セレナe-POWERはエンジンで駆動用バッテリーを充電してバッテリーで走行するためバッテリー上がりは気になります。
セレナe-POWERのバッテリーが上がりやすいとは思わないのですがどうなのでしょう。
バッテリー上がりでセレナe-POWERが動かないと困りますからね。
「セレナe-POWERのエンジンがかからない時の原因や対処法は?」に書いたように、セレナe-POWERがバッテリー上がりでエンジンがかからないということはあるようです。
正確な統計はありませんが、セルモーターも回さずアイドリングストップの再起動にも使わないとはいえ、小さいせいかガソリン車よりバッテリー上がりが多いとさえ言います。
ここでは、そんなセレナe-POWERのバッテリー上がりやすいのか、またe-POWERのバッテリー上がりの原因や救援方法をチェックしておきましょう。
- セレナe-POWERのバッテリー上がりの原因
- バッテリー管理の重要性
- セレナe-POWERのバッテリー上がり時の緊急対応の方法
- バッテリー交換の必要性
目次
セレナe-POWERのバッテリーは上がりやすいのか?
「セレナe-POWERのバッテリー上がりやすいのか?」については、「そのような声は聞こえてこない」ということになります。
セレナe-POWERはバッテリーで稼働するので「バッテリー上がりを気にしている」方が多いようですが、この点については安心しても良いようです。
万が一、セレナe-POWERのバッテリー上がりやすいようだと間違いなくリコール対象になっていると思いますので。
ただ、セレナe-POWERのバッテリーが上がらないわけではないので、バッテリー上がりの原因を知っておいて救援方法をしっておいて損はないと思います。
具体的にみていきましょう。
セレナe-POWERのバッテリー上がりの原因
まず、セレナe-POWERのバッテリー上がりの原因として考えられることです。
- バッテリーの経年劣化
- ドライブレコーダーの駐車監視
- レーダー探知機のOBD接続の仕業
- 電装品の付けすぎ
- バッテリーに大きなダメージを与えてしまった
バッテリーの経年劣化
セレナe-POWERのバッテリー上がりというのは補機バッテリーのことですが、鉛バッテリーなので当然経年劣化はあります。
アイドリングストップ車の場合は2~3年と言われていますが、セレナe-POWERの場合はアイドリングストップの再起動に補機バッテリーは使いません。
このため、通常は2~5年が寿命ですが、きちんと使えば5年近く使える可能性は高いと言えます。
セレナe-POWERだってアイドリングストップしているじゃないかと言われそうですが、ePOWREの場合は駆動用バッテリーでモーターを回して始動しているのです。
ただ、それにしても使っているうちにどんなバッテリーでも劣化していき、回復させるすべはないのです。
ドライブレコーダーの駐車監視
最近ではドライブレコーダーが付いている車が多いのですが、この駐車監視が問題です。
走行中は発電をしているので問題ないのですが、停車中は内蔵バッテリーを使うものでない限りは車載のバッテリーの電力を使っているのです。
もちろんドライブレコーダー側でバッテリーが上がらないように監視し対応していますが、正常に動かない場合もありますし、正常でもバッテリーに負荷はかかります。
いずれにしても長い目で見ればバッテリーにとっていいことは無いわけです。
レーダー探知機のOBD接続の仕業
最近のレーダー探知機はOBD接続が可能で、接続することにより電源供給だけでなく車の各種情報をレーダー探知機の画面に映し出すことができます。
ただ、OBD接続の「電源端子」は基本的に常時電源なので、レーダー探知機の性能が悪いと常時電力を消費し続けるのです。
これが原因のバッテリー上がりはネットでは多数報告されているのです。
電装品の付けすぎ
セレナe-POWERに限らず、最近の車ではオートライトが標準装備ですし、e-POWERの場合は電気を食うオートスライドドアも標準装備です。
こうした電装品に加え、ナビは常時付いていますし、スマホその他でDC電源やUSB電源も結構な使用頻度です。
こうした過剰な電装品の使用がバッテリーに大きな負荷をかけているのです。
バッテリーに大きなダメージを与えてしまった
バッテリーは大きなダメージを受けると完全にはもとには戻りませんし、直ちにバッテリー上がりになる場合もあります。
最近のセレナePOWERはオートライトなのでライトの付け忘れはありませんは、例えばハザードランプの付け忘れは結構ダメージが大きいのです。
ハザードランプだと5~10時間でバッテリー上がりと言われており、私も経験がありますが、職場の駐車場に1日停めておいたら間違いなくバッテリーは上がっています。
セレナe-POWERのバッテリー上がりの救援方法
セレナe-POWERのバッテリー上がりの救援方法はいくつか考えられます。
- 他の車によるジャンプスタート
- ジャンプスターターによる始動
- 新しいバッテリーの装着
他の車によるジャンプスタート
ジャンプスタートというのは、他の車のバッテリーとブースターケーブルで接続してシステムを起動する方法です。
ブースターケーブルの「+」を自車のヒューズボックスの「+」端子、救援車のバッテリーの「+」端子につなぎます。
そしてブースターケーブルの「ー」を自車、救援車の「ー」につないでePOWERのスタートボタンを押すのです。
詳細は以下をご覧ください。
https://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/NAVIOM/NOTE_SPECIAL/E-POWER/1807/PG/he12j1-9e6dacbe-7d49-4abc-a593-42369d05f816.html
ちなみにハイブリッド車は他車の救援車にはなれませんし、ePOWERの車も然りです。
ePOWER車の救援の時はセルモーターを回す大電流は流れないので大丈夫な気もしますが、何かあったら大変ですのでやめておきましょう。
ジャンプスターターによる始動
世の中にはジャンプスターターというのがあって、エンジン始動時に流れる大電流も供給可能なものになっています。
このジャンプスターター、便利さの割には安価なものなので、一つ持っていてもいいかもしれません。
この製品なんかは税・送料込みで3,780円ととてつもなく安価です。
ePOWERの場合セルモーターは回さないのでこれだけの性能は不要かもしれませんが問題はないはずです。
ちなみにハイブリッド車は補機バッテリーをある程度充電しないとシステム起動できないのでジャンプスタアーターは使えないという話もあります。
ただ、この動画ではePOWERにジャンプスターターを使用しています。
新しいバッテリーの装着
バッテリーの劣化の場合は、仮にジャンプスタートで救援できても、その後の再始動はできない場合も多いことは覚えていた方がいいでしょう。
最近のバッテリーは突然、前触れもなく完全に死ぬことも多いからです。
それを考えれば、この際バッテリーを新品にするのが一番確実なのです。
まとめ:セレナe-POWERのバッテリーは上がりやすい?
セレナePOWERのバッテリー上がりは良く聞く話です。
しかも、セレナePOWERの場合はセルモーターを回さないので、ドライバーがバッテリーのへたりをあらかじめ感じ取るのが難しいのではないかとも思われます。
セレナePOWERの場合、バッテリー上がりの可能性がある要因のチェックも重要ですが、早めのバッテリー交換やブースターケーブルの携行は心がけたほうがよさそうです。
この記事を下記の通り箇条書きがまとめてみました。
- セレナe-POWERのバッテリー上がりは少ない
- 経年劣化はバッテリー上がりの主要因
- ドライブレコーダーがバッテリー消費を促進
- OBD接続は消費電力を増加させる
- 電装品の過剰使用はバッテリーに負担をかける
- 大きなダメージはバッテリー寿命を短くする
- ジャンプスタートで緊急対応可能
- 新バッテリー装着が最終解決
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