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セレナe-POWERに限らず車を買うとなると故障や不具合は心配ですし、これはユーザーの皆様でもそうでしょう。

 

そして、不具合やリコール情報については、特にリコールは日産が公表しますが、知っていたほうがいいのは間違いありません。

 

ここでは、まず、そんなセレナe-POWERの不具合やリコールをまとめて、セレナe-POWERは故障が多いのかチェックしておきましょう。

 

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目次

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セレナe-POWERの不具合

 

まず、セレナe-POWERの不具合には、どんなものがあるのかをチェックしておきます。

 

  1. セレナe-POWERのプロパイロットの制動不良
  2. セレナe-POWERのシステム故障
  3. セレナe-POWERのエンジンがかからない
  4. セレナe-POWERのリチウムイオン電池の故障

 

セレナe-POWERのプロパイロットの制動不良

 

セレナのプロパイロットは止まらない?自動ブレーキが遅い?」でも紹介してますが、プロパイロットは危険と判断しているのに自動ブレーキが効かない場合があるのです。

 

これはABSアクチュエーターというパーツの不具合が原因で、車速0kmと誤認識した結果自動ブレーキが効かなくなるのです。

 

これはリコールでもサービスキャンペーンでもありませんが、かなりの数発生しているといいます。

 

日産のディーラーはこのパーツを交換すればいいという対応はわかっているようなので変だなと思ったら、ディーラーに相談してみましょう。

 

セレナe-POWERのシステム故障

 

セレナe-POWERにプロパイロットを付けている方からは「システム故障」メッセージの報告がかなり上がっています

 

「安全な場所に停止し、一度e-POWERシステムを停止して再起動」という指示で治る場合もありますが、治らなければディーラーに行くしかありません

 

この場合の故障は様々で、カメラユニットの故障、排ガスの再循環バルブの故障、ヒューズの異常などなどです。

 

この場合ディーラーの診断機にかけて故障個所を特定するしかないようです。

 

セレナe-POWERのエンジンがかからない

 

セレナe-POWERのエンジンがかからないという事例が報告されていて、何とか回復できたようですが、ソフトウェアのアップデートの失敗が原因のようです。

 

セレナe-POWERのリチウムイオン電池の故障

 

セレナe-POWERのリチウムイオン電池の故障という報告はありませんが、いちばん注意しなければらない故障はこれなのです。

 

というのもこいつが本格的に壊れたら走行不能になりますし、火災すら発生する場合もあるからです。

 

これは、以下の注意を厳守するに限ります。

 

  • 高電圧部位に触らない
  • フロントシートの下、センターコンソール下部、車両後方下部のリチウムイオン電池とDC/DCコンバーターを冷却するための空気取入口を塞がない
  • フロントシートの下、センターコンソール下部にあるリチウムイオン電池に水をかけない
  • フロントシートの下に重量物を置かない

 

 

セレナe-POWERのリコール

 

次に、セレナe-POWERのリコールですが、これは4件ほど届けられています。

 

  1. セレナe-POWERのビークルコントロールモジュールの不良
  2. セレナe-POWERの光軸が保安基準を満足していないおそれ
  3. セレナe-POWERのフォグランプが保安基準を満足していないおそれ
  4. セレナe-POWERのパーキングロックが作動しない

 

セレナe-POWERのビークルコントロールモジュールの不良

 

セレナe-POWERの2019年7月12日~2022年1月19日の物ですからかなりの台数です。

 

セレナe-POWERのビークルコントロールモジュールの制御プログラムが不適切なため、燃料が残っていても燃料切れと判定することがあるというものです。

 

特定の道路、かつ走行条件で発電用エンジンを始動する場合なのですが、ガソリンがあるのにフェールセーフ制御によりエンジンが止まり、走行不能となる困った問題です。

 

対策は制御プログラムを対策品に書き換えるだけなので、ディーラーから連絡があったら、あるいは対象車だったらすぐに修理しましょう。

 

https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/report5129.html

 

セレナe-POWERの光軸が保安基準を満足していないおそれ

 

2020年5月15日製造という僅かな数ですが、光軸検査設備が正常に作動していない状態で検査、調整を行ったため、 光軸が保安基準を満足していないおそれがあるそうです。

 

もしそうなら、ヘッドライトでちゃんと照射できなかったり、対向車に迷惑をかけることになるりますが、ちゃんと光軸調整すれば大丈夫です。

 

https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/report4826.html

 

セレナe-POWERのフォグランプが保安基準を満足していないおそれ

 

2019年7月12日~11月14日製造分で、搬送時の衝撃によりレンズの位置がずれ、 光軸が保安基準を満足していないおそれがあるそうです。

 

検査して不良なら交換して光軸調整すれば大丈夫な問題です。

 

https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/report4834.html

 

セレナe-POWERのパーキングロックが作動しない

 

2017年12月27日~2018年4月27日に製造したものの中にパーキングポールのシャフトの変形によりパーキングロックが作動しない可能性があるそうです。

 

最秋の場合は駐車中のセレナe-powreが動くという怖い故障ですが、対策品と交換すれば故障の危険はなくなります。

 

https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/K_report548.html

 

セレナe-POWERの故障が多い?

 

セレナe-POWERの故障自体は決して多くはありません

 

セレナe-POWERには悪名高い日産のCVTは搭載されていませんから、それだけでも故障のリスクは少なそうです。

 

ただ、前例のないシステムですし、プロパイロットが故障と診断した時なんかは、ディーラーに持ち込むしかありませんし、原因究明自体も難しいようです。

 

また、お金のかかるバッテリーやインバーターの故障はこれから出てくる可能性がありますので、故障情報には注意が必要ですね。

 

まとめ

 

セレナe-powreに限らず故障やリコールの情報はチェックしておいたほうがいいでしょう。

 

情報を知っていると故障しても見当が付きますし、対処も適切にできる可能性が高いからです。

 

また、リコールはディーラーからきちんと連絡があるはずですが、引っ越していたり手違いで情報が入らない可能性もあります。

 

e-powreは歴史の浅いシステムですから予想外の問題が発生する可能性は皆無ではありませんので、こまめなチェックをおすすめします。

今後、車の乗り換えなど愛車を手放すことを検討されているのであればの内容にも目を通して見てください。

 

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