c26セレナをカスタム化するなら、エアロか足回りでしょう。
そして足回りをいじるならインチアップとツライチに辿り着くことでしょう。
ここではまず、c26セレナの18インチへのインチアップ&ツライチについて、17インチ19インチ、そして、実例も含めて考えてみましょう。
そのうえで、c26セレナの18インチ、また17インチ19インチでも、ツライチを考える時大事なオフセットもチェックしておきましょう。
目次
c26セレナの18、17、19インチへのインチアップ&ツライチ
まず、c26セレナの18インチへのインチアップ&ツライチについて、画像も踏まえて考えてみましょう。
併せて17インチ19インチのインチアップ&ツライチでどうなるかもチェックしておきましょう。
- 18インチへのインチアップ
- 17インチ、19インチへのインチアップ
- 18インチへのツライチインチアップ
- 17インチ、19インチへのツライチインチアップ
18インチへのインチアップ
c26セレナの純正タイヤ&ホイールサイズは普通は195/65R15で、ハイウエイスターGの2WDだけ195/60R16でした。
オプションですら16インチを装着可能だったのは無印ハイウェイスターの2WDまでだったのです。
ただ、c26セレナでもパフォーマンススペックは205/50ZR17を履いていますから、少なくとも17インチまでのカスタマイズなら大丈夫そうです。
c26セレナの場合、インチアップの限界は20インチですし、乗り心地も考えれば19インチが事実上の上限でしょう。
21インチになると175/30なんていう非現実的なタイヤしか選べなくなるからです。
20インチの場合は事例はいくつもありますが、225/30とか215/30なんていう極限の低扁平率タイヤを履くことになるのです。
これが18インチなら225/40くらいの乗り心地がそこそこ確保できるタイヤも選択できるのです。
では、肝心の見た目はどうでしょうか。
まず、セレナハイウェイスターGの16インチ車です
。
引用元:https://www.cockpit.co.jp/shop/55/diary/54222/
そして、これが18インチにインチアップしたものです。
引用元:https://www.cockpit.co.jp/shop/55/diary/54222/
同じ車なのでわかりやすいのですが、ホイールが大きくなってタイヤの黒い部分が薄くなっているのがわかると思います。
カスタム化の世界ではこれがカッコいいのです。
17インチ、19インチへのインチアップ
では、c26セレナの17インチ、19インチへのインチアップです。
17インチへのインチアップ
c26セレナの17インチへのインチアップは難しくありません。
コンプリートカーのパフォーマンススペックでは205/50ZR17を履いているからです。
履くとしたらこのサイズ、205/50か225/45あたりでしょう。
社外品を使った仕上がりはこんな感じになります。
引用元:https://www.goo-net.com/pit/shop/4201937/blog/361224
ホイール幅は7J、タイヤサイズは205/50R17、オフセット+47ですから、標準的なところでしょう。
16インチと比べると、扁平率が10%も小さくなっていますから、見た目はかなりスポーティになっています。
19インチへのインチアップ
一方19インチは現実的なインチアップのほぼ限界です。
タイヤは215/35、あるいは225/35あたりでしょうか。
仕上がりはこんな感じです。
引用元:https://minkara.carview.co.jp/userid/2343508/car/1835699/4495165/note.aspx
フェンダーとの干渉を考えてタイヤはを225から215に変えてあるそうで、ツライチよりは少し引っ込んでいます。
扁平率は35でしょうから、ホイールの大きさとタイヤの薄さが際立ちます。
18インチへのツライチインチアップ
今度はc26セレナの18インチへのインチアップにあわせたツライチです。
ツライチというのはフェンダーなどのボディの外側とタイヤとホイールの表面が、同じ平面上にあることを言います。
普通の車の場合はタイヤの位置は、ボディの端から数センチ内側に引っこんでいます。
これは、外側に出しすぎるとフェンダーに干渉したりして危険なのに加え法規制もあるからです。
ホイールはボディと同一平面より内側、タイヤは10mmほど外に出ててもいいのですが、12時の位置から前30度・後ろ50度は、タイヤもはみ出してはいけないのです。
ツライチのメリットは、トレッドが広がることによるコーナーでの走破力の向上もありますが、何より大事なのはカッコよさです。
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引用元:https://www.craft-web.co.jp/blogs/chiryu/%E5%A4%A7%E4%BA%BA%E6%B0%97work%E3%83%9B%E3%82%A4%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%82%E4%BB%8A%E5%9B%9E%E3%81%AFc26%E3%82%BB%E3%83%AC%E3%83%8A%E3%82%92%E3%83%84%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%81%E7%8B%99%E3%81%84/
215/45R18を履いているようですが、後輪までしっかりツライチにして迫力がありますね。
17インチ、19インチへのツライチインチアップ
c26セレナの17インチ、19インチのツライチインチアップの実例も紹介しておきましょう。
17インチへのツライチインチアップ
まず17インチの実例です。
引用元:https://www.craft-web.co.jp/blogs/atsugi/2617-2/
前輪と後輪の拡大画像をみても、完全なツライチで、車検も大丈夫そうなことがわかります。
出し方が少しおとなしいのは、ホイールのスポークが盛り上がるタイプだからでしょうが、そのぶん迫力はあります。
ホイールのデザインのせいかリム幅は7Jとインチアップツライチにしては細目で、タイヤサイズはわかりませんが、205/50あたりでしょうか。
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引用元:https://www.craft-web.co.jp/blogs/atsugi/2617-2/
19インチへのツライチインチアップ
次に19インチの実例です。
引用元:https://www.craft-web.co.jp/blogs/sagamihara/_62/
これも拡大画像を紹介します。
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引用元:https://www.craft-web.co.jp/blogs/sagamihara/_62/
タイヤは215/35と想定内ですが、リム幅は前輪が7.5J、後輪は8.0Jと変えてあるようです。
リアは深リム仕様だそうで、気を付けてみれば前輪との違いがはっきりとわかりますね。
c26セレナの18インチ、17、19インチでのツライチとオフセット
c26セレナの18インチ、あるいは17インチ、19インチでのツライチを行う時にはリム幅とタイヤサイズ、オフセットが大事です。
オフセットは最近ではインセットといってハブとホイールの取り付け位置が中心線よりどれだけ外側にあるかという数値です。
このためインセットが小さいほどタイヤは外側に出ていきます。
引用元:https://www.superstar-wheel.com/guide/guide.html
この画像を見ると直感的に理解できると思いますがリム幅が大きくなったら半分が内側に、半分が外側に広がることがわかりますし、タイヤサイズも同様です。
では、実際にオフセットをどうすればいいかを考えていきましょう。
車にはキャンパー角というのがあってタイヤは車に対してまっすぐに付いているわけではありません。
このため、リム幅によってツライチの計算は微妙に変わってくるのですが、ここでは理論値で一律に考えていきます。
また、ホイールのリム等がリム幅の外側に出ている場合はこの試算は成り立たないこともご理解いただけると思います。
まず、フロントタイヤですが、IC値は標準タイヤを使用した側の最内側面でプラスならOK、BT値は車体外側からの距離でマイナスならOKです。
オフセット | リム幅 | タイヤ幅 | IC値 | BT値 |
---|---|---|---|---|
+35 | 8J | 235mm | -10mm | -2.5mm |
+30 | 7.5J | 225mm | 0mm | -2.5mm |
+30 | 8J | 235mm | -5mm | 2.5mm |
+25 | 7J | 215mm | 10mm | -2.5mm |
+25 | 7.5J | 225mm | 5mm | 2.5mm |
これをみると、18インチならリム7Jで215/40R18としてオフセット+25なら大丈夫そうです。
また、リム7.5Jで225/40R18、オフセット+30でもいけそうですし、タイヤサイズはこちらのほうがいいかもしれません。
オフセット | リム幅 | タイヤ幅 | IC値 | BT値 |
---|---|---|---|---|
+40 | 8J | 235mm | -15mm | -5mm |
+35 | 7.5J | 225mm | -5mm | -5mm |
+35 | 8J | 235mm | -10mm | 0mm |
+30 | 7J | 215mm | 5mm | -5mm |
+30 | 7.5J | 225mm | 0mm | 0mm |
+30 | 8J | 235mm | -5mm | 5mm |
+25 | 7J | 215mm | 10mm | 0mm |
+25 | 7.5J | 225mm | 5mm | 5mm |
+25 | 8J | 235mm | 0mm | 10mm |
18インチなら、フロントと同じ215/40R18ならオフセット+25といったところでしょうか。
フロントが225/40R18ならリアはオフセット+30でいけそうですね。
普通はリアを外側に出す方が難しいのですが、セレナの場合は同じオフセットでいけますので、タイヤローテーションも平気です。
あとは前輪にスペーサーを入れて完全なツライチにするかどうかでしょうか。
ただ、ネットでは+45程度のオフセットという情報もあります。
純正が+45なので、それではツライチにならない気もしますが、いずれにしても実際に装着するところとご相談ください。
まとめ
c26セレナの18インチ、17インチ19インチへのインチアップとツライチの話をしてきました。
オフセットもお示ししましたが、これはあくまで理論値でキャンパー角まで細かに考慮しているわけではありません。
ツライチというのは微妙なセッティングが絶対に必要です。
整備工場やショップとしっかり相談すべきで、くれぐれもこの情報だけでネットで買うなんてことはしないでくださいね、あくまでも目安ですから。
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