアラウンドビューモニター ンテリジェントルームミラー

引用元:https://www.nissan-global.com/

 

インテリジェントアラウンドビューモニターはハイウェイスターVの場合、アダプティブLEDヘッドライトなどとのセットとはいえ488,400円という高額なオプションです。

 

e-POWERハイウェイスターVの場合は、96,800円のオーテックに付いた装備くらいのセットオプションがあるのですが、ガソリン車はどうしようもないようです。

 

価格の違いは?

 

次に、セレナオーテックとハイウェイスターVの価格の違いですが、これは一覧表でお示ししましょう。

 

区分 ハイウェイスター オーテック
2WD 4WD 2WD 4WD
 ガソリン車 3,269,200円 3,535,400円 3,733,400円 3,933,600円
e-POWER車 3,686,100円 4,150,300円

 

オーテックが、2WD車は464,200円高、4WD車は398,200円です。

 

2WDと4WDの差が違うのはなぜなのかは、いろいろ考えてみたのですが、よくわかりませんでした。

 

寒冷地仕様の場合は、4WDだけホットプラスパッケージ、高濃度不凍液、PTC素子ヒーターが標準装備なので、このあたりが理由になるのでしょうか。

 

40万円前後の価格差の価値はあるの?

 

最後に、セレナオーテックとハイウェイスターVの40万円前後の価格差の価値はあるかです。

 

セレナのような側方視界の悪いミニバンにはアラウンドビューモニターが必須ですから、価格差は10万円くらい割り引いた方がいいかもしれません。

 

ガソリン車の場合は488,400円もするセットオプションしかありませんから、アラウンドビューモニターが欲しければオーテックの一択です。

 

e-POWER車の場合は悩ましいのですが、少しカスタム化したいのならオーテックは悪くないでしょう。

 

エアロで本格的にカスタム化しようと思えば最低でも20万円、おそらく30万円くらいはかかるはずです。

 

シートのレザレットは合皮なのですが、高級なもので、本革風のしっとりとした風合いで撥水効果もあるので、エアロとこれだけで30万円の元は取れそうです。

 

ただ、そうはいってもオーテックは人気があるので、近所でまったく見かけないということはありません。

 

オリジナリティを極めたい方は、自分だけのカスタム化をした方が満足度は高いかもしれませんね。

 

総括:セレナ オーテックの魅力満載!かっこいい理由とは?

 

  • セレナオーテックの誕生は先代セレナ(C27)の前期モデル途中だが、新型(C28)では誕生直後から
  • セレナオーテックの一番の違いとカッコよさはエクステリアの迫力と低重心感
  • セレナオーテックの内装はレザレットシートと青い「AUTEC」の刺繍が特徴的
  • ミニバンには必須のインテリジェント アラウンドビューモニター&ルームミラーが特別装備
  • 価格差は40万円程度だが、かっこよさ、アラウンドビューモニターなどで軽く元が取れそう
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セレナ(C26)にオイルが減るリコールが出てる?

セレナ(C26)にオイルが減るリコールが出てる?

この記事では、セレナ(C26)におけるオイルが減る問題についてお伝えしています。

 

多くのセレナ(C26)オーナー様が経験しているオイルが減る原因とその影響、さらにはリコール情報の有無について詳しく説明しています。

 

オイルが減る主な原因として、エンジンの摩耗や劣化が挙げられており、その結果エンジンに与える潜在的なダメージについてもお伝えしています。

 

また、リコールに関する最新情報や対処法についても触れており、セレナC26オーナーにとって重要な情報が含まれています。

記事のポイント
  • セレナ(C26)のオイルが減るの複数の原因
  • 自然なオイル減少の存在
  • セレナ(C26)のオイルが減るエンジンへの潜在的ダメージ
  • セレナ(C26)のオイルが減るリコール情報の有無

 

セレナ(C26)のオイルが減るリコールってどんな症状なの?

 

セレナ(C26)のオイルが減るリコールってどんな症状なの?

 

まず、セレナ(C26)のオイルが減るリコールといわれるのはどんな症状なのかを確認していきます。

 

ここでは、一般的にオイルが減る原因にはどんなものがあるのかを説明し、セレナ(C26)のオイルが減るリコールの症状や原因を考えます。

 

また、このオイルが減るという症状を放置するとどうなるのかもチェックしていきましょう。

 

  • オイルが減る原因にはどんなものがあるの?
  • セレナ(C26)のオイルが減る症状や原因は?
  • オイルが減ったのを放置するとどうなる?

 

オイルが減る原因にはどんなものがあるの?

 

最初に、オイルが減る原因にはどんなものがあるのかです。

 

原因は大きく分けて3種類あるのですが、異常がなくてもオイルは減っていくことも含めて説明していきます。

 

セレナ(C26)の場合は大多数がオイル上がり、オイル下がりのようです。

 

異常がなくてもオイルは減っていく

 

まず、エンジンオイルは異常がなくても少しずつ減っていくものです。

 

エンジン内は高い気密が保たれていますが、完全ではありませんので、オイルは僅かですが漏れるものです。

 

走行距離が嵩んでくるとエンジンを構成するパーツも摩耗し、オイルの減り方が多くなるのも当然ですし、エンジンブレーキを多用すると減りやすいのも確かです。

 

もちろん、オイルの量の確認は大事ですが、こうした減り方だと、定められたオイル交換周期を守っていれば問題になることはないはずです。

 

オイル上がり

 

次はオイル上がりです。

 

オイル上がりというのは、エンジン内部にあるピストンリングとシリンダーの隙間からエンジンオイルが燃焼室に入りこむ現象です。

 

ピストンリングに付いたオイルはシリンダーが下がることで回収されるのですが、ピストンリングに摩耗や傷があると回収されないまま燃焼室に入り、燃えてしまいます

 

このため、オイル上がりが発生すると、マフラーから白い煙が発生し、エンジンオイルの減りが早くなり、定期的なオイル交換ではもたなくなります。

 

私も経験がありますが、定期点検でオイル交換した車が、2週間もたたない間にオイルが激減して驚いたものです。

 

オイル下がり

 

次はオイル下がりです。

 

オイル下がりとは、吸気・排気バルブのバルブシールが経年劣化して気密が保てなくなって、オイルがエンジンの燃焼室に入るものです。

 

これもオイルが燃焼しますから、マフラーから白煙が出ますし、オイルの減りも大きくなります。

 

オイル上がりの場合はエンジンが回れば回るほどオイルが漏れて白煙が上がり、アイドリング時、低回転時はあまり白煙は見られません。

 

一方で、オイル下がりの場合にはアイドリング時や低回転時でも白煙が見られるのです。

 

オイル漏れ

 

次は、オイル上がりでもオイル下がりでもないオイル漏れです。

 

エンジン内のパーツやシールはエンジンを長く使ううちに摩耗、損傷、劣化する場合があります。

 

エンジンの設計の問題もあれば、事故などで部品が破損する場合もあります。

 

こうしたオイル漏れは原因を究明するのが大変で、漏れを止めるのは難しい場合が多いようです。

 

セレナ(C26)のオイルが減る症状や原因は?

 

では、セレナ(C26)のオイルが減る症状や原因はどうなのでしょうか。

 

オイルが減る症状は?

 

まず、セレナ(C26)のオイルが減る症状ですが、10万キロを超えて距離が嵩んでくると発生する場合があるようで、15万キロあたりが危険なようです。

 

1か月で500ml減っているとか、3000kmでオイル交換しないと危険なレベルとか、気が付くとレベルゲージの先に届かないぐらいしか入っていないという症状のようです。

 

とにかく、気を付けておかないと、オイルが危険なくらい減ってしまうのです。

 

白煙が上がっているという情報もありますので、オイル上がりかオイル下がりなのは間違いないようです。

 

オイルが減る原因は?

 

次に、セレナ(C26)のオイルが減る原因ですが、単一ではないようです。

 

オイル上がり

 

セレナ(C26)のオイルが減る原因としてオイル上がりが考えられるのは、走行距離が嵩んで、アクセルを踏み込むと白煙が出る場合です。

 

こんな場合は、エンジンのシリンダーやピストンの摩耗が進んでシーリングが不十分になって、オイル上がりを起こしていると思われます。

 

オイル下がり

 

セレナ(C26)のオイルが減る原因はオイル下がりの場合もあるようです。

 

バルブ部分の潤滑のため、適切な量のオイルを供給する機能を持つのがバルブステムシールで、燃焼室にはオイルを落とさない仕組みになっています。

 

劣悪なエンジンオイルなどの使用によりオイルをそぎ落とす機能が働かなくなると、燃焼室内にオイルが落ちる、いわゆるオイル下がりの症状が出てしまうようなのです。

 

オイルが減ったのを放置するとどうなる?

 

では、オイルが減ったのを放置するとどうなるのでしょうか。

 

エンジンオイルは金属部品同士の潤滑と冷却という役割を持っています。

 

オイルが減った状態、あるいは無い状態で走ると、十分な潤滑がありませんから、エンジンの部品、特にシリンダーとピストンは過熱します。

 

冷却も効きませんので、やがてシリンダーとピストンが癒着する「焼き付き」という症状に至ります

 

ここまで来ると再起不能で、高価なエンジンを乗せ換えるしか手がありません

 

 

セレナ(C26)のオイルが減る問題のリコール状況は?

 

セレナ(C26)のオイルが減るリコールってどんな症状なの?

 

では、セレナ(C26)のオイルが減る問題のリコール状況はどうなのでしょうか。

 

当面の対症療法と修理方法、費用もあわせて記載しておきます。

 

  • セレナ(C26)のオイル関係のリコールは無し
  • 延長保証で対象になった場合も
  • 当面の対症療法は?
  • 修理方法、費用は?

 

セレナ(C26)のオイル関係のリコールは無し

 

いきなり残念なことを報告しなければならないのですが、セレナ(C26)に関してはオイルが減る問題どころか、エンジン関係のリコールもありません

 

ECOモーターや燃料供給関係のリコールはあるのですが、エンジン関係は皆無なのです。

 

延長保証で対象になった場合も

 

では、保証の対応になったかどうかです。

 

新車保証も延長保証も終わっていますが、10万キロを超えてオイルが減る症状が出てくるセレナ(C26)には使えた場合もあるものの、たいていは使えなかったはずです。

 

延長保証は5年目車検時で10万キロ以下なら距離無制限ですから、10万キロ以下で買えば問題の15万キロあたりに到達して、実際にオイルが減る症状が出た場合もあるようです。

 

実際には延長保証で対象になった事例が数件見受けられます。

 

新車保証にしても、延長保証にしても、オイル交換を指定どおり実施していなと、メンテナンスの問題として保証されない場合も(新車保証の方が厳しい)あるようです。

 

当面の対症療法は?

 

では、当面の対症療法はあるのでしょうか。

 

非常に原始的な方法ですが、減ったオイルは足せばいいわけです。

 

私もオイル上がりをつかんだ時は、4Lのオイルの缶を車に載せておいて、頻繁にオイルチェックをして、不足分を注ぎ足していました。

 

オイルは全交換が原則ですが、そんなことをしていたら、費用がとんでもないことになってしまいますからね。

 

また、オイル上がりの場合は粘性の高いオイルを使うのも有効です。

 

セレナ(C26)の純正オイルは「0W-20」です。

 

今どきの燃費に配慮したエンジンでは0Wは当たり前ですが、サラサラなだけに密閉性は弱い面があります。

 

これを「5W-30」あたりの粘度の高いオイルに変えると、燃費はいささか悪くなっても、オイル上がりは改善する場合もあるのです。

 

ただ、オイル下がりには効果はありません。

 

修理方法、費用は?

 

そこで、本格的な修理方法と費用です。

 

修理方法は?

 

まず、修理方法ですが、セレナ(C26)に限らず、こんな場合はエンジンの載せ替えが有効かつ唯一の対策です。

 

エンジンのオーバーホールでもいいのですが、費用は載せ替えとあまり変わりませんし、確実にオイルが減る症状が改善する保証はないのです。

 

エンジンについては、新品に乗せ換える場合も、リビルド品を使う場合もあります。

 

ちゃんとしたリビルド品であれば消耗パーツは新品に、不良パーツは完全に修理して再組立てしますから、基本的には新品と同等と思っていいようです。

 

修理費用は?

 

修理費用についてはオーバーホールで約50万円くらいのようです。

 

エンジン交換は、リビルド品を使って、工賃込みで60万円、新品で70~80万円といったところのようです。

 

リビルド品はWebでも30万円台半ばで流通しているようですが、エンジン交換は工賃に加え、関連パーツもあるので、結構な費用になるようです。

 

 

総括:セレナ(C26)のオイルが減る症状とリコール

 

  • セレナ(C26)のオイルが減る原因はオイル上がりかオイル下がり
  • 走行15万キロ程度で発生し、オイルを入れてもすぐに減り、マフラーから白煙
  • リコール対応はなく、延長保証で対応できていた場合も
  • 当面はオイルを注ぎ足すことで走行可能で、粘度の高いオイルも有効
  • 修理はエンジン載せ替えで、新品70~80万円、リビルド品60万円程度
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