現在のセレナハイウェイスターにはハイウェイスターVという人気グレードがありますが、このグレードはC27系前期には存在しませんでした。
C27前期モデルではそのかわりにハイウエイスターに「Vセレクション」「Vセレクション2」と2度にわたり「Vセレクション」を名乗る特別仕様車が投入されました。
ここでは、そんな「Vセレクション」について説明するとともに、ハイウェイスターVの標準装備を Vセレクションと比較して違いはどうかをチェックしておきましょう。
目次
セレナハイウェイスターの「Vセレクション」
セレナハイウェイスターには2回「Vセレクション」がラインアップされていますので紹介しておきます。
- セレナハイウェイスター Vセレクション
- セレナハイウェイスター Vセレクション2
セレナハイウェイスター Vセレクション
C27系では2017年5月とモデルチェンジからまだ日が浅い時期に「X」と「ハイウエイスター」ベースに「Vセレクション」を設定しました。
セカンドシート 超ロングスライド+横スライドなどの「快適パック」と「日産オリジナルナビ取付パッケージ」、両側ワンタッチオートスライドドアを標準装備しました。
「ハイウェイスター Vセレクション」はさらにLEDヘッドランプ、16インチタイヤ&アルミホイール(2WD車のみ)を装備しました。
価格はXベースがプラス184,680円、ハイウエイスターベースが2WDでプラス255,960円、4WDがプラス228,960円とハイウェイスターGとの中間あたりの設定でした。
セレナハイウェイスター Vセレクション2
セレナの「Vセレクション2」は2018年9月とC27系前期モデルの末期に安全装備の充実化に伴いって「2」と名前を改められました。
価格はXベースがプラス157,680円、ハイウエイスターベースが2WDでプラス191,160円、4WDがプラス164,160円と若干価格差が縮小しました。
ハイウェイスターVの標準装備をVセレクションと比較して違いは?
ハイウェイスターVの標準装備をVセレクションと比較して違いはどうかの確認ですが、ここでは、まずVセレクションの装備がハイウエイスターVに付いているかを確認します。
そして、ハイウェイスター VセレクションにはなくてハイウェイスターVにある装備をチェックしておきましょう。
- Vセレクションの装備がハイウエイスターVに付いているか
- ハイウェイスター VセレクションにはなくてハイウェイスターVにある装備は?
Vセレクションの装備がハイウエイスターVに付いているか
セレナハイウェイスター Vセレクションの特別装備はざっくり言って以下の5点ですので、これがハイウエイスターVに付いているかチェックしておきます。
快適パック
- スーパーUVカット断熱グリーンガラス(フロントドア)→標準装備
- パーソナルテーブル(セカンド・サード左右)→V・XV特別装備
- カップホルダー(12個)→V・XV特別装備
- USB電源ソケット(2列目・3列目各2個)→V・XV特別装備
- セカンドシート 超ロングスライド+横スライド→V・XV特別装備
- サードスライドシート→V・XV特別装備
- シートバックフック(8個)→V・XV特別装備
- シートバックポケット(運転席・助手席、スマートフォン・タブレット収納付)→V・XV特別装備
日産オリジナルナビ取付パッケージ→V・XV特別装備
- ステアリングスイッチ(オーディオ)
- 6スピーカー
- TVアンテナ
- GPSアンテナ
- リヤビューモニター用プリハーネス
両側ハンズフリーオートスライドドア→V・XV特別装備
LEDヘッドランプ→V・XV特別装備
16インチタイヤ&アルミホイール(2WD車のみ)→V・XV特別装備
ご覧のように、すべての装備がハイウェイスターVには付いていますし、特別仕様車のときの名残なのでしょうか、「V・XV特別装備」という表現の場合がほとんどです。
ハイウェイスター VセレクションにはなくてハイウェイスターVにある装備は?
ハイウェイスター Vセレクションは当時はe-POWERにだけあったハイウェイスターVの装備をすべて取り込んだものです。
だから、設定当時の基準からすると、ハイウェイスター VセレクションにはなくてハイウェイスターVにある装備はありません。
ただ、今のハイウェイスターVには以下のようなハイウェイスター Vセレクションにはなかったものが付いています。
- アダクティブLEDヘッドライトシステム
- LEDフォグランプ
- プロパイロット
特にプロパイロットの標準装備が大きいですね。
まとめ
ハイウェイスター VセレクションはハイウエイスターVというグレードが無かった時代にハイウエイスターとハイウエイスターGの間を埋めるように設定しました。
非常にバランスの取れた特別仕様車なので、よく売れたようですし、やがてハイウエイスターVとして標準グレード化されたわけです。
ご覧のように、当時はe-POWER ハイウェイスターVの装備をすべて取り込んだものですので中古を買われるならハイウエイスターVと同じと考えて問題ないと思います。
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