セレナe-powerは完全にモーターのみで動くだけでなく、いろんな省エネ技術が投入されています。
その中でも燃費改善に効果のあるテクノロジーが回生ブレーキです。
ここでは、まずセレナe-POWERの燃費を良くする運転の仕方を説明します。
あわせて、これがSハイブリッドも共通なのかもチェックしていきましょう。
目次
セレナe-powerの燃費を良くする運転の仕方
ここでは、セレナe-powerの燃費を良くする運転走り方のポイントである回生ブレーキの仕組みを解説し、燃費を良くする運転の仕方を説明していきましょう。
- セレナe-powerの回生ブレーキの仕組み
- セレナe-powerの回生ブレーキを活用した燃費を良くする運転の仕方
セレナe-powerの回生ブレーキの仕組み
- セレナe-powerの回生ブレーキは転に関連した特徴は以下のとおりです。
引用元:https://bbs.kakaku.com/bbs/K0000920633/SortID=20716764/ImageID=2712443/
セレナe-powerはモーターで直接駆動輪をドライブする仕組みになっています。
このため、回生ブレーキもアクセルを緩めると直ちに作動し始めます。
駆動輪の回転をモーターで発電用に使うことによって、通常のブレーキやエンジンブレーキよりも強力な制動力と電気を得ることができるのです。
ただ、セレナe-powerのバッテリーは電気自動車に比べると随分小さいもので、長い下り坂なんかだとすぐにオーバーフローしてしまいます。
その場合は画像右側のように発電機をモーターにしてエンジンを回すことによってエネルギーを消費し、回生時と同様の制動力を得る仕組みになっているのです。
セレナe-powerの場合はワンペダルで、アクセル一つで加減速を強力に行えるので、回生ブレーキによる、より積極的な電気の回収が可能なのです。
プリウスなんかは「回生協調ブレーキ」といってブレーキペダルを踏むことによって油圧ブレーキによる制動力と回生による制動力を協調させます。
セレナe-powerの場合にはブレーキペダルで制御するのではなく、あくまでもアクセルペダルを戻すことで回生ブレーキが作動するのです。
ちなみに、セレナe-powerのワンペダルが嫌いな場合などでデフォルトの「e-POWER Drive」ではなく「NORMALモード」にしている場合は回生ブレーキは作動しません。
セレナe-powerの回生ブレーキを活用した燃費を良くする運転の仕方
セレナe-powerのこうした特性を活かすためには、この車の減速をできるだけ回生ブレーキ=ワンペダルだけで行い、なるべくブレーキを使わないことです。
ブレーキを使った場合はブレーキパッドが減って熱エネルギーに変換されるだけで、燃費には何の寄与もしないのです。
セレナe-powerの場合はワンペダルで停車まで持っていけますから安全性を確保したうえで、積極的にワンペダルを活用することが燃費向上につながるのです。
回生ブレーキをうまく使ってセレナe-powerの燃費を改善
セレナe-powerを含め、ハイブリッド車が燃費がいいのは、エンジンが発電専用もしくは発電効率がいいようにチューニングされているからです。
それに加えて、通常なら捨てている、あるいは余分なエネルギーを回生してバッテリーに貯めて走行に活用しているのです。
セレナe-powerに効率よく発電させ、電気を効率よく使うのは「セレナe-POWER運転のコツ!燃費を良くする電気自動車の特性とは?」をご覧ください。
ここでは、もっぱら長距離運転における回生ブレーキの活用についてポイントをいくつか説明していきます。
- 坂道、停車はできるだけ回生ブレーキを活用する
- 急制動は行わない
- 走行中も回生ブレーキで電気を回収する
坂道、停車はできるだけ回生ブレーキを活用する
運転中には、峠道や緩やかなアップダウンンは何度も訪れますし、信号などでの停車の機会も多いと思います。
もちろんなだらかな道をノンストップで走る方が燃費はいいのですが、普通のガソリン車では何もできないこんなシチュエーションこそe-powerにとってはチャンスです。
貪欲に回生ブレーキを活用してバッテリーに電気をため込みましょう。
急制動は行わない
エコ運転を言うならe-powerでは急制動はしないことです。
回生ブレーキを使って穏やかに停まれば、安全面でのメリットに加え、電気がしっかり回収でき、省エネにもつながります。
ただ、e-powerの場合は回生ブレーキが比較的強力に効くので大丈夫だと思いますが、車の流れを無視した自分だけの省エネ運転だけはやめましょう。
ハイブリッドのドライバーの一部にありがちな行動なのですが、周りはとてもイライラしますし、交通渋滞を誘発し、大きな目で見れば省エネにも逆行するからです。
走行中も回生ブレーキで電気を回収する
セレナe-powerの場合、バッテリーに余裕があればエンジンが停止し、バッテリーの電力だけで走ることができます。
長距離運転の場合は郊外走行が多いでしょうから、アクセルを適度にオン・オフするように運転すれば、勝手にエンジンも停止します。
また、回生ブレーキは減速時だけ作動するものではありませんから、こうした運転をすれば、適度に回生ブレーキでエネルギーを回収することもできます。
このような運転を心がければ、エンジンが発電した電力を最大限有効に活用できるのです。
燃費を良くする運転の仕方Sハイブリッドも共通?
ここでは、Sハイブリッドの仕組みを簡単に説明し、燃費を良くする運転の仕方はセレナe-powerと共通するのかをチェックしていきます
- Sハイブリッドの仕組みを簡単に説明
- Sハイブリッドの燃費を良くする運転の仕方はセレナe-powerと共通するのか
Sハイブリッドの仕組みを簡単に説明
引用元:https://www.nissan-global.com/JP/TECHNOLOGY/OVERVIEW/shybrid.html
Sハイブリッドはブレーキを踏んだ時にECOモーターで発電しバッテリーを充電します。
それだけでなく、アクセルペダルから足を離して惰性走行中もバッテリーを充電します。
この電気をアイドリングストップ時の電装品の給電に使いアイドリングストップ時間を長くするのと、発進加速時に1秒間だけトルクアシストするのです。
バッテリーが小さいのでできることは限られていますが、アイドリングストップ時間が伸びると確実に燃費は改善します。
また、発進時は一番ガソリンを消費しますから、ここでの1秒のトルクアシストも効いてくるのです。
Sハイブリッドの燃費を良くする運転の仕方はセレナe-powerと共通するのか
セレナe-powerでは「坂道、停車はできるだけ回生ブレーキを活用する」「急制動は行わない」「走行中も回生ブレーキで電気を回収する」がポイントと申し上げました。
このe-powerの燃費を良くする運転の仕方れは、基本的にはSハイブリッドにもあてはまります。
ただ、Sハイブリッドの場合バッテリ容量が少なく電気を使うのが停車時と発進時に限られていることは認識する必要があります。
このため、停車時にバッテリーが満タンになるように停車に向けた回生ブレーキの活用が大きなポイントです。
エネルギー回生機能でバッテリーを充電しているときには「S-HYBRID表示灯」が点灯しますからしっかり活用しましょう。
また、「走行中も回生ブレーキで電気を回収する」というのは電気の回生という点では効果は薄いのですが、アクセルを離すとガソリン供給は止まり、大きく燃費は改善します。
また、下り坂については、できるだけアクセルブレーキを活用することによって電気回収とガソリン消費低減を実現しましょう。
まとめ
セレナe-POWERのワンペダルは、アクセルだけで安全かつ効果的に加減速できるという大きなメリットがあります。
加えて、アクセルオフで、またアクセルの戻し方一つで意のままに回生ブレーキが操れるという大きなアドバンテージもあるのです。
これは、制動力だけでなく燃費向上にも大きな武器になると思います。
特に回生ブレーキの活躍の機会が多いと思われる長距離運転、遠乗りならなおさらです。
ぜひ、効果的なワンペダル=回生ブレーキの操作方法を会得してください。
また、バッテリーは小さく燃費低減効果は小さいとはいえSハイブリッド車も回生システムを備えています。
このSハイブリッドの燃費を良くする運転の仕方はセレナe-powerと共通するところが多いので、こちらも回生システムをしっかりと活用しましょう。
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