セレナC27が発売されて、自動運転支援システム「プロパイロット」が注目を集めたところですが、それ以外の部分も含めてどう変わったのでしょうか。
ここでは、そのセレナC27とセレナC26の違いをサイズ・外観とプロパイロット、その他で比較してみましょう。
目次
セレナC27とセレナC26の比較(サイズ:室内長110mm拡大)
セレナC27とセレナC26の外寸などは5ナンバーの規制いっぱいでつくっているので、ほぼ同じです。
区分 | 全長 × 全幅 × 全高
(mm) |
ホイールベース
(mm) |
最小回転半径
(m) |
---|---|---|---|
セレナC27 | 4690×1695×1865 | 2860 | 5.5 |
セレナC26 | 4685×1695×1865 | 2860 | 5.5 |
ただ、室内サイズは明らかに進歩しており、室内長、室内幅、室内高とも拡大しています。
室内長、室内幅ともかなり拡大しているので、乗ってみると実感できるはずです。
区分 | 室内長×室内幅×室内高(mm) |
---|---|
セレナC27 | 3170×1545×1400 |
セレナC26 | 3060×1480×1380 |
特筆すべきは室内長が110mmも拡大したことで、全長が5mmしか伸びていないことを考えてればなかなかです。
全幅も全高も変わっていないのに室内幅や室内高もしっかり拡大していますね。
セレナC27とセレナC26の比較(外観)
セレナC26が、真面目なきっちりした少し角ばったデザインなのに対して、セレナC27では、丸みを帯びたボリューム感のあるフォルムに変わりました。
より流麗でスポーティと言ってもいいかもしれません。
ハイウェイスターはバンパー下までブラックにペイントされ、グリル部分も大きいうえ、フィンも大きくメッキ部分が目立つので、なかなかの迫力です。
セレナC26(ノーマル)
セレナC26(ハイウェイスター)
セレナC27(ノーマル)
セレナC27(ハイウェイスター)
セレナC27とセレナC26の比較(乗り心地・走行性能)
プラットフォームは車の走行性能や乗り心地に大きな影響を与えるといいますが、セレナC27のCプラットフォームはC25から3代にわたって変わっていません。
しかし、今回のモデルチェンジでは乗り心地はかなり変わっているのです。
C27の乗り心地はC26と同じ傾向で、しなやかで柔らかな乗り心地ですが、後の走行性能とも関連するしなやかさが向上しています。
C27セレナは全高はC26と同じですが車体重量は増えているにもかかわらず、ある程度のスピードでカーブに入っても腰砕けがなく、ロールもしっかり制御されているのです。
ふわふわの足回りのミニバンに共通する挙動が抑えられているため、C26に比べて操縦性の良さと安全性、さらには乗り心地の良さを感じるようなのです。
セレナC27とセレナC26の比較(最新技術によるプロパイロット)
セレナC27とセレナC26を比較して、一番の違いはプロパイロットの有無かもしれません。
プロパイロットは日産ではセレナC27でオプションですが、初めて搭載されました。
プロパイロットは自動運転とは言えないようですが、このてのシステムの搭載は量産車では初めてのことです。
プロパイロットは自動車専用道路に限定して使用できる運転支援機能です。
自動運転の中でも自動化レベルは2であくまで運転の主体はドライバーになります。
プロパイロットがしてくれるのは自動車専用道路の単一車線で、車速や車間距離の維持、ハンドル操作による車線追従などに限定されます。
その間、ハンドルから手を離すことはしてはいけませんが、ドライバーは全く操作する必要が無いのです。
引用元:https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/949a97d622acf8466910d262a71bae616dcf542d/
セレナC27とセレナC26の比較(動力性能)
セレナC27のエンジンはセレナC26と同じ2.0リッターのMR20DDですが、圧縮比が11.2から12.5に大幅に上がりました。
セレナC26のエンジンが最高出力147ps、最大トルク21.4kgmなのに対し、最高出力150PS、最大トルク20.4kgmと若干出力重視のセッティングに変わります。
これにS-ハイブリッドの場合、最高出力2.6PS、最大トルク 4.9kgmのモーターを組み合わせますが、これも出力重視に振っているようです。
ただ。いずれにしても体感では大きな違いはありませんし、むしろマイルドになっています。
セレナC27とセレナC26の比較(燃費)
セレナC26の燃費はFFでS-ハイブリッド車がリッター15.4~16キロ、ノーマル車が13.8キロ、4WDでそれぞれ13.6キロ、12.8キロです。
セレナC27ではFFでS-ハイブリッド車がリッター17.2キロ、ノーマル車が15キロとなり、かなりの燃費改善が図られました。
高圧縮比化の効果はこちらに効いてきているようですね。
エクストレイルに搭載されていたワンモーター・デュアルクラッチ+エクストロニックCVTのハイブリッドシステムの搭載も見込まれていました。
しかし、結果的にはこのパラレル方式式ではなくノートに搭載されていたシリーズ方式のハイブリッド、e-powerを採用することになりました。
セレナC27とセレナC26の比較(子育てに嬉しい装備の継承拡充)
セレナC27は子育に役立つうれしい機能もしっかり装備しています。
インテリジェントキーを持っていれば、スライドドアの下にキック操作するだけでドアが自動開閉するハンズフリーオートスライドドアが新たに採用されました。
引用元:https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/TECHNOLOGY/ARCHIVE/HASD/
量販車では世界初の装備です。
2列目スライドドアに装備されたサンシェード、2列目の2人乗りと3人乗りへの変更、3列目へのウオークスルーを可能とするスマーとマルチセンターシートは継承されています。
まとめ
C27セレナはプロパイロット以外でも、特に燃費の面では大きな進歩を遂げましたし、スタイリングも随分洗練されたところです。
こうしてみると、セレナもC26、C27と世代を重ねるごとに着実に進化しているようですね。
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