セレナに限らず、クルマのコストを抑える一番の方法は車を乗りつぶすことです。
とはいっても、ではセレナは何キロまで乗れるかですし、そもそも走行距離に限界があるかです。
ここでは、そんなセレナは何キロまで乗れるのか、そして走行距離に限界はあるのかをチェックしておきましょう。
目次
セレナは何キロまで乗れるのか?
まず、セレナは何キロまで乗れるのかを考えてみます。
これは、ガソリン車とePOWER車でネックとなるものが違いますので、それぞれにチェックしておきましょう。
- セレナのガソリン車に何キロまで乗れるのか?
- セレナe-POWERに何キロまで乗れるのか?
セレナのガソリン車に何キロまで乗れるのか?
セレナのガソリン車に何キロまで乗れるのかですが、これは「セレナが安い理由って寿命と関係ある?何年乗れる?」にも書きましたが20万キロくらいなら全然平気です。
もちろんオルタネーターや燃料ポンプ、ウオーターポンプなどは寿命を迎えるかもしれませんが、どんな車でもそうですし、修理費も数万円のはずです。
ただ、20万キロを超えてくるとCVTの故障が出てくる可能性がありますが、修理代は30万円超と、下手をするとその頃のセレナの買い取り価格を超えてきます。
また、セレナはタイミングベルトではなくタイミングチェーンですが、これも30万キロで交換する必要があります。
この費用は10万円超で、旧型セレナを30万キロ乗られた方はセルモーターの劣化やボディ錆びなど寿命とも思える様々な症状が出てきたそうです。
おそらく30万キロというのがセレナのガソリン車に乗る一応の限界かと思われます。
セレナe-POWERに何キロまで乗れるのか?
セレナe-POWERに何キロまで乗れるのかですが、これは「セレナが安い理由って寿命と関係ある?何年乗れる?」にも書きましたが、これも20万キロくらいなら平気です。
セレナはモーター駆動なので減速ギアはあっても変速機というものはありません。
このため、セレナのガソリン車の弱点とも言われるCVTの故障は心配しなくていいのです。
セレナe-POWERの場合、気になるのはバッテリーの劣化を含めe-POWERシステムのトラブルです。
e-POWER車はトヨタのハイブリッドシステムと比べて歴史が浅いですし、e-POWERシステムには5年10万キロの保証がありますが、そんなものでは元がとれません。
トヨタのハイブリッドシステムを参考に、もっと高級なバッテリーを装備しているセレナ
e-POWER車は20万キロは大丈夫ではと思っています。
ただ、バッテリー交換の可能性も頭に置いておけば(交換なしですむ可能性が高いと思われます)タイミングチェーン交換の30万キロまではいけるのではないでしょうか。
セレナの走行距離に限界はあるのか?
セレナの走行距離に限界はあるのかですが、基本的に壊れたパーツを交換していけばいくらでも乗ることが可能です。
最近ではあまり聞きませんが、摩耗したエンジンにはオーバーホールという手がありますし、最悪エンジンを換装すればいいからです。
ただ、常識的な話をすればタクシーの走行距離はだいたい50万キロというのが参考になりますが、これは6年の耐用年数の間の話です。
純正部品の保持期間は生産終了から8年とされていますが、タクシーの場合は走行距離は大きいのの車の入れ替えが早いので部品が手に入らないということはないからです。
生産終了から8年+10年くらいは部品が手に入るとしても、通常のユーザーの場合はこの間に50万キロ走るのは難しいかもしれません。
私も30万キロ乗ったことがありますが、通勤距離35キロくらいで12、3年かかっていますから、通勤距離50キロくらいの方なら可能性はあるかもしれません。
いずれにしても50万キロ乗れるとしても修理する部品が入手可能なことが前提ですし、そういう意味では15年から長くても20年以内で走りきるのが条件でしょう。
まとめ
セレナは何キロ走れるかですが、ネット上をみても40万キロ乗ったという話は出ていますが、状況が把握できないので、記事の中では30万キロが限度としています。
ただ、これはCVTの故障の可能性やタイミングチェーンの交換を考えていますから、メンテナンスをやればまだ乗ることは可能ですし、たぶんその方が経済的です。
このように長い距離セレナを乗るためにはメンテナンスと故障の予兆をとらえることが重要ですし、修理費が高価になるCVTを壊さない運転も大事です。
アクセルを踏んだ状態や完全に停止する前にDレンジやRレンジに入れるのはご法度ですし、坂道でNレンジに入れるのは燃費改善に効果がないばかりかCVTを傷めるだけです。
いずれにしても、セレナを30万キロ、50万キロ乗りたかったら、とにかく優しくセレナを運転し、手入れしてください。
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