セレナe-POWERはセレナの中でも高い人気を誇っていますが、それでも不満を訴えているユーザーもおられるようです。
ここでは、「セレナe-powerで買って後悔するほどの欠点がある?」も踏まえながら、セレナe-POWERの不満で多いのは何なのかを確認します。
そして、そんな不満がある中で買うべきか否かをチェックしておきましょう。
目次
セレナe-POWERの不満で多いのは何か?
まず、セレナe-POWERの不満で多いのは何なのかを確認しておきます。
- 「セレナe-powerで買って後悔するほどの欠点がある?」で記載した不満
- セレナe-powerは高価
- セレナe-powerは思ったほど燃費が良くない
- セレナe-powerは長い下り坂では回生ブレーキが効かない
- セレナe-powerのワンペダルに違和感
- セレナe-powerの外観が保守的で内装が安っぽい
「セレナe-powerで買って後悔するほどの欠点がある?」で記載した不満
「セレナe-powerで買って後悔するほどの欠点がある?」で5点ほどのセレナの欠点をあげていますが、皆さんも不満を感じられているようです。
セレナe-powerは長い上り坂に弱い
セレナe-powerはバッテリーが小さく、バッテリーが空っぽになると1.2Lの非力なエンジンの発電だけで坂を登ることになるからです。
セレナe-powerは超高速に弱い
これは「セレナe-powerは長い上り坂に弱い」と同じで、EV走行は超高速に弱いの、バッテリーが空っぽになるのです。
セレナe-powerは冬に燃費が悪い
冬は発電の必要がなくても暖房のためにエンジンを始動しなければならないからです。
セレナe-powerはサスペンションが柔らかい
セレナ共通の欠点ですが、セレナe-powerはS-HYBRIDに比べてもサスペンションが柔らかいようです。
セレナe-powerはバッテリー寿命が短い
これは、「セレナe-POWERのバッテリー寿命は短い?高速と街乗りで違う?」をご覧ください。
セレナe-powerは高価
セレナe-powerは確かに高価です。
S-HYBRIDと比べれば40万円以上は高くなります。
乗り出し価格は「セレナe-POWERの乗り出し価格をグレード比較!残価設定ローンはお得?」にもあるように値引きを見込んでも300万円オーバーです。
ちょっとしたオプションを装着すると400万円台になりそうです。
セレナe-powerは思ったほど燃費が良くない
セレナe-powerのWLTCモード燃費は17.2~18.0km/Lです。
WLTCモード燃費は実燃費に近いと言われますが、セレナe-powerの実燃費は16.0~17.0
km/L程度と言われています。
これだけみるとこのクラスのガソリンエンジンのミニバンよりは圧倒的に燃費がいいのですが、ノアやステップワゴンには少し水をあけられています。
このあたりの事情は「セレナの燃費悪すぎの評判はe-POWERやハイブリッドでも?ノアなどライバル車との比較でも悪い?」をご覧ください。
セレナe-powerは長い下り坂では回生ブレーキが効かない
「セレナe-powerのクリープ現象と回生ブレーキ!長い下り坂でブレーキが効かない条件は?」で書きましたが、長い下り坂でバッテリーが一杯になったら、効きが悪くなります。
これを称して「下り坂の満充電地獄」と言われる方もおられるようですが、要するに1200ccのエンジンブレーキ程度の効きしかなくなるのです。
セレナe-powerのワンペダルに違和感
セレナe-powerのワンペダルはとても便利ですし、e-powerシステムを見事に制御できるのですが、どうしてもワンペダルに馴染めないという方はおられるようです。
セレナe-powerの外観が保守的で内装が安っぽい
最近の車の外観は攻撃的で存在感を誇示するのがはやりです。
トヨタのアルファードがまさにそうですし、新型ノアも派手なフロントグリルを備えていますので、セレナのエクステリアはおとなしすぎるという評価もあるのです。
また、内装については豪華なトヨタと比べてプラスチック感が強すぎるという不満は根強いようです。
セレナe-POWERへの不満を踏まえて買うべきか?
では、そんなセレナe-POWERへの不満を踏まえて買うべきかどうかをチェックしていきましょう。
- 「セレナe-powerで買って後悔するほどの欠点がある?」で記載した不満
- セレナe-powerは高価
- セレナe-powerは思ったほど燃費が良くない
- セレナe-powerは長い下り坂では回生ブレーキが効かない
- セレナe-powerのワンペダルに違和感
- セレナe-powerの外観が保守的で内装が安っぽい
「セレナe-powerで買って後悔するほどの欠点がある?」で記載した不満
これについては「セレナe-powerで買って後悔するほどの欠点がある?」で買って後悔するほどの不満ではないと申し上げています。
買うのをためらうほどの欠点ではないと思います。
セレナe-powerは高価
「セレナe-POWERで元を取るには走行距離10万キロ以上必要?」にも書いたように約10万キロでe-powerとガソリン車の差額のもとは取れます。
ただ、年間1万キロくらいの走行距離でもとを取るのはかなり難しいので、そこは他のメリットと総合的に判断すべきでしょう。
セレナe-powerは思ったほど燃費が良くない
セレナe-powerは思ったほど燃費が良くないのは確かですが、ガソリンエンジン車と比べれば圧倒的に良好な燃費です。
ただ、ライバルより燃費が劣るといってもそう大きなものではありませんから、あとはそこも含めて総合的にどう判断するかです。
セレナe-powerは長い下り坂では回生ブレーキが効かない
セレナe-powerは長い下り坂では回生ブレーキが効きにくくなるのは確かです。
ただ、4輪のディスクブレーキは通常に効きますから回生ブレーキが効きにくいからといって危険につながる可能性は低いものと思われます。
セレナe-powerのワンペダルに違和感
セレナe-powerのワンペダルに違和感を覚えるのは最初だけで、いずれ便利さに慣れていく方が大多数です。
どうしても馴染めない時は、e-powerスイッチを「Normal」にすればワンペダルが解除され、アクセルを離せばガソリン車のエンジンブレーキと同等の減速力になります。
セレナe-powerの外観が保守的
これは好みの問題です。
セレナ外観が地味すぎて好きになれないなら買うべきではありません。
内装も然りですが、インテリアについては「セレナの内装はしょぼい?DIYでおしゃれに高級感を演出するインテリアパーツの効果は?」にも書いたように工夫次第でどうにでもなるものです。
まとめ
セレナe-POWERの不満で多いものをピックアップしてみました。
たいていの不満は買うのをためらうほどのものではありませんし、燃費などは他のいいところ、悪いところを踏まえて総合的に判断すべきでしょう。
ただ、見た目の好き嫌いだけはどうしようもありません。
私はセレナのスタイリングは均整がとれて悪くないと思いますが、地味すぎて嫌ならもっと派手な外観の車なり豪華な内装の車にすべきでしょう。
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