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セレナe-POWER購入するとなると、車両本体価格はもちろんですが、実際に支払う乗り出し価格もチェックしておきたいところです。

 

そして、初期費用がかからず、月々の支払いも抑えられる残価設定ローンもチェックしておきたいですね。

 

ここではそんなセレナe-POWERを買うとしたら、乗り出し価格はいくらになるのかをグレードごとに比較します。

 

値引き期待額も織り込んで実際の初期負担額を確認します。

 

また、残価設定ローンで買えばいくらくらいになるのか、果たしてお得かもチェックしておきましょう。

 

目次

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セレナe-POWERの乗り出し価格をグレードごとに比較

 

 

ここでは、まず、乗り出し価格とはどういうものかを説明します。

 

そのうえで、セレナe-POWERの乗り出し価格をグレードごとに比較していきます。

 

そして、セレナe-POWERの値引き期待値をチェックし、実質的な乗り出し価格がどの程度になるのか、確認します。

 

 

  1. 乗り出し価格とは
  2. セレナe-POWERの乗り出し価格をグレードごとに比較
  3. セレナe-POWERの値引きと、実質乗り出し価格
  4. 見積書ベースの乗り出し価格を考える

 

乗り出し価格とは

 

乗り出し価格というのは、車両本体価格に加えて「オプション」や「諸経費」などを含めた総支払額です。

 

実際に車を購入する際は、「車両本体価格」と「オプション」などに加え、以下の費用が必要になります。

 

  • 自動車税、自動車重量税、自賠責保険、リサイクル費用などの「法定費用」
  • 車両登録代行費用、車庫証明書代行費用、納車費用などの「手続き代行費用」

 

ちなみに消費税も「法定費用」ですが、「車両本体価格」に含まれて表示されています。

 

 

セレナe-POWERの乗り出し価格をグレードごとに比較

 

ここでは、セレナe-POWERの「法定費用」と「手続き代行費用」を確認したうえで、グレードごとの乗り出し価格を比較します。

 

セレナe-POWERの「法定費用」と「手続き代行費用」

 

セレナe-POWERの「法定費用」と「手続き代行費用」は概ね、このようになります。

 

項目 費用(円)
LUXION LUXION以外
環境性能割 0 0
自動車重量税 30,000 30,000
自動車重量税(エコカー減税額) -15,000 -30,000
自賠責保険 27,770 27,770
自動車税(種別割)(5月登録の場合) 25,500 25,500
税金保険料等計 68,270 53,270
リサイクル費用 13,270 13,270
登録諸費用(参考価格、消費税込) 50,414 50,414
諸費用等合計 131,954 116,954

 

「環境性能割」とは、購入する車の環境性能に応じて、普通車は0%~3%、軽自動車は0%~2%かかりますが、セレナe-POWERは100%減税です。

 

※この税率は2023年12月31日までの数値なのでご注意ください。

 

セレナe-POWERの車両重量税は1年あたり1万円、3年分で3万円になります。

 

ただし、エコカー減税措置が受けられるのですが、その割合が違います。

 

2030年度燃費基準90%達成車は100%減税なのですが、新型セレナe-POWER Xは95%達成、e-POWER XVおよびe-POWER ハイウェイスターVは90%達成なので該当します。

 

e-POWER AUTECも大丈夫なのですが、e-POWER LUXIONだけは85%達成車ということで50%の減税措置になるのです。

 

※現行エコカー減税は2023年4月30日まででしたが、自動車の納期遅れ等に配慮し2023年12月31日まで据え置かれることになりました(環境性能割と同じ)。

 

セレナe-POWERの自動車税は本来なら30,500円です。

 

ただ、年度途中購入の場合は翌月から年度末までの月割りになります。

 

セレナe-POWERの「法定費用」と「手続き代行費用」の合計は概ね11.7万円ですが、e-POWER LUXIONだけは1万5千円割高になります。

 

セレナe-POWERの乗り出し価格をグレードごとに比較

 

セレナe-POWERの乗り出し価格はこのようになります。

 

グレード 車両本体価格(円) 法定費用

手続き代行費用(円)

乗り出し価格(円)
X 3,198,800 116,954 3,315,754
XV 3,499,100 116,954 3,616,054
ハイウェイスターV 3,686,100 116,954 3,803,054
ハイウェイスターAUTECH 4,150,300 116,954 4,267,254
LUXON 4,798,200 131,954 4,930,154

 

ベースグレードとLUXONの価格差は何と160万円超になりますね。

 

なお、オプションを追加する場合はこの金額に加算することになります。

 

セレナe-POWERの値引きと、実質乗り出し価格

 

ここでは、セレナe-POWERの値引き期待額を確認して、そのうえで、グレードごとの実質乗り出し価格を比較します。

 

セレナe-POWERの値引き期待額

 

セレナe-POWERの値引きは発売直後から10万円程度と非常に厳しいものでしたが、2月になって20万円まで拡大していますから、この20万円を目標としたいところです。

 

オーテック系は若干値引きが厳しいという情報もあります

 

セレナe-POWEは人気車ですが、e-POWERだからといって値引きは厳しくないようなので、粘ってみたいところですね。

 

ちなみに、メーカーオプションは値引き定価の1割、ディーラーオプションは2割が目安のようです。

 

セレナe-POWERの実質乗り出し価格(値引き加味)をグレードごとに比較

 

セレナe-POWERの値引き期待値加味の乗り出し価格はこのようになります。

 

グレード 乗り出し価格(円) 値引き期待額(円) 実質乗り出し価格(円)
X 3,315,754 200,000 3,115,754
XV 3,616,054 200,000 3,416,054
ハイウェイスターV 3,803,054 200,000 3,603,054
ハイウェイスターAUTEC 4,267,254 200,000 4,067,254
LUXION 4,930,154 200,000 4,730,154

 

ベースグレードで310万円ちょっと、LUXIONでも470万円ちょっとになりますね。

 

見積書ベースの乗り出し価格を考える

 

これで概ね実際の乗り出し価格なのですが、実際には何かしらオプションを付けるものです。

 

セレナe-POWERのオプションを考える

 

セレナe-POWERのオプションを考えてみます。

 

オプション 「MO」or「DO」 価格(円) 値引き後(円) 備考
有料色 MO 44,000 39,600
インテリジェントアラウンドビューモニター等 MO 96,800 87,120 LUXION不要
ナビレコお買い得パック+ETC2.0 DO 311,139 248,912 LUXION不要
フロアカーペット DO 66,000 52,800
428,432 LUXIONは

92,400

 

インテリジェントアラウンドビューモニターはインテリジェントルームミラー、6スピーカー、ナビ取り付けパッケージまで付いていますから是非付けたいところです。

 

ナビレコお買い得パック+ETC2.0はMM222D-Leという9インチナビにドライブレコーダーまで付いています。

 

セレナe-POWERに9インチナビを付けるにはこのオプションしかありませんからね。

 

有料色の44,000円はプリズムホワイトを想定していますが、ダイヤモンドブラックも同価格です。

 

セレナe-POWERの見積書ベースの乗り出し価格

 

このオプションを注文すると仮定した見積書ベースの乗り出し価格です。

 

グレード 値引き加味(円) オプション(円) 見積書ベースの乗り出し価格(円)
X 3,115,754 428,432 3,544,186
XV 3,416,054 428,432 3,844,486
ハイウェイスターV 3,603,054 428,432 4,031,486
ハイウェイスターAUTEC 4,067,254 428,432 4,495,686
LUXION 4,730,154 92,400 4,822,554

 

LUXIONの割高感が薄れていますよね。

 

セレナe-POWERを残価設定ローン お得か?

 

 

ここでは、セレナe-POWERを残価設定ローンを使って購入することを考えてみます。

 

まず、残価設定ローンの仕組みと注意点をおさらいします。

 

そして、セレナe-POWERを残価設定ローンを使って購入した場合のシミュレーションをして、果たしてお得かどうかをチェックしましょう。

 

  1. 残価設定ローンの仕組み
  2. 残価設定ローンの注意点
  3. セレナe-POWERを残価設定ローンを使って購入した場合のシミュレーション
  4. セレナe-POWERで残価設定ローンはお得か

 

残価設定ローンの仕組み

 

まずは残価設定ローンの仕組みです。

 

一般的なローンと違って、車両代金の一部(「残価」)を除いてローンを組みます。

 

最後にクルマを返却することでその支払いに充当することになります。

 

車の下取り分が先に控除されているので、月々に支払額が少なくてすむのです。

 

なお、ローンが終わった場合は、以下の3つから選択することになります。

 

  • 車を返却して新しい車を購入する
  • 残価を支払って車を買い取る
  • 車を返却する

 

 

  • 残価設定ローンの注意点

 

こうしてみると良いことだらけのようですが、注意点が何点かあります。

 

  • 車両は最終的に返却するので手元に残らない

 

車両は返却することになります。

 

残価分を現金で支払うか、再びローンを組む方法もありますが、こうなると残価設定ローンのメリットがなくなります。

 

  • 車両の使用制限がある

 

返却した車両は一定の走行距離を想定して残価を設定しますから、1ヵ月の走行距離等に制限があります。

 

これを超えた場合は査定額が下がり、別途支払いを求められるのです。

 

  • 車両保険の加入が必須

 

  • 車両保険は必須とまでは言えませんが、実際には強く勧められることになります。
  • というのも、事故等で車が傷ついた場合は残価設定した価格との差額の支払いを求められるからのです。

 

  • セレナe-POWERを残価設定ローンを使って購入した場合のシミュレーション

 

セレナe-POWERを残価設定ローンを使って購入した場合のシミュレーションをしてみましょう。

 

例えば、セレナe-POWER (X 2WD)を選んだ場合です。

 

区分 内容・金額
メーカー希望小売価格 3,198,800円
見積書ベースの乗り出し価格 3,544,186円
月々支払額 38,022円
走行距離 1,000km/月間
支払方法 60回(ヶ月)
手数料率(実質年率) 4.90%
ボーナス月分割支払額 0円
据置額 1,984,744円

 

 

日産はセレナe-POWERの残価率を56%と大幅に引き上げたので、月々の支払いが38,022円ですが、頭金、ボーナス払いなしなので、300万円の車にしては安いといえます。

 

ローン終了後、買い取る場合の残価は1,984,744円、そして、月間走行距離は1,000km以下に制限されます。

 

以前なら同じ条件でも月々の支払いは4万円をかなり超えていました。

 

当時の5年の残価率は40%を切っていましたからね。

 

残価率を高めに設定することで価格競争力を引き上げるとのことですが、中古車市場でのリセールの高騰を考えると遅きに失した感もありますね。

 

  • セレナe-POWERで残価設定ローンはお得か

 

セレナe-POWERで残価設定ローンはお得かどうかは場合によります。

 

 

【残価設定ローンはお得な場合】 

 

  • 数年おきに乗り換えたい人はお得

 

ざっくり言って、5年以内ごとに定期的に買い替えをする場合であれば残価クレジットがお得でしょう。

 

多額の頭金が必要がなく、月々の支払いを抑えられることがでるのです。

 

車の通常故障なら、メーカー保証で無償修理の場合が多く、ライフスタイルの変化に合わせ、車を乗り換えることが簡単にできるのです。

 

ただ、この場合でも走行距離が多い方には向かないのは言うまでもありません。

 

 

  • 高残価の車はお得

 

残価設定ローンの支払額は「乗り出し価格-残価価設定」を月割りにし、金利を上乗せしたものです。

 

ということは、残価が高ければ月々の支払いは少なくなります。

 

このため、お得に乗りたければ、残価率の高い、すなわち、リセールバリューの高い車種とボディカラーを選ぶべきでしょう。

 

ちなみにセレナe-POWERのリセールバリューは中の上、人気はノーマルよりもハイウェイスターのようです。

 

  • 低金利キャンペーンを選べばお得

 

シミュレーションで4.9%を採用しましたが、これが標準の金利です。

 

高すぎるように見えますが、キャンペーン等で安い場合もあり、上手に使えば残価設定ローンの方が安い場合もあるのです。

 

ディーラーでは、キャンペーンで安価な金利を適用する場合もありますので、ぜひそうしたチャンスを狙いましょう。

 

  • 中古車買取業者に売ればもっとお得かも

 

セレナe-POWERの3年落ちのリセールは90%を上回っています。

 

現在の残クレの残価率は65%程度のようですから、以前のリセール70%の頃ならともかく、これなら引き取って中古車販売業者に売った方が遥かにお得なのです。

 

5年落ちのリセールはまだわかりませんが、日産が56%の残価率を設定したということはそれよりは高くなるとみているのでしょう。

 

例えばSハイブリッド ハイウェイスター3年落ちのリセールバリューは50%台半ばから70%台半ばですから、やはり56%を超えてきそうです。

 

残クレ期間が終わっても安易に返還しないほうがいいかもしれませんね。

 

【残価設定ローンはお得ではない場合】 

 

  • 1台の車を長く乗る人はお得とはいえない

 

残価設定ローンの一番のデメリットは金利です。

 

残価設定ローンは、キャンペーン等で安くなる場合もありますが、常時「残価」分の金利を上乗せして払っているので、その分必ず高くなります

 

ローン終了後に買い取ったり、新しいローンに移行すると、通常より総支払額が高くなる場合もあるのです。

 

だから、長期に乗る場合は現金で買うか、頭金を用意して最初から通常のローンを組んだほうがいいのです。

 

 

まとめ

 

セレナe-POWERの乗り出し価格と残価設定ローンをチェックしてきました。

 

乗り出し価格は、値引きを考えても300万円台半ばから480万円超と、それなりの価格になります。

 

そうなると残価設定ローンも考えたくなります。

 

残価設定ローンは確かに便利で、使い方次第ではお得な制度です。

 

ただ、向き不向きがありますので、メリット。デメリットをよくチェックして選んでいただけたらと思います。

 

それと、現在ミニバンのリセールは高騰していますので、残クレ期間終了が近付いたら市場動向も把握しておきましょうね。

今後、車の乗り換えなど愛車を手放すことを検討されているのであればの内容にも目を通して見てください。

 

既にご存知かもしれませんが、知らなかったのであれば愛車を相場より大幅に高く売却出来るかもしれません。

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セレナを限界値引から更に55万円安くなる方法!

 

新型セレナ(C28)が誕生してから1年以上が経過しました。

 

ただ、値引き額については思ったほど緩まっていません。

 

特にe-POWER車については値引き幅は抑えられています。

 

ただ、このような時にも限界と言われる値引きから更に安くセレナを購入する方法があります。

 

それも簡単な方法なのですが、知らない方が多いのです。

 

そんな方法を別記事で詳細にまとめていますので一度ご覧になってみて下さい。

 

>> 詳細はこちらからご覧いただけます!

 

ご覧いただいた通り、決して難しい内容ではありません。知っているか、知らないかだけの差です。

 

たったこれだけで、結果的に支払金額を抑えることができるのです。

 

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