セレナe-powerを買うとなると、乗り出し価格は300万円台前半から400万円台ですから、買った後で後悔したくないのは当然ですよね。
となると、セレナe-powerを買って後悔するほどの欠点があるかどうかが気になるはずです。
ここでは、まず、セレナe-powerの欠点を確認し、買って後悔するほどの欠点があるかどうかをチェックします。
セレナe-powerの欠点は?
まず、セレナe-powerの欠点と言われるものをあげて確認しておきましょう。
- セレナe-powerは長い上り坂に弱い
- セレナe-powerは超高速に弱い
- セレナe-powerは冬に燃費が悪い
- セレナe-powerはサスペンションが柔らかい
- セレナe-powerはバッテリー寿命が短い
- セレナe-powerは8人乗りがない
- セレナe-powerのワンペダルに対する不満
セレナe-powerは長い上り坂に弱い
セレナe-powerは長い上り坂に弱いのは確かです。
セレナe-powerはバッテリーが小さいので、バッテリーによるパワーアシストがなくなると1.2Lの非力なエンジンの発電のみで登らなければならないからです。
こうなると、いつもの軽快な走りとは程遠いアクセルレスポンスとスピードになってしまうのです。
この件については、詳しくは「セレナe-powerは峠・山道など坂道が苦手?バッテリー切れや劣化で登れない?」をご覧ください。
セレナe-powerは超高速に弱い
これも、「セレナe-POWERの燃費が高速や冬は悪いって本当?向上させるコツは?」をご覧いただきたいのですが、セレナe-powerが超高速に弱いのは確かです。
もともとEV車は超高速走行に弱いのですが、セレナe-powerはバッテリーが小さく、超高速走行を続けるとバッテリーが空っぽになって、エンジンがフル回転になるのです。
フル回転になったところで発電量は不足しますし、経済的な発電もできないので燃費も悪くなり、エンジン音だってうるさくなってしまいます。
セレナe-powerは冬に燃費が悪い
これも、先ほどの「セレナe-POWERの燃費が高速や冬は悪いって本当?向上させるコツは?」をご覧いただきたいのですが、セレナe-powerが冬に燃費が悪いのは確かです。
要するに、冬は発電の必要がなくても暖房用の熱源としてエンジンを動かさなけれなならず、必然的に燃費が悪化するのです。
熱を取るためだけに駆動には必要なくてもエンジンを動かすのですから、燃費にとっては大きなマイナスです。
セレナe-powerはサスペンションが柔らかい
セレナe-POWERのサスペンションは確かに柔らかいですが、乗り心地については、あまり否定的な意見はありません。
ただ、サスペンションが柔らかいとロールが起こりやすく、コーナリング性能はもう一つですし、路面のギャップを拾いやすいという欠点はあるようです。
セレナe-powerはバッテリー寿命が短い
セレナe-powerを買って後悔するかどうかの話題の中で、セレナe-powerはバッテリー寿命が欠点という話があります。
この件については「セレナe-POWERのバッテリー寿命は短い?高速と街乗りで違う?」にまとめていますので、ご覧ください。
セレナe-powerは8人乗りがない
セレナe-powerにはなぜか8人乗りが無くて、すべて7人乗りです。
7人乗りが人気のご時世ですが、同じハイブリッドのノアには8人乗りがあることを考えると大人数を乗せられるタイプが無いのは以下にも不利です。
ちょっと見には8人乗りができないという理由は無いように思うのですが、「セレナ e-POWERに8人乗りが無いのは変圧器による狭さが理由?」()を読んでみてください。
セレナe-powreの場合はセンターコンソール後方下部に空気取入口があるのですが、ここは駆動用バッテリーと変圧器を冷却するもので、絶対に塞いではいけないそうなのです。
おそらく、この空気取入口を足などでふさがないように、2列目中央席を設置していないのではないかと思われるのです。
もしそうだとすれば、簡単には8人乗りは投入できないのかもしれませんね。
セレナe-powerのワンペダルに対する不満
「セレナe-POWERのワンペダルは雪道・山道走行が得意で2WDで十分?口コミの内容は?」にも書きましたが、ワンペダルシステムへの不満もあるのは事実です。
普通のアクセルとフィーリングが違いすぎるとか、アクセルから足を外すと急制動がかかるというのが大きなデメリットと言われています。
また、ブレーキの保持機能がない、高速巡行時のアクセル操作が難しい、モードスイッチがわかりにくい、Sモードの出だしがパワフルでないなどの不満もあるようです。
セレナe-powerの欠点は買って後悔するほどひどいの?
では、セレナe-powerのそんな欠点は買って後悔するほどのものなのでしょうか。
- セレナe-powerは長い上り坂に弱い
- セレナe-powerは超高速に弱い
- セレナe-powerは冬に燃費が悪い
- セレナe-powerはサスペンションが柔らかい
- セレナe-powerのワンペダルに対する不満
セレナe-powerは長い上り坂に弱い
セレナe-powerは確かに長い上り坂には弱点を露呈します。
ただ、極端に長い上り坂は日光のいろは坂など限られていますし、軽快には登れませんが少しスピードを落として走れないわけではないのです。
また、坂の前でしっかり電気をチャージして、スピードを持って登り始めればかなり改善しますから、買って後悔するほどの欠点とは言えないでしょう。
気になる方は「セレナe-powerは峠・山道など坂道が苦手?バッテリー切れや劣化で登れない?」をご覧ください。
セレナe-powerは超高速に弱い
セレナe-powerは超高速運転も確かに苦手にしています。
ただ、これは、これは時速100キロを超えるような超高速の場合で、80~90キロくらいの走行ならむしろ燃費にはいいのです。
これは、そんな超高速運転をしなければいいだけの話ですね。
セレナe-powerは冬に燃費が悪い
セレナe-powerは冬になると燃費が顕著に悪化します。
ただ、悪化するとはいっても、ガソリンエンジン車よりは良好な燃費です。
エアコンを切るとか設定温度を下げる手もありますが、1年を通せば燃費の良さは圧倒的ですから、無理なやせ我慢は不要かもしれませんね。
セレナe-powerはサスペンションが柔らかい
セレナe-POWERのサスペンションは柔らかいのですが、このクラスのミニバン共通の欠点ですし、買って後悔するほどの欠点ではありません。
個人的にはこのままでもいいと思いますが、改善を図りたい方は「セレナe-powerのサスペンション交換で乗り心地改善?車高調の影響は?」をご覧ください。
セレナe-powerのワンペダルに対する不満
セレナe-powerのワンペダルに対する不満は乗っていくうちにたいていの方は慣れますし、慣れればワンぺダㇽの方がいいという意見が多いのです。
ただ、それでも慣れないという声があるのは事実ですし、その場合はノーマルモードを使えばいいのですが、e-powerの良さが半減するのであまりおすすめはできません。
まとめ
セレナe-POWERにも欠点はあります。
ただ、それぞれの欠点を見ると、それが買って後悔するほどかというと、個人的にはそれほどの欠点とは思えません。
その欠点を補って余りあるメリットがありますし、欠点にもある程度の対策が可能だからです。
好みの問題はありますが、セレナe-POWERには買って後悔するというまでの欠点はないと言っていいので、安心して買って大丈夫でしょう。
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セレナ(C27)も発売から5年以上が経過し、マイナーチェンジから2年が経過しました。
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