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セレナのC27系は2016年8月にC26系からのモデルチェンジで誕生しました。

 

この記事では、「セレナ(C27系)の前期後期の違い」や「セレナ(C27系)の前期後期はいつからなのか」といった疑問に対し、マイナーチェンジを通じた両モデルの比較を行います。

 

デザインの変更点、安全技術の進化、そして追加された新機能など、セレナC27の進化を具体的に説明することで、ユーザーが自分に適したモデルを見極める助けとなることを目指していますので参考になれば幸いです。

 

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記事のポイント
  • セレナ(C27系)前期後期の外観デザインの変更点
  • セレナ(C27系)の前期から後期に強化された安全装備
  • 新たに追加された装備・機能
  • セレナ(C27系)前期後期の燃費性能や走行性能の違い

 

 

目次

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セレナ(C27系)前期後期の違いを徹底比較!

 

セレナ(C27系)前期後期の違いを徹底比較!

 

ここでは、セレナ(C27系)、そして前期後期とはどういうものかを説明したうえで、前期後期をエクステリア、インテリアで比較してみましょう。

 

  1. セレナ(C27系)、そして前期後期とは?
  2. セレナ(C27系)の前期後期を「エクステリア」で比較
  3. セレナ(C27系)の前期後期を「インテリア」で比較

 

セレナ(C27系)、そして前期後期とは?

 

セレナ(C27系)というのは、2リッター、5ナンバーサイズのミニバンでこの世界ではボリュームゾーンと言われているところに日産が投入している車です。

 

C27というのは、セレナの形式名の下3桁で、初代セレナがC23ですから現行セレナ(C27系)はその5代目ということになります。

 

セレナに限らず、ノア、エルグランド、アルファードいずれもフルモデルチェンジの中間あたりにビッグマイナーチェンジを実施します。

 

このビッグマイナーチェンジでは外観や内装に大きく手を入れて見た目にもはっきりとわかる違いが生まれてきます

 

このため、このビッグマイナーチェンジの前を前期、後を後期と言って区別しているわけです。

 

ちなみに、セレナ(C27系)の場合は2019年8月、フルモデルチェンジからほぼ3年経過した段階でビッグマイナーチェンジが実施され、これ以前を前期、以降を後期と呼びます。

 

今時点では後期モデルしか買うことはできませんが、中古車で購入するなら流通量は圧倒的に前期モデルの方が多いので、こうして前期後期の違いをお示ししているのです。

 

セレナ(C27系)の前期後期を「エクステリア」で比較

 

セレナに限らず、マイナーチェンジで一番手を入れるところはエクステリアです。

 

セレナ(C27系)でも前期に比べて迫力が増し、後期はいわゆる「オラオラ顔」になっています

 

代表的な変更点は以下のとおりです。

 

「フロントグリル」と「バンパー」のデザインの変更

 

引用元:「セレナ e-POWERハイウェイスター C27(後期)」

引用元:「セレナ e-POWERハイウェイスター C27(前期)」

 

セレナ(C27系)の後期では前期に比べ、フロントグリルの面積が広くなり、顔つきがいかつい印象になりました。

 

具体的には日産のアイコンとなっている「Vモーショングリル」の採用です。

 

ラジエーターグリルにローマ字のVをモチーフとした形状で、現在の日産の多くのモデルに採用され、力強い印象を与えてくれます。

 

この変更に合わせてバンパーのデザインも変更されて、より低重心でシャープな印象ですね。

 

LEDヘッドランプの構造変更とフォグランプのLED化

 

セレナ(C27系)の前期では上級グレードにLEDヘッドライトが採用されていましたが、マイナーチェンジで全グレードLEDヘッドライトになりました。

 

また、点灯方式を変更して、LED本体を直接視認することが不可能な場所へ設置し、リフレクターへ光りを反射して照射させるシステムになっています。

 

また、セレナ(C27系)の前期ではハロゲンバルブだったフォグランプが後期ではLEDに変更されています。

 

テールランプの意匠変更

 

 

 

セレナ(C27系)の後期ではテールランプの意匠が変わり、近未来的なデザインなるとともに、e-POWERハイウェイスターでは下方向に少し大きくなっています。

 

また、上部のブレーキランプはLEDに変更されています。

 

「e-POWER」に16インチアルミホイールを設定

 

出典:https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/exterior.htm

 

セレナ(C27系)後期の「e-POWER」には新たに16インチアルミホイール(従来は15インチのみ)を設定しています。

 

専用デザインで、なかなかダイナミックで力強いデザインです。

 

ボディカラーに新色2色を追加

 

セレナ(C27系)後期のボディカラーには次の2色が追加となっています。

 

  • サンライズオレンジ
  • ダークメタルグレー

 

カラーの数は4種類の2トーンカラーを含めて全12色となりました。

 

 

2トーンカラーについいてはルーフ色をすべて、ダイヤモンドブラックに統一しています。

 

精悍なイメージに変わりましたね。

 

セレナ(C27系) はマイナーチェンジ(前期後期)で安全装備に大きな違い?

 

セレナ(C27系) はマイナーチェンジ(前期後期)で安全装備に大きな違い?

 

セレナ(C27系) のマイナーチェンジで前期と比べて大きく変わったのが「安全装備」です。

 

ここではセレナ(C27系)後期で安全装備がどのように進化したかをチェックしておきましょう。

 

  1. 「全方位運転支援システム」を全車標準装備
  2. ハイビームアシストの進化(グレード別設定)
  3. 一部グレードへのプロパイロットの標準装備化

 

「全方位運転支援システム」を全車標準装備

 

セレナ(C27系)後期では、360°の安全を提供する「全方位運転支援システム」全車標準装備としています。

 

「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」(被害軽減ブレーキ)の進化

 

フロントカメラで前方の車両や歩行者を検知し、衝突の可能性が高まるとメーター内ディスプレイへの警告表示とブザーでドライバーに回避操作を促します。

 

万一、ドライバーが安全に減速できなかった場合には、緊急ブレーキを作動させて衝突を回避、または衝突時の被害や傷害を軽減します。

 

セレナ(C27系)後期では、前期システムの単眼カメラに加えてミリ波レーダーが追加されました。

 

ミリ波レーダーは天候の変化などの影響を受けにくく、高速道路など車間距離が大きい場合も前走車との距離や相対速度を検知しやすく、単眼カメラの弱点を補完しています。

 

後側方の安全確保

 

後側方の安全確保のため、以下のシステムが新設定されました。

 

  • 「インテリジェント BSI(後側方衝突防止支援システム)」「BSW(後側方車両検知警報)」

 

・走行中に隣接レーンの後側方を走行する接近車両との接触を回避するよう支援

 

  • RCTA(後退時車両検知警報)」

 

・・後退時には、後方を横切ろうとする車両を検知し注意を喚起する

 

その他の安全装備

 

上記の安全装備に加え、以下のシステムが全車に標準装備されています。

 

 

  • 「標識検知機能(進入禁止標識検知、最高速度標識検知、一時停止標識検知)」

 

  • 「踏み間違い衝突防止アシスト」

 

  • 「インテリジェントLI(車線逸脱防止支援システム)+LDW(車線逸脱警報)」

 

 

ハイビームアシストの進化(グレード別設定)

 

セレナ(C27系)後期では、対向車がいてもハイビームを使えるハイビームアシストが進化しています。

 

「アダプティブLEDヘッドライトシステム」を日産として初めて、一部グレードに採用しているのです。

 

先行車や対向車の有無に応じて、両側12個のLEDの照射パターンを変化させることにより、常に高い視認性を確保してくれます。

 

「アダプティブLEDヘッドライトシステム」の採用グレードは以下のとおりです。

 

  • e-POWER G
  • e-POWER ハイウェイスターV
  • e-POWER ハイウェイスターG
  • G
  • ハイウェイスターV
  • ハイウェイスターG

 

一部グレードへのプロパイロットの標準装備化

 

 

セレナ(C27系)後期では、一部グレードでプロパイロットが標準装備となっています。

 

セレナのプロパイロットは、高速道路の単調な渋滞走行と長時間の巡航走行で、アクセル、ブレーキ、ハンドルの操作をクルマがアシストしてくれます。

 

プロパイロットの基本は設定したスピードでの自動走行で、以下のことができます。

 

  • 直線道路はもちろん、カーブでも車線中央をキープ(ハンドルをコントロール)
  • 車間距離をキープ(アクセル、ブレーキをコントロール

 

アクセルを踏まずに一定のスピードで走れ、カーブを曲がるときもハンドルが自動で動きます。

 

前に遅い車がいれば、ブレーキを踏まなくても減速し、設定した車間距離を保って走行します。

 

このプロパイロット、オプションで付けるなら、セーフティパックB(199,100 円~237,600円)になります。

 

セーフティパックBにはプロパイロットの他に、インテリジェントルームミラーや電動パーキングブレーキなどもついていてお得ではあります。

 

しかし、セレナ(C27系)後期では、セーフティパックBの他の装備も含めて下記グレードに標準装備なのです。

 

  • e-POWER G
  • e-POWER ハイウェイスターV
  • e-POWER ハイウェイスターG
  • G
  • ハイウェイスターV
  • ハイウェイスターG

 

セレナ(C27系)前期後期の大きな違いは車両単価?

 

ここでは、セレナ(C27系)の前期後期の車両単価を比較し、車両単価が上がった要因は何なのかをチェックしておきましょう。

 

  1. セレナ(C27系)の前期後期の車両単価比較
  2. セレナ(C27系)の後期の価格が上がった理由

 

セレナ(C27系)の前期後期の車両単価比較

 

セレナ(C27系)の前期後期の車両単価比較です。

 

比較のために2019年8月時点の消費税8%の車両単価です。

 

思ったほどの値上がりではなく、e-POWER Xなんかは逆に値下がりしています。

 

S-HIBRID車は+24,840円かG系の+152,280円と統一感がありますが、e-POWER車の方はまちまちですね。

 

グレード MC前 MC後 価格アップ
S(2WD) 2,440,800円 - 2020年8月廃止
X(2WD) 2,504,520円 2,529,360円 +24,840円
X(4WD) 2,748,600円 2,773,440円 +24,840円
XV(2WD) - 2,687,040円 新グレード
XV(4WD) - 2,931,120円 新グレード
G(2WD) 2,853,360円 3,005,640円 +152,280円
G(4WD) 3,140,640円 3,292,920円 +152,280円
ハイウェイスター (2WD) 2,683,800円 2,708,640円 +24,840円
ハイウェイスター(4WD) 2,971,080円 2,995,920円 +24,840円
ハイウェイスターV (2WD) - 2,932,200円 新グレード
ハイウェイスターV(4WD) - 3,192,480円 新グレード
ハイウェイスターG (2WD) 3,016,440円 3,168,720円 +152,280円
e-POWER X 2,968,920円 2,943,000円 △25,920円
e-POWER XV 3,128,760円 3,167,640円 +38,880円
e-POWER G - 3,473,800円 新グレード
e-POWER

ハイウェイスター

3,178,440円 3,233,520円 +55,060円
e-POWER

ハイウェイスターV

3,404,160円 3,435,480円 +31,320円
e-POWER

ハイウェイスターG

- 3,657,960 新グレード

 

 

セレナ(C27系)の後期の価格が上がった理由

 

セレナ(C27系)の後期の価格はおしなべていうとわずかに上がっています。

 

エクステリアについては、新グレードのe-POWER ハイウェイスターGのアルミホイールが16インチになった以外にコストアップは考えられません

 

値上げ幅の大きいGとハイウェイスターGはプロパイロット」と「アダプティブLEDヘッドライトシステム」が標準装備になったのが大きいですね。

 

「アダプティブLEDヘッドライトシステム」だけでも104,500円ですから、十分にお得な価格設定といえるでしょう。

 

その他のグレードの数万円の値上げは安全装備の充実でしょう。

 

なにしろ全グレードに「全方位運転支援システム」を標準装備してきましたからね。

 

まとめ:セレナ(C27系)の前期後期の違い

 

「セレナ(C27系)前期後期の違い徹底比較!マイナーチェンジで何が変わった? 」というテーマで見てきました。

 

前期と後期を比べると、後期は360°の安全を提供する「全方位運転支援システム」が全車標準装備になるなど安全装備がかなり充実しています。

 

また、フロントグリルが大型化され厳つさが増しました。

 

これは好みの問題なので好き嫌いが分かれるところだと思います。

 

他ではマイナーチェンジでおなじみのランプ関係の変更がありました。

 

フロントグリルとランプ形状でC27型セレナの前期と後期は見分けることが出来ると思います。

 

全体的に見るとやはり安全装備が充実したことが一番です。

 

価格が前期よりも後期が上がりましたが装備内容と比較すると決して高いとはいえないかもしれません。

 

この記事でお伝えしたポイントを箇条書きでまとめました。

 

  • フロントグリル面積が拡大
  • LEDヘッドランプが全グレード標準化
  • テールランプデザインが変更
  • 新色ボディカラー2色追加
  • 安全装備が全車標準装備化
  • 「プロパイロット」一部グレード標準装備化
  • 16インチアルミホイール設定(後期e-POWER)
  • LEDフォグランプへ変更
  • 全方位運転支援システム標準装備
  • ハイビームアシスト進化

 

 

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