セレナ(C25)はセレナの3代目として2005年から2010年にかけて販売され、高い人気を博しました。
このセレナ(C25)には前期・後期の違いがありますが、どのように見分ければいいのでしょうか。
セレナに限らず、前期モデルからマイナーチェンジで後期モデルが誕生した場合、フロントグリルやヘッドライト、テールランプなどエクテリア(外観)の変更やインテリア(内装)の変更が多いのですが、セレナ(C25) 前期後期の違いを整理しておきましょう。
目次
セレナ(C25)前期
セレナ(C25)前期というのは2005年5月31日のフルモデルチェンジから2007年12月19日のマイナーチェンジまでの間に製造されたものを指します。
- エクステリア
セレナ(C25)前期モデルのエクステリアは、S、Gに限っては、先代モデルの雰囲気を継承しながら、非常に端正なフォルムを醸し出しています。
フロントの特徴は丸形フォグランプとその周辺のボリューム感のある造形、メッキのフロントグリルと下部のボディ同色のラインでしょうか。
ただ、RSとRXはかなり冒険的、特徴的なフロントグリルです。「鉄仮面」と言ったらいいでしょうか。
ボディと同色の一枚板(に空気取り入れようの穴が10個空いているだけ)というのは印象に残りますね。
リアの特徴はバンパー下部の大きな丸形のリフレクターでしょう。
この部分にはLEDリフレクターを付けたくなりますね。
- インテリア
インテリアは白地のメーターパネルが印象的ですね。
センタークラスターの存在感がなかなかのものですが、こうしたコンセプトは後期にも引き継がれています。
セレナ(C25)後期
セレナ(C25)後期というのは2007年12月19日のマイナーチェンジ以降に製造されたものを指します。
- エクステリア
セレナ(C25)後期モデルのエクステリアは、内側に向かって若干垂れ下がったヘッドライトと丸形フォグランプ周辺の若干角ばった造形が特徴的です。
フロントグリルはメッキ処理したものに統一され、前期にあった「鉄仮面」ルックのものは廃止されました。
というかRとRXというグレードそのものが廃止されました。
リアは丸形のリフレクターが少し地味な長方形のものに変更されました。
写真はテールランプがクリアテールに変更されていますが、純正では大きな変更はありません。
エクステリアに関しては、ドアミラーが新しくなり、「サイドターンランプ内蔵電動格納式リモコンカラードドアミラー」が採用されました。
今では当たり前になっていますが、両側スライドドアオートクロージャーが全てのグレードで標準装備となりました。
- インテリア
メーターパネルが黒地のものに変更され、センタークラスターも多少衣装が変更されています。
また、1、2列目シートに大型ヘッドレストが採用されています。
インテリアに関しては、全てのグレードでオーディオレス仕様となりました。
また、1列目と2列目シートのヘッドレストが大型化されています。
- グレード(「20RS」「20RX」他)の廃止
前期モデルにはラインナップにあったグレードである「20RS」「20RX」が廃止となりました。
また、セレナにはオーテック扱いのグレードがありますが、マイナーチェンジで「ライダーS」と「アクシス」が廃止となりました。
特別仕様車「ハイウェイスター Vセレクション」の追加。
「ハイウェイスター」のグレードを対象に「ハイウェイスター Vセレクション」が特別仕様車としてラインナップに加わりました。
「ハイウェイスター」との違いは、「両側リモコンオートスライドドア」と「バックドアオートクロージャー」が標準装備となっている部分です。
前期と後期の違い
セレナ(C25)前期と後期の違いはやはり外観でしょう。
細かい部分はかなり変わっていますが、印象を大きく左右するのはヘッドライトの形状の違いです。
後期は少しだけバンパーに食い込むように下がっているのですが、これだけで印象は全く違うのです。
「R」と「RX」の鉄仮面は誰でもわかりますよね。
日産伝統の鉄仮面ですが、好みが分かれ、好きな人は未だに大切に乗っているようですが、受け入れられない人もいたようですね。
他には、装備面での違いが多くあり、特別仕様車の「ハイウェイスター Vセレクション」が誕生するなどが違いとして挙げられます。
まとめ
セレナ(C25)前期と後期は実際にはそれほどの違いはないのですが、見た目の印象はずいぶん違っています。
前期も後期も現行のセレナに比べればむしろ端正なフォルムなので、持っていれば大事に乗りたいし、いい中古車があれば購入を考えてもいいかもしれませんね。
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