セレナにHDMIを取り付けることで、車内のエンターテイメント体験が大きく向上します。
セレナのナビとスマホを本格的に連携させるならHDMI接続したいところです。
純正ナビがApple「CarPlay」とGoogle「Android Auto」に対応していればそれでもいいのですが、中途半端な感が否めないからです。
この記事では、セレナの各モデル、特に人気のC27、にHDMIを追加する方法を詳しく説明します。
また、HDMI取り付け工賃について、イエローハットやオートバックスなどのカーショップでの相場も紹介。
自分での取り付けを検討している方や、プロに依頼を考えている方にも役立つ情報をご紹介します。
- セレナのモデルによるHDMI端子の有無
- セレナへのHDMI端子の増設方法
- セレナのHDMI接続に必要なHDMIケーブルの種類
- 自分での取り付け可能性
目次
セレナ(C28)へのHDML取り付けは不要?HDMI端子はどこ?
セレナのHDML端子がどこにあるのかについてですが、最新の現行モデル(C28)については、助手席のアッパーボックスとグローブボックスの間にあります。
しかし、前モデルのC27までは標準でHDMI端子は用意されていませんので、増設が必要となります。
ここからはC27までのセレナへのHDML端子の取り付けについてみていきます。
セレナになぜHDMI端子が必要か
セレナになぜHDMI端子が必要かということですが、セレナの純正ナビはかつてはApple「CarPlay」とGoogle「Android Auto」に対応していました。
これはプレミアムモデルだけで、MM519D-Lまでは使えたのですが、2020-2021年モデルのMM519D-Lでは廃止されました。
「CarPlay」と「Android Auto」については「セレナ(C27)のCarplay設定方法と注意点!日産対応車種に入ってる?」にも書いていますがいささか中途半端です。
スマホの画面をナビに映す本格的なスマホ連携「ミラーリング」が使えれば問題は解消するのですが、そのためにはHDMI接続は不可欠なのです。
また、HDMI端子があればFireTVだろうがポータブルDVDだろうがいろんなものを接続することができるのです。
セレナへのHDMI端子の取り付け方法
まず、セレナの純正ナビのフロントサイドにはHDMI端子なんかありません。
ただ、ナビがHDMI入力に対応していれば、ナビ背面の入力端子にHDMI接続ケーブルを挿すことによって使用可能になるのです。
背面の端子に挿入 | 端子をグローブボックス等に引き出す |
引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/2851624/car/2461227/4748190/7/note.aspx#title https://blog-thebeat.com/nissan-navi-youtube-iphone/
HDMI接続ケーブルはいろいろとあるのですが、セレナのパナソニックモデルに対応している税込み3,300円+送料270円のこの製品を紹介しておきましょう。
ちなみに、HDMI入力に対応しているのは、プレミアムナビでMM513以降のモデルです。
ベーシックモデルのMM3で始まるものはHDMI入力に対応していませんが、パイオニア製のMP313、MP314、MP315は対応しているようです。
パイオニア製のナビは先ほど紹介したHDC7の適合表に記載がありませんので、純正パーツをお示ししておきますが、税・送料込み7,950円といささか高価です。
この中でMM516シリーズ以降の機種はナビと純正後席モニターがHDMIで接続されているので大丈夫なのですが、MM515以前のモデルは後席で見ることはできません。
では、HDMI対応でない場合はどうするかですが、方法が無いこともないのです。
HDMI端子が無いモデルはRCA入力なら可能ですから、この税込み3,020円送料600円の製品で外部からRCA入力する端子を外部につくります。
そして、この税・送料込み2,863円の製品でHDMIの信号をRCAの信号にコンバートしてやればいいのです。
アナログ接続なのでHDMIに比べると滲むなど画質は劣りますがミラ―リングができるなら、これでもOKでしょう。
セレナへのHDMI取り付け工賃!オートバックスとイエローハットでどれ位違う?
では、HDMI取り付け工賃はオートバックスとイエローハットでどれ位違うのでしょうか。
- セレナへのHDMI取り付けはDIYでできないことはない
- オートバックスとイエローハットでどれ位違う?
セレナへのHDMI取り付けはDIYでできないことはない
そもそも、セレナへのHDMI取り付けはDIYでできないことはありません。
電源取り出しやマイナス端子のアース接続などは無く、ナビ背面のHDMIのE端子、RCAなら空き8ピンコネクター(白色)に挿すだけだからです。
出力はグローブボックスあたりに引き出せばいいでしょう。
問題は慎重な作業が必要なパネルなどの取り外しで、詳細はこの動画をご覧ください。
オートバックスとイエローハットでどれ位違う?
オートバックスとイエローハットの料金表をみてもHDMI接続に関する記載はありません。
ただ、難易度は車載デッキ取り付けと同程度以下ですから、そのあたりの金額になるものと思われます。
オートバックスの場合はオーディオの取り付け工賃はオーディオ取り付けが税抜きで5千円~ですから、持ち込みなら1万円+税~というころでしょうか。
これがイエローハットなら税込み11,000円のようですから、どちらでも、車種による割増があっても、11,000円から2万円では取り付けしてくれそうです。
ただ、ディーラーで工賃込み8,000円で取り付けてもらったという情報もあります。
バルブ交換やバッテリー交換なども含めてディーラーの工賃は意外と安い場合もありますので、ディーラーにも相談してみるといいかもしれません。
まとめ:セレナのHDMI取り付け工賃はオートバックスとイエローハットでどれ位違う
セレナの純正ナビに標準でHDMI端子が付いていればいいのですが、3,000円くらいの費用でケーブルが買えるなら考えてみたくなりますね。
工賃はオートバックスで1万円ちょっとと思われますし、ディーラーに頼む手もありますので、検討してみてもいいかもしれませんね。
この記事でお伝えした内容のポイントを箇条書きでまとめました。
- C28モデルはHDMI端子あり
- C27以前はHDMI端子なし、増設必要
- HDMIはスマホ連携・多機器接続に必須
- 純正ナビ裏にHDMI端子接続可能
- 対応HDMIケーブル紹介あり
- プレミアムナビはMM513以降HDMI対応
- RCA変換で非対応モデルも接続可
- DIY取り付け可能、専門店も選択肢
- 工賃は店舗・ディーラーで差あり
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