セレナe-POWERの静粛性!エンジン音がうるさい理由と対策は?

セレナe-POWERは基本的には電気自動車です。

 

セレナe-POWERに搭載されるエンジンは発電専用で、必要なときしか動かしませんので静かなはずです。

 

しかし、そんなセレナe-POWERがガソリン車と比べてうるさいという風評があるのです。

 

特に「セレナe-POWERのエンジン音がうるさい」との声や、「セレナe-POWERのエンジン音対策」に関する情報への需要が高まっています。

 

セレナより早く誕生したノートe-POWERにもエンジン音がうるさいやエンジン音対策が話題になっていたので、e-POWER共通の問題点のようです。

 

この記事では、セレナ e-POWERの静粛性に焦点を当て、エンジン音の特性、うるさいと感じられる原因、そしてそれに対する具体的な対策について詳しく掘り下げます。

 

静かな車内環境を求める方々にとって、この記事がセレナ e-POWERの静粛性に関する理解を深める一助となれば幸いです

 

 

セレナe-POWERの静粛性はどう?うるさいって本当？理由は？

 

 

はっきり言いますが、セレナe-POWERがうるさいというのはいろんな口コミサイトから確認できます。

 

ここではセレナe-POWERは電気自動車なので基本的にはモーター駆動です。

 

モーターはエンジンと違って燃料の爆発で動くわけではありませんから、うるさくないはずです。

 

でもうるさいという声の多くはエンジン音なのです。

 

また、モーター駆動なので走行音が出ないので危険という欠点を補うための装置についても、うるさい上に音が不人気なのです。

 

さらに、セレナe-POWERは走行時は静かなだけに騒音が目立つという現象も発生しています。

 

セレナe-POWERがガソリン車と比べてうるさい現象の理由についていくつか記載してみます。

 

あわせて、新型キックスのe-POWERは静かという話もありますので、そのあたりも押さえておきましょう。

 

 

発電用エンジンがうるさい

 

セレナe-POWERは基本的には電気自動車ですが、バッテリーを小さくして、使用電力は発電専用エンジンで賄っています。

 

エンジン音自体がうるさい

 

このエンジンは発電に最適化した非常に効率的なエンジンなのですが、バッテリーが小さいこともあって、割といつも回っています。

 

1200ccで3気筒エンジンということで振動は大きめですし、2000回転台で回るので、そこそこの音は出ます。

 

特に、長い坂道や超高速走行時には目いっぱい発電しようとしますからそれなりの騒音になってきます。

 

次期セレナe-POWERでは発電用エンジンの排気量は1.4Lと少しだけ大きくなりますから、３気筒は変わらないにしても、この件については改善を期待したいところですね。

 

意図しない時にエンジンが動き出す

 

問題は、このセレナe-POWERのエンジンがドライバーの意図とは関係なしに回り始めることです。

 

通常のガソリン車はアクセルを踏めば回転数が上がりますから、ドライバーの感覚にリンクしていて、エンジンが激しく回っても気になりません。

 

しかし、セレナe-POWERの場合はドライバーや同乗者が意図しないタイミングでエンジンが始動するので、余計にエンジン音が気になるのでしょう。

 

これはうるさく感じますし、後述のキックスでは対策も講じられています。

 

普段は静かなだけに余計うるさく感じる

 

セレナe-POWERはモーター走行時は静粛性の高い車です。

 

遮音対策はガソリン車以上なので、ロードノイズなんかも少なめです。

 

このため、エンジンが始動したときのエンジン音が余計にうるさく感じるという可能性もあるのです。

 

要するに、エンジンが回っていない時は静かなので、そのギャップが大きいのです。

 

バック時のビープ音がうるさい

 

 

セレナe-POWERはバック時に「ファンファン」とか「フィンフィン」とかいう外に向かって発する音程の高い電子音を出します。

 

詳細は、「セレナe-POWERのバック音がうるさい!消せなくても調整は可能?」をご覧いただきたいのですが、消したり音量を下げることは不可能です。

 

というのも、道路運送車両の保安基準等の一部改訂により、「ハイブリッド自動車等の車両接近通報装置」が義務化されたのです。

 

やむを得ない措置ですが、「UFOの来襲みたい」と不評ですし、夜などは近所迷惑という切実な声も聞こえてくるので、気になる方はこのサイトで確認してください。

 

もし買われるなら、そして気になるなら、実車で音を確認したほうがいいでしょう。

 

ロードノイズがうるさい

 

 

最初に言っておきますが、セレナe-POWERのロードノイズがセレナのガソリン車と比べてうるさいわけではありません。

 

セレナの場合、遮音性があまり高くないので、ガソリン車だってロードノイズはそこそこがうるさいのです。

 

セレナe-POWERの場合。遮音対策はガソリン車以上に講じているのですが、EV走行時は静かなだけに、このノイズが目立つのです。

 

こうした騒音が気になる方は、遮音材などで改善が見込まれますので、以下のサイトなどを参考に挑戦してみてもいいかもしれませんね。

 

https://car.motor-fan.jp/article/10003461?page=2

 

エンジン音が新型キックスよりうるさい

 

セレナのe-POWERシステムは新型キックスと同じはずなのですが、新型キックスよりもうるさいという話があります。

 

新型キックスはセレナe-POWERと同じ1200ccの発電用エンジンとモーターというシステムですが、2020年6月30日発売ですから、セレナよりかなり後になります。

 

新型キックスはノート、セレナに次ぐ3台目のe-POWER車で初のe-POWER専用車になります。

 

このため、静粛性そのものが改善されたのに加えて、エンジンのフィーリングを実際の運転になるべくあわせる制御するようになっているのだとか。

 

そもそもセレナe-POWERのエンジン音が気になるのは、低速で普通ならエンジンが元気よく回らないときに動き始めたりすることにも原因があると言われています。

 

このため、低速域ではなるべくエンジンをかけずに、加速時にあわせてエンジンを動かすなどの工夫をしているそうなのです。

 

新型ノートでは、エンジンの作動頻度を低減したり、ロードノイズが大きいときにエンジンを作動させて、静かなときにエンジンを作動させない工夫をしていると言います。

 

やはり、現行セレナe-POWERのエンジン音うるさいのは予期しない、しかも静かなシチュエーションでのエンジン始動が大きな原因なのですね。

 

セレナe-POWERにエンジン音対策(静粛性向上)は可能？

 

 

セレナe-POWERにはガソリン車と比べてうるさい場合があるのは確かですが、対策は可能なのでしょうか。

 

バック時のビープ音は安全のためですし、車外で鳴るのですから対策のしようがありません。

 

しかし、エンジン音対策ならできなくはありません。

 

要するに遮音対策を講ずればいいのです。

 

 

エンジンルームの音を抑え込む

 

まず騒音の発生源であるエンジンルームの音を抑え込むことです。

 

ボンネット裏への防音材貼り付け

 

最初にやっておきたいのは、ボンネット裏への防音材貼り付けです。

 

例えばこの税込み3,490円＋送料715円の製品は 新幹線室内音低減、自動車室内外音低減などにも使われているそうです。

 

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大きさは幅250×奥行き420×高さ10mmが2枚ですから、2セットくらい必要かもしれません。

 

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断熱＋防音という製品で厚さはもう一つですが、大きいこともあって、効果は期待できそうです。

 

ボンネットとボディの隙間を塞ぐ

 

ボンネットとボディの隙間を塞ぐと、エンジン音の漏れだけでなく、ボンネット付近の風切り音も低減してくれます。

 

これは驚くほど安くて、税・送料込み1,855円です。

 

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室内へのエンジン音の侵入を防ぐ

 

エンジン音が室内に入ってくるのを防ぐことも重要です。

 

ダッシュボードとフロントガラスの隙間の防音

 

ダッシュボードもエンジン音の侵入口なので、この税・送料込み960円の静音モールはいかがでしょう。

 

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もともとダッシュボードのビビり音を防ぐものですがエンジンノイズ低減にも効果があると評判です。

 

防音材を使う

 

デッドニングの定番吸音材としてシンサレートというものがあります。

 

例えばこの税込み2,585円 ＋送料965円の1,520×1,000×13mmという大きさの製品あたりはどうでしょう。

 

これを簡単に施工できるAピラーやメーターフード、本気でやるならインパネ内に詰めておけばエンジン音はずいぶん軽減できるはずです。

 

本当はフロントドアにも遮音材をいれるといいのですが面倒ですし、スライドドア下部の開口部の遮音はエンジン音には効果は無さそうです。

 

「マナーモード」と「チャージモード」を活用する

 

これは遮音対策ではありませんが、「マナーモード」と「チャージモード」を活用するのもエンジン音対策です。

 

マナーモードでは、エンジンの始動を極力抑えますから、早朝や深夜など静かに走りたいときは有効です。

 

チャージモードでは、強制的にエンジンを始動してバッテリーの充電をしますので、音を気にしなくていいときには余分に充電しておけばいいのです。

 

まとめ：セレナe-POWERの静粛性!エンジン音がうるさい理由と対策は?

 

セレナe-POWERがうるさいというのには一応の原因と理由があるようです。

 

バック音については、対策のしようがありませんし、日産にはもっと趣味のいい音を選んでもらいたい気もしますが、e-POWER系はむしろこれで統一されるようです。

 

エンジン音とロードノイズはEV車だから気になるという側面もありますが、紹介したサイトほどではなくても自力でどうにでもなる問題でもあります。

 

とても気になるなら、紹介したように遮音材等で、もちろんDIYで試してみる手もありますよ。

 

この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。