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セレナには様々なオプションが設定されています。

 

その中に防水シートがあることは意外と知られていません。

 

この記事では、防水シートが選べるセレナe-POWERを例に防水シートの概要をチェックしたうえで、価格や、搭載可能グレードを確認します。

 

防水シートについては、蒸れるなどの評判を目にしますが本当でしょうか?

 

また、気になるセレナの防水シートを選ぶメリットとデメリットをチェックしておきましょう。

 

記事のポイント
  • セレナe-POWERの防水シートの特徴と利点
  • 防水シートを選ぶ際のデメリット
  • 防水シートが搭載可能なセレナのグレード
  • 防水シートの価格と評判

 

 

目次

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セレナの防水シートのメリットとデメリット

 

セレナの防水シートのメリットとデメリット

 

セレナの防水シートのメリットとデメリットをチェックしてみましょう。

 

  1. 防水シートのメリット
  2. 防水シートのデメリット

 

防水シートのメリット

 

セレナの防水シートのメリットは、「防水機能」「見た目・質感」にあります。

 

加えて、本革に比べて「耐久性」も高いのです。

 

それぞれについて詳しく見ていきます。

 

防水機能

 

セレナの防水シート、防水シートというからには、防水機能が最大のメリットのはずです。

 

具体的には以下のようなシーンが想定されます。

 

  • 子どもがアイスクリームや飲み物をこぼす
  • アウトドアで泥などで汚れたままシートに座る
  • マリンレジャーを楽しんで濡れたままシートに座ったり、濡れたものを持ち込む
  • 赤ちゃんのおむつ漏れ
  • 雨の日の乗車

 

 

セレナe-POWERだと「e-POWER G」、「e-POWER ハイウェイスターG」は合成皮革なので防水効果はありますが、それ以外の布製シートなら目も当てられません。

 

その他、防水シートは臭いも通さないので、ペットの同乗にも向いています。

 

見た目・質感

 

防水シートのもう一つのメリットは「見た目」と「質感」です。

 

従来は合成皮革といえばPVC(ポリ塩化ビニル)で、見た目は天然皮革とあまり変わりません。

 

これでも十分に見た目はレザーでしたが、今どの高級合皮はPU(ポリウレタン)、「ネオソフィールR」もそうです。

 

ポリウレタンのいいところは、見た目に加えて質感です。

 

しなやかで柔らかな肌触り、天然皮革と言われても納得しそうです。

 

耐久性

 

防水シートのメリット、最後は耐久性です。

 

布シートと比べて耐久性が高いわけではないのですが、天然皮革に対してはアドバンテージがあります。

 

天然皮革はヒビが入ったり水に弱かったりと案外傷みやすいものです。

 

そのため手入れが必要ですし、直にチャイルドシートを置くのは避けた方がいいといいます。

 

その点、防水シートはメンテナンスフリーで、高い耐久性を持っています。

 

防水シートのデメリット

 

防水シートのデメリットは、「蒸れ」「気温の影響を受けやすい」こと、「滑る」ことと「長期的な耐久性」です。

 

それぞれについて見ていきます。

 

蒸れ

 

セレナe-POWERの防水シートに限らす、レザーシート、特に合成皮革シートの欠点は蒸れることです。

 

「ネオソフィールR」は通気性を改善しているといいますが、シートに直に触れている部分は蒸れて汗が滲んでしまうのです。

 

本革シートにしても蒸れはありますので、レザーシートを選択する以上や止むを得ないでしょう。

 

 

気温の影響を受けやすい

 

気温の影響と書きましたが、セレナe-POWERの防水シート、合成皮革の特徴として、冬は冷たく、夏は暑いのです。

 

エアコンで室内温度が一定になればいいのですが、秋冬の寒い時期には座った時に冷たさが気になります

 

また、夏の炎天下の駐車の後だとシートが熱いのです。

 

これは程度の差こそあれ天然皮革のシートでも起こる現象です。

 

滑る

 

セレナe-POWERの防水シート、意外なデメリットは滑りやすいことです。

 

合成皮革のシートは一般的に滑りやすいのですが、「座っても落ち着かない」「シートに荷物を置いてちょっとブレーキ踏むと床に落ちる」という声も聞こえてきます。

 

大事な荷物はシートの上に直に置かないとか、運転中に滑りが気になるならシートクッションのようなものを使うことも考える必要があるかもしれません

 

長期的な耐久性

 

セレナの防水シートの素材は合成皮革ですが、メリットとして耐久性が高いことを上げました。

 

確かに短期的、中期的には天然皮革のシートと比べると高い耐久性を有しています。

 

しかし、PVC(ポリ塩化ビニル)にしろ、PU(ポリウレタン)にしろPVCのシートにしろ、合成皮革は経年劣化は避けられません

 

空気中の窒素や紫外線、熱、微生物など様々な影響を受け、徐々に分解が生じるのです。

 

これを「加水分解」というのですが、ポリウレタン樹脂が水分に化学反応を起こし分解され、表面がベトベトとしボロボロになっていくのです。

 

ただ、PUレザーの耐久年数は、家具用のレザーで10年といわれていますし、加水分解が起こりにくいものになっているので、そこまで気にする必要はないかもしれません。

 

 

セレナの防水シートが搭載可能なグレード

 

セレナの防水シートが搭載可能なグレード

 

 

まず、セレナの防水シートの概要をチェックし、価格や、搭載可能グレードを整理してみましょう。

 

  1. 防水シートの概要
  2. 防水シート 価格と搭載可能グレード

 

防水シートの概要

 

セレナe-POWERの防水シートの概要です。

 

出典:https://www.autech.co.jp/sv/serena_bousui/index.html

素材

 

セレナe-POWERの防水シートの素材は、以下のとおりです。

 

防水シートといいますが、ビニールシートじゃなくて、合成皮革のシートです。

 

素材名 使用箇所
ネオソフィールR  

  • シートメイン
  • シートメインサイド

 

パートナーR
  • マチ
  • ヘッドレスト
  • アームレスト
  • スマートマルチセンターシート(e-POWER 車は除く)
  • 運転席・助手席・セカンドシートバック

 

 

「ネオソフィールR」というのはベースグレードとはいえシーマのシートにも使われている合成皮革です。他にもスカイラインやフーガにも使われている、結構高級な素材です。

 

「パートナーR」は日本国内で唯一、合成皮革と同じ製法で作られた塩化ビニールレザーです。これまで使用が難しかった車輌シートのメイン・メインサイドにターゲットを絞った素材だそうです。

 

おそらく、メインの部分は高品質の「ネオソフィールR」を使って、見た目や質感を高めているのでしょう。

 

その他の部分は本革や合成皮革の次世代品として優れたコストパフォーマンスを発揮するという「パートナーR」を使用しているのかと思われます。

 

見た目、風合い、機能

 

セレナe-POWERの防水シートは、こうした素材のため本革シートと見間違うような雰囲気を醸し出しています。

 

ポリウレタン素材のレザーは、柔らかくしなやかで、風合いがよく、本革に近い質感です。

 

キルティング風の意匠もなかなかです。

 

機能的には、防水機能の高い合成皮革塩化ビニールレザーでできているので、雨の日や水遊びのあと、泥汚れなども、サッと拭くだけできれいに取れるのです。

 

飲み物をこぼしたりしても大丈夫なので、小さな子どものいる家庭やペットの同乗など、いろんなシーンで活躍が期待できそうです。

 

 

防水シート:価格と搭載可能グレード

 

セレナe-POWERの防水シートを例にして価格と搭載可能グレードをみていきます。

 

セレナe-POWERの防水シートの価格

 

セレナe-POWERの防水シートの価格は33,000円です。

 

合成皮革とはいえ、レザーシートになるわけですから、それだけでも安いですね。

 

見た目以上に防水効果による恩恵は大きいので、オプションパーツとしては、きわめて割安といっていいしょう。

 

 

防水シート搭載グレードは「e-POWER XV 防水シート車 (2WD)」と「ハイウェイスターv 防水シート車(2wd)」

 

セレナe-POWERの防水シートの搭載可能グレード「e-POWER XV」「e-POWER ハイウェイスターV」だけです。

 

ノーマル車も「XV」と「ハイウェイスターV」に限定されているのです。

 

しかも、なぜかオーテック扱いメーカーオプションです。

 

発注後は装備は不可能なので、希望する場合は必ず発注時に設定しておきましょう。

 

ちなみに、なぜ搭載可能グレードが限定されているかはわかりませんが、防水シート車はまるで別グレードのような扱いです。

 

具体的には、 「e-POWER XV(防水シート車)」、「e-POWER ハイウェイスターV(防水シート車)」のように、上位グレードの「e-POWER G」、「e-POWER ハイウェイスターG」には合成皮革のレザーシートが標準装備です。

 

だから、製造ラインの都合も考えて、その下のグレードに限定したのかもしれませんね。

 

 

セレナの防水シートの評判と後付け可否

 

セレナの防水シートの評判と後付け可否

 

ここでは、こんなセレナe-POWERの防水シートの評判をチェックしておきましょう。

 

また、購入時は防水シートを選ばなかった方、オプション設定がなかったグレードに後付けは可能かどうかもチェックしておきましょう。

 

  1. 防水シートの評判
  2. 防水シートの後付けは可能か?

 

防水シートの評判

 

セレナe-POWERの防水シートの評判を口コミでチェックしてみました。

主な内容は下記のとおりでおおむね好評なのですが、滑る、蒸れるという口コミも見受けられました。
 

  • クッション性もあり、子供がいる家庭にはおすすめ

  • 本革のようで高級車の様な雰囲気で、合皮シートカバーを装着するよりは防水シート
  • 子供がジュースをこぼしても拭き取るだけで大丈夫だし、雨の日に濡れても拭き取るだけ

  • 布のシートはコーヒーをこぼすと大変だが、タオルでふき取るか、汚れが残っても洗剤のついた雑巾でふき取れば大丈夫

  • 防水性はいいが滑るのが問題
  • 滑って、蒸れて、夏はとても熱くなる

 

 

防水シートの後付けは可能か?

 

先程もお伝えしましたが、セレナe-POWERで防水シート仕様は「セレナ ハイウェイスターv 防水シート車 2wd」と「セレナ e-power xv 防水シート車 2wd」です。

 

そして、不思議なことにこの防水仕様車、前述のように、オーテックジャパン扱いメーカーオプションで、オーテックのWebページでも後付けは想定していません。

 

一般的にシートは交換可能なので、シートさえ手に入ればどうにかなるはずですのですが、Web上では全く取引されていません

 

ということは、ディーラー経由等でオーテックもしくは日産に部品の発注をかけるしかありませんが、パーツ代だけでもかなりの価格です。

 

オプション価格は33,000円なので防水シートにする意味はありますが、何十万円もかけてこのシートに換装する価値は全くありません

 

それくらいなら同じ3万円くらいを出してクラッツイォのPVCのシートカバーを購入したほうが利口ですが、間違えても本革シートは選ばないようにしましょう。

 

というのも合皮シートは水に強いし汚れも拭けば取れるのですが、本革シートは水にも汚れにも弱いのです。

 

まとめ:セレナの防水シートを選ぶメリット・デメリット!

 

次期セレナe-POWERの防水シート車も概要とメリットデメリットを整理してきました。

 

メリットは主にファミリーユース、アウトドアユースにあります。

 

だから、野外によく足を運ぶ、育ち盛りのお子さんがいる家庭には強くお勧めします。

 

また、基本的に合成皮革のレザーシートですので、見た目、質感もなかなです。

 

ワングレード上の内装が欲しい人にもおすすめです。

 

デメリットもいくつか指摘していますので、ぜひディーラーで実物を確認されるといいでしょう。

 

ちなみに、耐久性は、こぼした飲み物等をすぐにふき取ることで改善されるという情報もありますので、試してみてください。

 

それから、この防水シートは基本的に後付け不可ですし、仮に装着できてもかなりの費用がかかりますから、必要なら契約時に必ずオプション設定しておきましょうね。

 

最後にこの記事でお伝えした内容のポイントを簡単にまとめました。

 

  • セレナe-POWERに防水シートオプションがある
  • 防水シートは合成皮革製でビニールシートではない
  • 防水シートのメリットには耐久性と見た目・質感の良さが含まれる
  • デメリットとして蒸れやすい、気温の影響を受けやすい、滑りやすい点が挙げられる
  • 搭載可能グレードは限定され「e-POWER XV」と「e-POWER ハイウェイスターV」のみ
  • 防水シートオプションの価格は33,000円
  • 評判はおおむね好評だが、滑りやすさや蒸れる点についての指摘もある
  • 後付けはオーテックジャパン扱いのメーカーオプションとしては想定外であり、高額になる可能性がある

今後、車の乗り換えなど愛車を手放すことを検討されているのであればの内容にも目を通して見てください。

 

既にご存知かもしれませんが、知らなかったのであれば愛車を相場より大幅に高く売却出来るかもしれません。

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特にe-POWER車については値引き幅は抑えられています。

 

ただ、このような時にも限界と言われる値引きから更に安くセレナを購入する方法があります。

 

それも簡単な方法なのですが、知らない方が多いのです。

 

そんな方法を別記事で詳細にまとめていますので一度ご覧になってみて下さい。

 

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ご覧いただいた通り、決して難しい内容ではありません。知っているか、知らないかだけの差です。

 

たったこれだけで、結果的に支払金額を抑えることができるのです。

 

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