セレナSハイブリッド(特にC26)の燃費が悪い?実燃費良くする方法は?




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セレナのSハイブリッドは先々代のC26系ですでに採用されています。

 

Sハイブリッドは正式には「スマートシンプルハイブリッド」といってシンプルなシステムで燃費改善を図るという新技術でした。

 

ただ、世の中ではこのハイブリッドの燃費が悪い、特に初搭載されたC26系では燃費が悪すぎるという声も聞こえてきます。

 

ここでは、Sハイブリッドシステムを解説するとともに、セレナSハイブリッドの燃費が悪いのか、特にC26は特に悪すぎなのかをチェックしておきましょう。

 

また、セレナSハイブリッドの実燃費を良くする方法も説明しておきます。

 

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目次

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セレナに搭載されているSハイブリッドシステムとは?

 

まず、セレナに搭載されているSハイブリッドシステムについて解説していきます。

 

  1. セレナC26系へのアイドリングストップの搭載とSハイブリッドへの進化
  2. Sハイブリッドシステムとは?

 

セレナC26系へのアイドリングストップの搭載とSハイブリッドへの進化

 

セレナC26系では2010年11月のモデルチェンジのときからクランクプーリーベルトで直接始動させるECOモーター式のアイドリングストップシステムを搭載していました。

 

それがモデルチェンジから日が浅い2012年8月の一部改良で新開発のスマートシンプルハイブリッド「Sハイブリッド」を投入し、アイドリングストップを置き換えたのです。

 

置き換えたのは当面は2WD車だけでしたが、これによって、JC08モード燃費が14.6km/Lから15.2km/Lへとリッター当たり約0.6km/L改善されました。

 

 

Sハイブリッドシステムとは?

 

Sハイブリッドシステムではアイドリングストップからの再始動に使っていたECOモーターのエネルギー回生発電量と出力を高めて補助原動機化しました。

 

あわせて、バッテリーの蓄電容量を高めることによってハイブリッド化を実現しているのです。

 

引用元:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/shybrid.html

 

Sハイブリッドシステムでは減速時のエネルギーを回生してバッテリーに蓄え、アイドリングストップする時間を長くすることができます

 

また、バッテリーに蓄えた電気は、発進加速時にも1秒間だけですが使われ、発進加速を効率的に行うことにより燃費改善が図られるのです。

 

さらに重要なのは、シンプルなゆえに部品点数が少なく、バッテリーも含めてエンジンルーム内に配置できるので、従前と同じ広い室内空間を確保できまることです。

 

引用元:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/shybrid.html

 

また、同じ理由から価格アップもわずかですむのも大きなメリットでした。

 

 

セレナSハイブリッドの燃費が悪い?特にC26は悪すぎ?

 

では、そんなセレナSハイブリッドの燃費が悪いのか、特にC26は特に悪すぎなのかをチェックしていきましょう。

 

  1. セレナSハイブリッドの燃費が悪い?
  2. セレナSハイブリッド 特にC26は特に悪すぎ?

 

セレナSハイブリッドの燃費が悪い?

 

セレナSハイブリッドの燃費が悪いのかについてですが、結論から言うと、セレナSハイブリッドの燃費がノアやステップワゴンのガソリン車と比較して特別燃費が悪いことはありません。

 

詳しくは「セレナの燃費悪すぎの評判はe-POWERやハイブリッドでも?ノアなどライバル車との比較でも悪い?」で書いていますのでご覧いただきたいと思います。

 

これを見てもわかるように、セレナSハイブリッドの燃費はノアやステップワゴンのガソリン車とさして変わりません

 

問題は「Sハイブリッド」と名乗っているのにライバル車と変わらないことかもしれません。

 

しかし、ノアだってアイドリングストップや可変バルブタイミングなどの燃費改善技術は投入していますし、ステップワゴンはダウンサイジングターボです。

 

Sハイブリッドは5万円程度のコストアップといわれていますが、その程度でライバル車に大きな差がつけられるものでもないのです。

 

 

セレナSハイブリッド 特にC26は特に悪すぎ?

 

セレナSハイブリッドの中でも特にC26は特に悪すぎという話もあります。

 

C26系最後のSハイブリッド車のJC08モード燃費が2WDで15.4km/L~16.0km/Lでしたが、C27系では16.6km/L~17.2km/Lにかなり改善されました。

 

約1.2km/L改善されたことになります。

 

実燃費については、C26系はC27系と比べたらリッター1キロくらい悪いものの、同時期のノアと比べると決して悪い燃費ではないと言われています。

 

仮にC26系のSハイブリッドの燃費が悪いとしたら原因の一つはエンジンのチューニングです。

 

C26系に比べてC27系は同じエンジンにもかかわらず明らかに低速域から中速域にかけての加速が悪いのです。

 

おそらく燃費改善を狙ったものと思われます。

 

また、ECOモーターをSM24型という新しいものに変更したことも燃費改善につながっていると思われます。

 

だから、セレナSハイブリッドの中で「特にC26は特に悪すぎ」かどうかは別にして、C27と比べればC26の燃費が悪いことは間違いないようです。

 

 

ライバル車との比較では、C26のセレナSハイブリッドが販売されている時期、ライバル車であるトヨタのノア/ヴォクシーやホンダのステップワゴンにはハイブリッド車が登場しました。

 

ノア/ヴォクシー/ステップワゴンのハイブリッド車はセレナのなんちゃってハイブリッド車ではないこともありカタログ燃費では約24km/L~約25km/L、実燃費は約15km/L~約17km/Lです。

 

一方でとセレナSハイブリッドのカタログ燃費約17km/L、実燃費約11km/Lとライバル車と比較すると明らかに燃費は悪いです。

 

そもそもセレナのSハイブリッドとライバル車のハイブリッドは異なるものなので仕方ないのですが、セレナC26の燃費が悪いのは間違いないですね。

 

 

セレナSハイブリッドの実燃費を良くする方法

 

では、そんなセレナSハイブリッドの実燃費を良くする方法です。

 

  1. ECOモードを積極的に使う
  2. エコドライブナビゲーターを使う
  3. 瞬間燃費計を使う
  4. エコドライブをするためのアイデア

 

ECOモードを積極的に使う!ただし注意点あり

 

セレナSハイブリッドの燃費を良くしようと思ったら、ECOモードを積極的に使うことです。

 

切り替えはステアリングホイール右側の「ECO」ボタンを押すだけで、パワフルな走りが必要な時にはもう一度押せば解除できますから、困ることはないはずです。

 

ECOモードにすると、スムース発進アシストとアダプティブシフトコントロールの制御は燃費がいい状態に固定されます。

 

最新鋭の省エネ技術を備えた車の発進時の燃費はドライバーで差が出るものですが、このシステムでは燃費を意識したエコドライバー並みの技術で制御してくれるのです。

 

走行中もCVTの作動や、変速タイミングなどが省燃費になるように制御されますから素人でも燃費はよくなるのです。

 

ただ、ECOモードには注意点があります。

 

ECOモード使用時の注意点

 

次のような注意点です。

 

(1)燃費表示の誤差

 

ECOモードOFFの時とECOモードONのときでは実際の燃費表示と異なるというのです。

 

ECOモードOFFの時が正しく、ECOモードONが正しくないというのです。

 

(2)誤った印象を与える

 

ECOモードではアクセルを強く踏むとECOメーターの緑色エリアが増えます。

 

この現象をみて低燃費につながる運転をしていると間違いするようです。

 

実際にはアクセルを強く踏んでいるので低燃費にはならないということですね。

 

(3)ECOモードは自動ではない

 

ECOモードの目的はドライバーにECO意識を持ってもらうことです。

 

無謀な運転や無駄なアイドリングを減らすことを促しています。

 

ただ、ECOモードにしているからといってドライバーがECOにつながる運転をしなければ低燃費にはつながらないということです。

 

これらのことからECOモードを解除する方が燃費向上につながるというのです。

 

(4)アクセル反応

 

ECOモードの場合、エンジン回転数が2000回転を超えるまで車は動かないようですが、ECOモードを解除することでエンジン回転数が1500回転から車は動くようになるとのことです。

 

エコドライブナビゲーターを使う

 

セレナC26の「マルチグラフィックアッパーメーター」にはスピードメーターやタコメーターに加え、ECOメーターなど エコドライブ度を表示する機能も装備されています。

 

この中に「エコドライブナビゲーター」というエコドライブにぴったりな装備があって、Sハイブリッドの燃費を改善するのならこれを使わない手はありません

 

使い方は、メーターパネル右下の選択スイッチで「車両」→「エコメーター」で「ECOモード連動」を選べばいいのです。

 

これで、ECOモード時はエコドライブナビゲーター、ECOモードOFF時は瞬間燃費、平均燃費が表示されます。

 

エコドライブナビゲーターは下の画像では赤で囲んだ部分です。

 

引用元:https://cartune.me/notes/3WjgrhEmpc

 

この中のペダルマークのところが燃費が良くなればなるほど緑色に変わっていきますから、これを目安にアクセルの踏み加減を調整すればいいのです。

 

引用元:https://history.nissan.co.jp/SERENA/C26/1011/point_4.html

 

瞬間燃費計を使う

 

瞬間燃費計は燃費改善に最も効果のあるツールとも言われています。

 

瞬間瞬間の燃費がリアルタイムで表示されますから、これを見て運転していれば自然にエコドライブができてしまうのです。

 

エコドライブナビゲーターと同時表示できませんが、ECOモード以外でも表示できるので参考になると思います。

 

ECOモード時はエコドライブナビゲーターと瞬間燃費計が選択できますので、効果があったり、相性が良かったりする方を選ぶといいかもしれません。

 

エコドライブをするためのアイデア

 

では、そのうえでのエコドライブをするためのアイデアをいくつかお示ししておきましょう。

 

急加速もしない 緩やかすぎる発進・加速もしない

 

車の急発進、急加速は、必要以上にアクセルを踏み、エンジンの高回転域を使うことになるので著しく燃費が悪くなります

 

ただ、よく見られるエコドライブを意識するあまり過度にゆっくりと加速するのは迷惑だけでなく燃費にも良くありません。

 

適度なアクセルで巡航速度に早めに入る方が燃費がいいのです。

 

減速時にはなるべく早くアクセルを離してエンジンブレーキで減速する

 

今の車はアクセルペダルを離すと燃料をカットしますのでガソリンは一切使いません

 

ペダルを離して、緩やかなエンジンブレーキを効かせながら惰性で走り、最後はブレーキをしっかりかけてSハイブリッドの回生システムを使って電気を貯めればいいのです。

 

アクセルペダルを離してもエンジンと車輪はつながっていますから、マニュアルミッションのニュートラルのように走行が不安定になるということはありません。

 

急加速・急減速をせず、緩やかな加速と惰性走行を繰り返す

 

無駄な加速・減速は厳禁です。

 

無駄な加速をするとブレーキで減速することになりますが、Sハイブリッドのバッテリーは小さいので大部分は熱エネルギーになってしまいます

 

また、前述のようにアクセルを緩めるとガソリンは使いませんから緩やかな加速とアクセルを緩めた惰性走行を繰り返すことが最も燃費にいいのです。

 

超高速運転や長い上り坂は避ける

 

超高速運転をすると空気の抵抗は速度の3乗に比例します。

 

例えば、時速80キロと比べると時速120キロでは空気の抵抗は3.38倍にもなるのです。

 

だから、車の流れを守るのは大前提ですが、できるだけ速度は上げない方がいいのです。

 

超高速走行と同じように燃費を悪化させるのは急な上り坂、長い上り坂です。

 

こうした坂ではパワーが必要ですから、CVTはローギヤードになり、エンジンの回転数は著しく上がり、結果、燃費は大幅に悪化します。

 

坂道を避けることは難しいようにも思えますが、多少距離は長くなってもアップダウンの小さい経路の方がトータルでの燃費はいいものです。

 

経路の見直しも含めて考えてみましょう。

 

また、下り坂では前述のようにアクセルを緩めて燃料供給を止め、上り坂に入る前にしっかりと加速して登坂時のガソリン消費を抑えましょう

 

時間に余裕を持ち、渋滞を避ける

 

時間に余裕が無い運転はエコドライブの大敵です。

 

そんな時は最優先すべきことが燃費ではなく時間に間に合うことになりますから、燃費には悪い急加速、急減速をせざるを得なくなるのです。

 

また、渋滞も同じ距離を長い時間をかけて走るわけですから、燃費に悪いのは考えるまでもないことです。

 

渋滞のような中途半端な停車時のアイドリングストップはかえって燃費に悪いといいますし、頻繁な再始動はバッテリーのダメージが心配です。

 

労災等の関係で経路を変えるわけにはいかない場合もありますが、少し早く出る、少し遅く出るだけで渋滞の影響を緩和することは可能ではないでしょうか。

 

ちょい乗り、無駄なアイドリングは避ける

 

例えば特売の商品を買うためにスーパーをはしごする場合もあると思いますが、いったん停車すると、再始動、加速と燃料を消費することの繰り返しになります。

 

それを考えると、多少値段が安くても燃費悪化で吹っ飛んでしまいますから、立ち寄り先は絞った方がいいですし、車の寿命、バッテリーの寿命を考えてもそうなのです。

 

また、アイドリングストップというシステムがあるくらい、アイドリングは燃費に大きく影響します。

 

アイドリングでは1分あたりガソリンを10~23ml消費すると言いますから、排気量の大きい車なら5分で1L、170円くらいのガソリン代がかかるわけです。

 

長時間駐車する場合は、燃費のことを考えればエンジンは切りましょう。

 

タイヤの空気圧を工夫する

 

一般的にはタイヤの空気圧が高いほど抵抗が少なくなって燃費は良くなるものです。

 

となると、可能な限り空気圧を上げればいいようなものですが、上げれば上げるほどタイヤのグリップは悪くなりますから上げるには限度があることは知っておきましょう。

 

ただ、適正空気圧より低い場合は、燃費が悪化するだけでなくタイヤにも良くありませんし、タイヤの変形等で走行性能も気になります

 

燃費のためにも、折に触れての空気圧のチェックはしておきましょう。

 

余計な荷物は積まない

 

車というものは乗る人が1人増えても燃費が悪化するものです。

 

といっても、乗る人を減らすわけにはいきませんが、積んである荷物の中で必要のないものをおろすだけでも燃費は改善します。

 

キャディバッグは10キロ以上はありますし、車の中の荷物を整理すれば数十キロ軽くなる場合だってあるのです。

 

まとめ

 

セレナSハイブリッドは「ハイブリッド」の名前がついているので誤解されますが、あくまでマイルドハイブリッドです。

 

内容的にもハイブリッドよりはアイドリングストップに近いものですから過度に燃費改善を想像すると期待を裏切られるかもしれません。

 

それでもセレナSハイブリッドは26系でリッター10キロ、27系で11キロ程度は走ります。

 

これが「ハイブリッド」の名にふさわしい燃費かどうかはありますが、少し前のミニバンの燃費を考えれば立派な燃費だと思いますよ。

 

また、セレナはECOモードやエコドライブインジケーターのように燃費改善のための装備が標準で付いていますから、活用すべきです。

 

エコドライブのためのヒントもお示ししていますので、参考にしてください。

 

 

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